線量測定のデータ、信頼できる情報をもとに、首都圏の放射能汚染に関する安全情報を提供しています。
放射線、放射能汚染に関する疑問にお答えしています。 放射線の基礎知識についての説明もあります。 東京都の放射線量率の値は現在低いレベルです。(0.0583μSv/h(マイクロシーベルト毎時)) 東京都の放射線量率のデータは3/22の21:00の0.155μSv/hをピークに減少し4/24からはほぼ横ばい状態でしたが、一雨ごとにわずかずつですが減少しています。 大気中への放射性物質の飛散は認められません。 (東京都のデータしか確認していませんが近隣の県も同じレベルと推測されます。) 首都圏各地の放射線量率の詳細はこちらでご確認ください。 下のトピック、随時更新していますので、合わせてご覧ください。 新しい記事はタイトルをオレンジにしています。 ★逃げた方が放射線を浴びる 私は今ハワイに来ていますが、日本から脱出して放射線のリスクから開放されるかというと、そんなことはありません。 飛行機に乗ると高度にもよりますが、約5μSv/h(毎時5μシーベルト)の放射線(宇宙線)を浴びます。これは首都圏の自然放射線の平均値の約100倍です。往復で14時間飛行機に乗るので、70μSv被曝することになります。 今回の原発事故で日本にいた外国人で母国に帰ってしまった方もいますが、多くの方は日本に留まるより多くの放射線を浴びてしまったことでしょう。 また、自然放射線の量はその土地によって違います。日本国内でも関西などでは平常値が首都圏の2倍くらいの場所もあります。放射線を逃れて首都圏を脱出したつもりが、放射線量がより高いところへ行ってしまった可能性もあります。 飛行機も、自然放射線の地域差も普段なら全く気にしない許容範囲ですね。今首都圏の放射線量は平常時より若干高めですが、誤差範囲に収まるレベルだと思います。 ところで、ハワイは紫外線が強いですが、実は紫外線も広い意味では放射線で、DNAを傷つけます。 私は日本にいるときより、放射線をいっぱい浴びていることは間違いありません。 ★長袖は何のため? 福島県の中学校で長袖の着用が勧められているそうですが、何のためでしょう? 放射線の被曝を防ぐためというのであれば、効果は期待できません。放射能汚染を防ぐためとしても、現状では必要ないのではないでしょうか。 今はセシウム137が土壌に付着している状態です。セシウム137が出す主な放射線はエネルギー662keVのガンマ線(病院で検査に使うX線は数十kV)で、エネルギーが高く、厚いコンクリート、鉄板、鉛板じゃないと遮蔽は期待できません。ガラス、木では遮蔽効果はなく、ましてや衣類は関係ありません。 教室の窓を閉め切ったりしていますが、放射線の遮蔽効果はありません。屋内で放射線量が少ないのは遮蔽されるからではなく放射性物質(線源)から距離があるためです。放射線量は距離の2乗に反比例します。 放射線のことをよく知る人は皆???と思っていると思うのですが・・・ ★血圧の高い人にいい食べ物 血圧の高い人はカリウム(K)を摂取するといいと言われています。今回の放射能汚染で植物はカリウムの代わりに放射性セシウムを吸収することが問題となっていますが、植物によって吸収の度合いが違います。裏を返せば、今放射性セシウムが検出されて問題となっている食品は通常ならばカリウムを多く含んでいて血圧を下げる効果があるということ。実は私は血圧が高いのですが、放射性セシウムを吸収しやすい野菜類などの情報を参考にしています。シイタケ、お茶、芋、ナタネ油・・・ ★セシウムの性質 今放射能汚染で問題になっているのは放射性セシウムです。大部分はセシウム137で、134も含まれています。セシウム137は半減期が30年ですので、各地の空間放射線量率はなかなか低下しません。セシウム(Cs)はカリウム(K)と同じ挙動をします。新聞によるとセシウムは土に吸着し、一旦吸着すると水にはなかなか溶け出さないので、汚染された土を洗ってもあまり効果はないようです。雨が降ってもセシウムは土中に染み込んでいかず、表土5cm以内に留まるそうです。