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経済・IT
海外スマホ台頭で国内メーカー危機感
KDDI“転身”
KDDIの“転身”に象徴されるように、スマホのメーカー別シェアは海外メーカーが上位を占める。市場調査会社BCNによると上位5社のうち3社が海外勢。機種別の1位は韓国サムスン電子製の「ギャラクシーSII」、2位は「アイフォーン4」、3位は英ソニー・エリクソン製の「エクスペリア・アクロ」で、6位までが海外勢だ。
NTTドコモも、次世代高速通信「LTE」に対応したサムスン製の端末など4機種を10月中旬に発表する予定。富士通東芝モバイルなど国内製品も投入されるが、「どうしても脇役になる」(ドコモの幹部)。
一方、ソフトバンクモバイルは9月の冬モデル発表会でシャープやパナソニックなど国内製品をアピールした。ただ、アイフォーンだけに依存する経営戦略の転換を迫られるなかで、中国メーカーのファーウェイやZTE製品の投入も進めるなど、「暗中模索している」(業界関係者)との見方も強い。
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