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【社会】

基準の最大47倍の放射線 九電、ガラス固化体

2011年10月13日 14時23分

 英国から返還され、9月に日本原燃(青森県六ケ所村)に運び込まれた金属製の容器に入れられた高レベル放射性廃棄物のガラス固化体。

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 九州電力が日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(青森県六ケ所村)に搬入した高レベル放射性廃棄物のガラス固化体28本のうち3本の表面から、施設の受け入れ基準の最大47倍の放射線量が測定されていたことが13日、分かった。

 九電によると、外部への放射能漏れはない。再処理先の英国を出発した際の検査では基準を下回っており、日本原燃が原因を調べている。

 海外で再処理され、センターに持ち込まれたガラス固化体から基準を上回る放射線量が確認されたのは初。

 ガラス固化体は使用済み核燃料を英国で再処理した際に発生したもので、九電分の28本は9月15日に搬入された。

(共同)
 

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