ですから、表土を削るというのは除染としては効果的な方法です。 一方各地のお茶でセシウムが検出されていますが、これはお茶が土壌中のセシウムを吸収したためではないかと思います。カリウム(K)は窒素(N)、リン(P)と並んで植物の3大栄養素の一つで、植物はカリウムの代わりにセシウムを吸収するのです。植物によってカリウムの吸収は異なり、ヒマワリやナタネがセシウムをよく吸収するということで、福島で試験栽培が始まっています。ただ、放射性セシウムはなくならないわけで、土や、ヒマワリは放射性廃棄物となってしまいます。今セシウム137は病院や研究所などで、照射装置の線源として使われていますが、除染した放射性セシウムを集めて再利用できないものでしょうか。 ★3号機からの汚染水 3号機からの汚染水にはプルトニウムが含まれている可能性があり、新たな放出が発見されたのが気になっています。空気中に飛散する率が少ないストロンチウムも汚染水には多く含まれる可能性があります。プルトニウムはα線、ストロンチウムはΒ線を出す核種で測定に時間がかかるのが難点です。生物濃縮の可能性もあり、長期間の観察が必要だと思います。 ★画一的なやり方は疑問 原発事故で避難してきた方の一次帰宅が行われていますが、地域によって放射能汚染の状況が異なるのにどこも同じように防護服を着て、2時間だけというやり方には疑問を感じます。例えば20km圏内でも1μSv/h以下の場所もあります。実際の測定値に対応したやり方ができないものでしょうか。 ★一番被曝する職業 今福島第一原発で事故処理作業している方々を除いて、一番放射線を被曝する職業はおそらく、循環器系のお医者さんだと思います。循環器系の診断や治療で、X線の透視画像を見ながら針やカテーテルを操るインターベンショナル・ラジオロジー(IVR)とよばれる手法を用いますが、術者はどうしてもX線を浴びてしまいます。IVRをするお医者さんは、放射線作業従事者として被曝線量計(ガラス線量計やフィルムバッジなど)を身に着けていますが、命にかかわる手術であることも多く、「放射線の被曝なんか気にしていられるか!」と、線量計をはずしてしまう方もおられるとか・・・ 放射線技師さんはX線の装置を使っている時には室外にいますので、被曝はしません。X線を使う部屋の壁は薄い鉛板、窓も鉛ガラスが使われてX線を遮蔽しています。 ★放射線の測定 地面にマイクのような筒状のものを向けて放射線を測定しているのをテレビでよく見ます。 この測定器はGM(ガイガー・ミューラー)サーベイメータで放射線測定器の中では一般的なものです。 現状はセシウム137が地面や建物に付着している状態ですので、このような測定をしています。 エネルギーの低いX線などはこのGMサーベイメータでは測定できません。電離箱測定器を使用します。 人や物の表面をサーベイするときに、先が膨らんだサーベイメータを使っているのをよく見ます。 これは端窓型のGMサーベイメータで、ベータ線も検出することができます。 よく「被曝を測定した」などとメディアで言っていますが、これは間違いで実際は放射能汚染があるかどうかを調べています。被曝線量は線量計を予め身に着けていないと測定することはできません。 最も感度が良いサーベイメータはシンチレーションサーベイメータで、人の体内から出る放射線も検出します。 ★私たちは放射線を出している 以前このブログで、私たち自身の体内に放射性カリウムがあるという話を書きましたが、具体的な数量が日本核医学会のホームページに載っていましたので、ご紹介します。 「私たちの身体には必須元素として体重1 kg当たり2 gのカリウムが存在しますが、その0.01%はβ線を出すカリウム-40です。ですから、体重60 kgの人では1秒間に3,600 Bqに相当する放射線を出しています」。 また、このホームページに水道水、食品の基準値について詳しい説明が載っていますので、是非ご覧ください。 ★ストロンチウムが検出された件について 福島県内の土壌から微量の放射性ストロンチウムが検出されたとの報道がありました。 