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2011年10月13日12時50分

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児童は迂回して通学、高線量測定の歩道 東京・世田谷

写真:世田谷区から委託を受け、放射線量を再測定する作業員=13日午前10時9分、東京都世田谷区、金川雄策撮影拡大世田谷区から委託を受け、放射線量を再測定する作業員=13日午前10時9分、東京都世田谷区、金川雄策撮影

写真:高い放射線量が測定された現場周辺で、児童の通学に付きそう保護者ら=13日午前7時49分、東京都世田谷区、金川雄策撮影拡大高い放射線量が測定された現場周辺で、児童の通学に付きそう保護者ら=13日午前7時49分、東京都世田谷区、金川雄策撮影

 東京都世田谷区弦巻5丁目の歩道の一部で毎時2.7マイクロシーベルトの放射線量が測定されたことを受け、この歩道を通学路としていた小学校は13日朝、100メートルほど離れた道で児童を通学させるなどの対応をとった。区が業者に頼んで改めて測定したところ、高さ1メートル付近で一時的に毎時3.35マイクロシーベルトを検出した。精査したデータを13日中にも発表する。

 歩道から半径約500メートルの範囲には区立の小学校、保育園、幼稚園が点在する。小学校では40〜50人の児童がこの道を通って登下校していたが、13日は教職員や区教委職員らが歩道に近づかないよう誘導した。

 区によると、区内の小中学校を今夏測定したところ、放射線量は高くても毎時0.1マイクロシーベルト程度で、この歩道で高い線量が出た理由は分かっていない。文部科学省が屋外活動を制限する目安とした毎時3.8マイクロシーベルトよりは低く、区は「歩道を通っても健康に影響はない」としているが、「原因究明と除染が終わるまで、通学路から外す」という。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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