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まちづくり・都市計画

公共施設での外国語表記について

平成23年09月受付

  先日、子どもと一緒に「少年科学文化会館」に行った際に目についたのですが、ハングルの副表記がありました。世界共通語である英語で副表記というのならわかりますが、ハングルは特殊=一部の国の人しか分からない言葉のみで副表記するのはおかしいのではないでしょうか?
福岡市の観光施設や商業施設では、観光客用に、英語、中国語、ハングルで副表記されいます。これは、地理的にも中国、韓国からの旅行者が多いと思われるのですが、「少年科学文化会館」は
観光用施設でもなく、また、観光用も兼ねているというのであれば、世界共通語で多くの国の方々が理解できる英語を副表記にするのが、一般的だと思います。
また、「あいれふ」にあるウエルネス・レストラン。そこにある説明文は日本語とハングル。そして「韓国料理コーナー」までありました。こちらは”観光用”だとは言えない施設だと思いますが、どうしてハングル表記が必要なのでしょうか?
なぜ、こういう観光用ではないと思われる公共の施設の副表記をハングルのみにしているか今後も英語ではなくハングルのみで副表記する予定なのかも合わせてご回答お願いします。福岡市としては、標識などについては、今後も4か国語表記を継続する予定なのかもお聞かせ下さい。


お答えします

 福岡市は『外国人への情報提供の手引き』(平成16年策定、21年改訂)を作成し、全市的に統一性のある分かりやすい外国人への情報提供を目指しています。
  外国人への情報提供の手引き 
 ご質問の標識などについては、「なるべく4か国語表記を目指すことは継続しますが、設置場所のスペースなどの制限がある場合には、少なくとも、日本語と英語の併記を行います」という方針をとっています。
 しかしながら、この方針が絶対というわけではなく、施設によっては、特定の国の外国人の方が多く利用されているなど、実情にあった対応をしていただくものと考えています。
 少年科学文化会館では、今から、8~9年ほど前に、韓国の観光客(団体・小中学校の社会科見学)の来館が非常に多くなったことがありました。
 当会館の施設は、大多数が体験型で、ほとんどが手で触れるものとなっていますが、当時、韓国からのお客様は、展示物自体やその操作方法が分からないまま使用され、展示物や体験施設が破損することが多く発生しました。
 これらの修理や機器の調整に経費が多くかかるため、破損事故を未然に防ぐ目的で、必要最小限の展示物の名称・目的のみをハングル表記したものであります。
 当初の目的が韓国からのお客様への注意喚起でありましたので、ハングル文字で副表記しておりますが、現在の展示物等は、リニューアルを考える時期になっておりますので、今後の更新時には外国語の副表記も考慮してまいります。
 また、あいれふ2階のウエルネスレストランは、料理モデルを使って食事バランスのチェックができるようになっております。ウエルネスレストランでは、韓国の大学等からの見学者もあり、また平成21年が福岡市・釜山広域市友好交流20周年であったことから、平成21年度に日本人になじみのある韓国料理の料理モデルを製作し韓国料理コーナーを設置し、韓国からの見学者への配慮から料理名や利用方法について日本語に加えてハングルで表記をしているものでございます。 

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