ストロンチウムが出ることは予め予想されていたことで、予想通り微量であることが確認されました。NHKを見ていたら、放射性ストロンチウムについて「骨に蓄積されて、放射線を出し続け、がんになる恐れがある」などと報道していましたが、このような報道はいたずらに不安をあおってしまうと思います。検出された量が問題ないレベルであることを合わせて説明すべきだと思います。またNHKの解説で、ストロンチウムが飛散しにくいのに検出されたことについて懸念していましたが、ストロンチウムは比重が大きく飛散しにくいというだけで、飛散しないわけではありません。現にチェルノブイリの事故の際には、日本までストロンチウムが飛んできています。不確かな情報に基づく不十分な報道のし方、私は問題だと思います。 放射性ストロンチウムについては、日本では食品の安全基準が決まっていませんが、たぶん放射性セシウムと同程度の基準が決められると思います。もしかしたら、海洋汚染でも今後話題になる可能性はあります。ただ、私自身は特に心配していません。(数日前に書いたこの欄のコメントもご参考に)。 それと、放射性ストロンチウムが身体に取り込まれにくくするには普段からカルシウムを十分に採ることです。 ★日本の放射線の安全基準 私は放射線に関して色々な仕事をしてきましたが、そのひとつに病院の放射線治療室の遮蔽計算をし、治療室の設計をするというものがありました。日本の放射線の安全基準は厳しいもので、治療室の外側の線量は300μSv/週、敷地境界では250μSv/3月と定められています。この基準以内に収まるように、コンクリートの壁厚、鉄板の厚さ、大きさ、などを決めます。空調ダクトや配線ピットなど壁を貫通する穴についても散乱放射線の計算をし、必要な対策を講じます。海外の病院の放射線治療室を見たことはありませんが、話によるとかなりずさんなもので、治療室の外側への放射線の漏洩はかなり大きいものと推測できます。一度、日本の安全基準で設計して欲しいとの依頼があり、海外の放射線治療室の設計をしたことがありましたが、建設コストがかかることから採用されなかったと思います。 今、海外で放射線の風評被害が広がっています。放射線をむやみに恐れるこれらの人たちが、病院などでの放射線の漏洩の実態を知ったら、病院には近づけないと思います。日本の放射線管理に関する安全基準はおそらく世界一厳しく、日本の方が安全であることは確かです。 ★ヨウ素131の基準値 野菜、魚のヨウ素131の基準値は2000Bq/kgとなっています。 ヨウ素131は病院で甲状腺の機能を診断するために使用されています。核医学検査と呼ばれるもので、検査を受ける患者さんにヨウ素131を投与しますが、この量はMBq(メガベクレル)の単位、すなわち基準値の1000倍だそうです。この量を乳幼児にも投与し、検査を行なっているそうです。 このことを考えると、安全基準というものが、非常に厳しい値であることが理解できます。 ★放射能汚染に関する判断 TBSの報道特集で、フランス政府の放射能汚染に関する政策を報道していました。フランスでは放射能汚染のデータは公開しますが、それに対する対応は個人に任せているそうです。判断材料として国が指針を示す必要はあるでしょうが、放射線ホルミシス↓の話も合わせ、個人が判断するというのは人間としての権利でもあるようにも思えます。 ところでこのTBSの報道特集、原発事故のことに限らず、報道番組の中でピカ1だと思います。毎週土曜の夕方にやっていますが、なるべく見逃さないようにしています。 ★防護服の役割 原発で作業する人、避難指示区域に立ち入る人たちは、白い防護服を着て特別なマスクをしています。防護服の役割は主に放射能汚染を防ぐことです。放射性物質はいろいろな放射線を出しています。例えばヨウ素131は色々なエネルギーのガンマ線、それとベータ線を出します。これらの放射線のうち、ベータ線は防護服である程度遮蔽できますが、ガンマ線は遮蔽できません。ですから、防護服を着ていても被曝線量は殆ど変わりません。以前高濃度の放射性物質が含まれる水につかり作業していた人が、ベータ線熱傷になったことがありました。