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院長Blog(プライベート)

名古屋市中区にて皮膚科・美容外科を診療する「皮ふ科SSクリニック」の院長Blogです。

ドクターに見て欲しいブログ

あることを検索していてたらたまたま個人クリニックのブログにたどり着きました。
 
「リー湘南クリニック」
 
このクリニックの特徴はEBM(Evidence-based medicine) 科学的根拠に基づいた診療方針を選択すること。李先生は証明医療と翻訳しています。

 
なるほどな~と感心する内容に溢れています。
EBM を無作為対照化試験( Randomized Controlled Trial )で立証された医療のみに
限局しすぎているような感もありますが・・・。
 
ちなみに、無作為対照化試験をウィキペディアで検索すると、
 
新薬や新しい治療法について、その効果を検証する場合、いくつかの問題が発生する。新薬は既存の薬品よりも効果があるのか、またはその効果はプラシーボ効果で はないのか、病気が特定の症状・進行度(ステージ)にある群が意図的に抽出されているのではないか、などである。このため、ランダムに被験者群を処置群 (新薬を投与した群:治験群)と、比較対照群(既存の治療薬群、およびプラシーボ群)に分け、効果を測定する。現在もっとも一般的に用いられている薬剤・ 治療の効果証明方法。
 
ご存知のように私は皮膚科と美容外科を標榜しています。
美容外科の領域では毎年のように手を変え品を変え人目を引く治療が登場します。
 
こんなのほんとに効くのかな~? 根拠あるのかな~? と思うことが多々あります。
私が以前より懐疑的なのが高濃度ビタミンC療法なるものです。
 
李先生は諭します。
「高濃度ビタミン C点滴を喧伝しているクリニックはインチキですから、一事が万事、近づかないこと。」
 
興味がある人はリー湘南クリニックの院長ブログ「異端医師の独り言」を覗いてください。
カテゴリ別アーカイブで「証明医療ニセ科学」の項があります。
 
ドクターのかたは是非読まれるとよいと思います。
「異端医師の独り言」で検索するとヒットします。
 
追記
李先生
先生のブログを紹介することを快く引き受けてくださりありがとうございます。
美容の世界は無知蒙昧な輩が跋扈する怪しげな世界です。
効果がない治療をさも効果があるように宣伝するインチキが日常的に行われています。
確信犯でしているのか、頭が悪すぎてメーカーに取り込まれて効果があると本気で信じているのか?自分のブログでは本音で語りたいと思っています。

恋するバルセロナ

「美の巨人たち」をよく見ます。
 
テレビ東京 土曜日夜10時からの番組です。
世界中の芸術作品を見ることができます。芸術の秋にはもってこいの作品です。
 
9月17日はサグラダ・ファミリアが特集されていました。
ガウディの生涯を辿りながら、作品に込められたメッセージを聴く事ができました。
 
5年前に訪れたバルセロナが無性に恋しくなりました。
久しぶりに昔の写真を整理しました。
 
生で見上げるサグラダ・ファミリアは圧巻でした。

 
サグラダ・ファミリアから見下ろすバルセロナの景色。

 
ガウディ作品で有名なグエル公園。この公園は映画のロケでよく使われますね。
大好きな映画「スパニッシュ・アパートメント L’Auberge espagnole」もここが舞台でした。

 
バルセロナを歩き回りました。地中海です。

 
またまたガウディ作品、グエル邸の前で。
サングラス似合いませんね。おでこ光ってませんか?

 
歩きすぎて足が棒になりました。
ピカソ美術館もよかったかな?あまり記憶が定かではないのです。
 
一人旅だったので少しホームシックに・・・。
 
お腹がすいたので賑わっているバルへ。英語が通じなくて大変でした。
 
1~10までの数字とビール、ワインのスペイン語だけは予習して行きました。
この作戦が大成功。なんとかなりました。
 
見てください。このタパス料理のボリューム。
アンチョビが大きくて感動するくらいの美味しさでした。この味は忘れられないです。

 
ランブラス通りをちょっと入るとサンジョセップ市場があります。
私はフルーツ大好きですが、その種類に圧倒されました。

 
開業するとなかなか海外へいく時間がとりにくいです。
でもバルセロナだけはもう一度行きたいですね。オラ!

