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【社会】

牛丼店の強盗、9割「すき家」 警察、異例の防犯強化要請

2011年10月13日 10時12分

 ゼンショーが展開する「すき家」=ことし6月、東京都内

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 今年1〜9月、全国の牛丼チェーン店での強盗事件は未遂を含め71件発生し、うち約9割の63件が「すき家」で起きていたことが13日、警察庁の調査で分かった。同庁は「防犯対策を求めてきたが改善されていない」として、すき家を展開する「ゼンショー」の責任者を同庁に呼び、防犯体制強化を文書で要請した。

 警察庁が民間の一企業にこのような要請をするのは異例。警察庁は、すき家が狙われる要因を(1)夜間はアルバイト1人(2)店内に多額の現金を保管(3)レジが出入り口直近に1台のみの店が多い―などと分析。店員が多くレジが分散している「吉野家」は今年の被害は6件で、券売機がある「松屋」は被害がないという。

(共同)
 

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