ヨウ素131からのベータ線によるものと思われますが、皮膚に直接汚染水がついていたためで、長靴を履いていれば防ぐことができました。ただし、長靴を履いても、ガンマ線の被曝を防ぐことはできません。 ★微量の放射線は身体にいい 私は以前ブログで「微量の放射線は身体にいい」という「放射線ホルミシス」をご紹介しました。微量の放射線が身体にいいということは、古くから知られていることです。 実際の研究者がデータをもとに講演をしています。かなり熱弁ですが、是非、ご覧ください。 医学博士・稲恭宏氏の講演 気の早い人は福島に移住したくなってしまうかもしれません。 ★海の放射能汚染について 低濃度の放射性物質が含まれた水の放出を始めたことが報道されました。高濃度の汚染水をこのタンクにためるためだと思います。1万トンの汚染水中の放射性物質の量は2号機の高濃度汚染水の10kgに相当するそうです。より汚染を拡大しないためには止むを得ない措置だと思いますが、東電、保安院はこのことをきちんと説明し、理解を求めることが必要だと思います。謝るばかりではなく。 今のところ、核種はヨウ素131とセシウム137、セシウム134と報告されています。特にヨウ素131が問題になっています。 生態系での生物濃縮については、ヨウ素131は半減期が8日と短いことから、あまり心配は要らないと思います。 半減期が長いセシウム(134は2年、137は30年)については生物濃縮が考えられますが、セシウムはヨウ素と異なり、人の体内で特定の臓器に蓄積することがなく、代謝が早いと言われています。(生体半減期は数10日から200日。これは、身体の大きさ等によって異なります)。ヨウ素と比べると人の健康に及ぼす影響は小さいと考えられています。 ★各地の線量データの見方 原発からはまだ放射性物質が飛散していると言われていますが、線量のデータを見る限り、飛散しているとしてもごくごく微量です。以前水蒸気を放出したときのような飛散は認められません。 現在の各地の線量データはわずかながら減少している状況です。これは飛散した放射性同位元素が雨などにより地上や建物に付着し、徐々に減衰しているためです。(ヨウ素131の半減期は8日)。空気中への飛散は殆どないものと思われます。 ★プルトニウムが検出された件について 原発敷地内の土壌から核燃料であるプルトニウムが微量検出されました。敷地内の狭い範囲で検出されていることから空気中への飛散はないものと思われます。ただし、プルトニウムは毒性が強いので、今後の推移を注視していきたいと思います。プルトニウムは口から摂取した場合、アルファ線の被曝が問題になります。 ★水道水の汚染について ヨウ素131の濃度が300Bq/kg以下であれば、乳幼児以外は飲料として使用できるレベルです。 乳幼児の安全基準は100Bq/kgです。 300Bq/kg以下であれば、乳幼児も含めて生活用水として使用して問題ありません。 (前の3つの記事をご参照ください。) ★農産物について ほうれん草だけが出荷制限されていますが、それはほうれん草だけ測定されているからです。 露地物の野菜であれば汚染の程度は同じです。ハウス物は汚染が少ないです。 基準値を超えている可能性のあるものでも、放射性物質は外側に付着しているだけなので洗えば簡単に汚染を除去することができます。 キャベツなどは外側の葉を取り除くようにします。 農薬がごく微量ついているのと同じ感覚です。農薬よりも毒性ははるかに少ないです。 (4つ前の記事をご参照ください。) 私の住む地域の水道水に200Bq/kgのヨウ素131が検出されましたが、私は水道水を普通に飲用として使用していました。茨城産の野菜を買ってきて食べています。福島県産の野菜がおいてあれば買いたいところです。 必要以上に神経質になることはありません。心配をすることが、一番身体によくありません。 放射線、放射性物質に関して疑問点がありましたら、コメントに入れてください。わかる範囲でお答えします。 簡潔でわかりやすいっす。 いつもありがとう! 感謝です。 どういたしまして。 お役に立ててうれしいです。 今後ともご愛顧を。 