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青年がアザラシのタマちゃんと友達になるため荒川に飛び込み大騒動に!


先日、埼玉県志木市を流れる荒川にアザラシが現れた。その愛くるしい姿を一目見ようと多くの見物客が訪れ、現在荒川の河川敷が異常な盛り上がりをみせている。放射能汚染など沈んだニュースが多い中、このような心休まるニュースを誰もが求めていたということなのかもしれない。

2003年の夏にも、同じように荒川にアザラシが現れ、『タマちゃん』と名づけられて大人気になったことがある。当時も川べりにはたくさんのファンが集い『タマちゃんを見守る会』や『タマちゃんを想う会』などの多数の団体ができ、市役所から住民票が与えられるほどのフィーバーぶりであった。

そんな中、タマちゃんと友達になって一緒に泳ぎたいという青年が現れた。彼は『ナベケン』と名乗り、アザラシの顔を描いた自作の水泳帽をかぶり、ライフジャケットを着用して荒川に飛び込んだ。そして満面の笑みでタマちゃんの元へと泳いでいったのだ。

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それを見て大激怒したのが『タマちゃんを見守る会』のメンバーたちである。50代から70代の男たちがすぐに彼の元へと駆け寄り、缶や石などを投げつけながら 「バカヤロウ!常識考えろ!」 「タマちゃん逃げちゃうだろ!」 「上がってこい!オマエ頭おかしいぞ!」 などと罵声を浴びせた。

たまらず川から上がったナベケンだったが、男たちの怒りは収まらず 「警察に連絡する!」 「学校と住所を教えろ!」 「一晩警察で過ごして頭冷やせ!」などヒートアップした。

あまりの激高ぶりと、一方的に罵る彼らの対処に困り、仕方なく河川の管理を管轄する国土交通省に電話連絡し、川での遊泳について確認してみたところ、意外な答えが返ってきた。

「遊泳の許可は必要無い。個人の判断と責任において自由に泳いでかまわない。」というのだ。とはいっても、水質面での問題や、多くの危険もあるため、泳ぐ人は稀であるとのことであった。

「いつかみんなが安心して泳げるようなきれいな川になるといいですね」と伝えて電話を切り、さっそくそのことを『タマちゃんを見守る会』の男たちに伝えるナベケン。すると、男たちは顔を見合わせて慌てはじめた。そして、手のひらを返したように急に優しくなり、「キミの体が心配だったから助けたんだ!」「川は危ないから泳がない方がいいよ!」などと言い出し、事態はなんとか丸く収まった。

今後もアザラシ人気が過熱すれば、このようなことが再び起こることも考えられるだろう。いくらアザラシが可愛いからといって、軽い気持ちで川に飛び込まぬよう、くれぐれも注意していただきたい。せっかくの明るいニュースが暗いニュースになってしまわぬように……。

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ピョコタン」が執筆しました。[リンク]
ピョコタンという名前でクソったマンガをかいております。

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