恋する静物

名古屋ボストン美術館に行ってきました。
 
静物画の世界です。
 

 
はて、りんごさんの想いとは?

 
絵はよかったです。しかし、レモンさんのこころが・・・。

 
りんごの想い、レモンのこころ。どちらもよく分かりませんでした。
 
女性のこころも理解するのが不得手です。秋ですね。

日本経済新聞 私の履歴書、シネマ万華鏡

ガラにもなく日本経済新聞を購読しています。
 
株のこと、まったく分かりましぇ~ん。
 
必ず読むのは朝刊文化欄の「私の履歴書」と金曜日夕刊の「シネマ万華鏡」です。
 
「私の履歴書」では大企業会長、アーティストなど様々な分野で活躍している人の半生を読むことが出来ます。
 
最近では元伊藤忠商事会長の室伏 稔さんが寄稿しています。
下手な小説よりよっぽど面白いですよ。人生はまさに小説より奇なり。
 
日本経済新聞  2011年9月18日朝刊より

 
室伏さんの上司であった瀬島龍三さんのことがしばしば語られます。
フジテレビ開局50周年記念番組「不毛地帯」の中で主演の唐沢寿明さんが演じた
壱岐正元のモデルとなった人です。
 
いすゞとフォードの提携交渉のくだりは読んでいて思わず引き込まれてしまいます。
瀬島さんの口癖は「用意周到、準備万端、先手必勝」だったそうです。
 
戦後日本を牽引したのは優秀な官僚と商社マンですね。
この時代の商社マンの働きぶりは半端ではないです。
 
若くしてお亡くなりになった人も多いようです。
その努力の上に成り立った日本の繁栄という遺産ををただ私たちは食い潰しているだけなのでしょうか?
 
金曜日夕刊の「シネマ万華鏡」もよいです。
わりと辛口の評価です。★4つはかなり期待できる映画です。
 
★4つのデンマーク映画「未来を生きる君たちへ」
 
ずっと気になっていた映画です。
時間の都合でなかなかいけなかったですが、外来が早く終わった日にタクシーに飛び乗ってパルコ 8階センチュリー劇場で見てきました。
 
問題を抱える2つの家族が舞台です。
赦しと復讐、善と悪、生と死、愛と憎しみ、これらのはざまで揺れ動く心を時に暖かい目で
撮影された映画でした。心の闇を表現した子役たちの演技もよかった。
 
ミカエル・パーシュブラント(医師アントン役)の狂おしいほどに切ない演技は心臓をえぐられるような思いでした。あの遠くを見る眼差しの向こうには何が映っているのでしょう?
 
DVDになったら是非みなさんに見てほしい映画です。

癒しの本

漫画家たかぎなおこさんが書かれるコミックが大好きです。
 
友人の部屋で読んでからその独特の画風のファンになりました。
いろいろなシリーズを購入しました。
 
そのなかのイチオシ。愛しのローカルごはん旅

 
日本は広いな~。
まだ食べたことがないご当地グルメがこんなにあるんだ、と感心しきりです。
 
この本の中で滋賀県ローカルグルメのサラダパンが紹介されていました。
ずっと興味を抱いていました。
 
友人が滋賀県の友人からもらったものをおすそわけ。
ついにゲット。サラダパン。

 
コッペパンの中にマヨネーズであえた千切りたくあんが入っています。

 
たくあんの塩味とコッペパンが微妙にマッチして味わい深いお味です。
1951年創業以来作り続けているロングセラー商品だそうです。
 
マヨネーズ&魚肉ソーセージのサンドイッチ。なつかしい味でした。

 
私の友人たちは食いしん坊系が多いのです。
いつもいろんな食べ物をおすそ分けしてもらいます。
 
加山雄三さん風に表現するならば、ぼくは幸せだなぁ~。


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