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陸山会事件:小沢元代表側が異議申立書を東京地裁に提出

民主党の小沢一郎元代表=東京都千代田区永田町の衆院第2議員会館で2011年10月6日、森田剛史撮影
民主党の小沢一郎元代表=東京都千代田区永田町の衆院第2議員会館で2011年10月6日、森田剛史撮影

 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の弁護側は12日、「検察官役の指定弁護士の冒頭陳述に証拠に基づかない意見や評価が含まれており裁判官に予断と偏見を与える」として、一部削除を求める異議申立書を東京地裁に提出した。

 指定弁護士は初公判(6日)の際の冒頭陳述で、陸山会の土地購入のために元代表が提供した4億円の由来を「東京地検特捜部の聴取に対する説明も一貫性、合理性を欠き、今に至っても明確に説明していない」と指摘した。

 元代表の供述調書は証拠請求されておらず、弁護側は「証拠に基づかない意見、評価だ」としている。【和田武士】

毎日新聞 2011年10月12日 19時15分(最終更新 10月13日 0時22分)

 

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