福島のコメ、全域で出荷可能に 県知事が安全宣言 (10/12 22:20)


 福島県は12日、県内48市町村でことし作付けされた一般米の放射性物質の本調査を終え、1174地点全ての検体で放射性セシウムの量が国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。この日に結果が出た二本松市と三春町を含め、48市町村の全域で出荷可能となった。
 佐藤雄平知事は記者会見し「コメの安全性が確認され安堵している。農家も自信を持って農産物を作ってほしい。私がトップセールスをして、首都圏を中心に、安全性とおいしさを強調したい」と安全宣言した。
 県内は59市町村あるが、残りの11市町村は第1原発周辺に位置していることなどから作付けしていない。

このほかの記事

    ロード中 関連記事を取得中...