とってもわかりやすくて感謝して拝読しています。 我が家は都内ですが、主人が子どもを外遊びに出してはならんと言います。私はそんなに神経質になることなく、そろそろ許可してあげたいのですがいかがなのでしょうか? 今、東京都のデータを確認しましたが、数値が少しずつ減少している状態です。放射性物質の新たな飛散は認められず、順調に減衰していることを示しています。おそらく空気中には殆ど飛散していないものと思います。 神経質になることの方がお身体によくないのではないかと思います。どうぞお外で遊ばせてあげてください。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 核燃料と現在問題になっている放射性同位元素について、ご質問がありましたのでお答えします。 ヨウ素とセシウムは核燃料の生成物です。外に出てくるのは生成物の方で、核燃料がそのまま外に出てくることは考えられません。 現在外に出て来ている放射性同位元素について汚染の度合いをチェックすればそれでOKです。 ご不安なことはどうぞ公開で出してくださって結構ですよ。同じ不安を持っている方もいらっしゃることと思います。皆さんで不安を分かち合い、解消しましょう。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 このブログはリンクフリーです。報告もご無用です。 むしろ、リンクしていただいた方がいいです。このブログの一部の記事だけを取り上げると誤解を招く恐れがあります。 また、状況が刻々と変化しているので、最新の情報が大事です。 私がテレビのコメンテーター!? 着ていく服がありません。。。。 ココの写真で癒されてくださいね。 放射線のことで不必要な心配をすることは体に一番良くありません。 ところでココちゃんはその後、停電のときいかがですか? 我が家はまだ停電が一度もないのですが、 昨晩、停電時シミュレーションをやったところ、クララがとてもおびえて警戒して吠えました。真っ暗な中の懐中電灯が怖いらしく…。実際3時間も夜の停電になったら…! 今日の午前中は、たっぷり日向ぼっこができたクララ。 でも、なんとなく人間がそわそわしてるのを、察知してるような?? 実は今晩計画停電でした。停電だから外食にしようということになり、さて、ココはどうしよう? 暗くなってからおやつでつって2階に連れて行き、おやつを食べている間に階段を下りて、階段の電気を消しました。これで下には下りてこられないはず。諦めがいいので小屋の中で寝ることでしょう。思ったとおり、9時すぎに私たちが帰っても、気がつかない様子で、2階に行ってみたら小屋の中でグースカ寝ていました。 あの停電の時以来、ココは階段を下りれなくなってしまいました。いつもリードをつけてエスコートしています。 tamaちゃんの放射能日報を見るのが、日課になりました。生活するサイドからの視点で、専門的な解析をしてくれるので、本当に助かります。tamaちゃんが、この方面の専門知識を持った人だということも、こういうことでもなければ、知らずにいたと思います。ハハ~~~(平伏) この非常時ですが、からめとられて平常心を失うのがイヤですよね。うちは、夕方からのと、夜とそれぞれ2回ずつ、4回の停電を経験しましたが、結構楽しんじゃっています。その間は本当に何にも出来ないのが、かえって気楽です。夕方から、だんだん黄昏、すっかり暗くなる中、普段は誘えない息子と久しぶり~のオセロ。 キャンドルが好きで、いろんなスタンドやキャンドルの在庫があったのを、この時とばかり活用して、う~~ん、キャンドルの灯、良いですよ。食事はその前か、あとにするように準備して、停電の間は家族の非日常を楽しんでいます。電気が復帰すると、急にパチッ、ピンポーン(インターホン)と鳴り、夢から覚めたようにちょっと白けます。 楽しんでいるなんて、不謹慎な、と言われそうですが、この停電は長いスパンで付き合う事になりそうです。どうせ、ある事ならその中で前向きにと思っています。 お役に立ててうれしいです。放射線のこともやっていましたが、血液分析などもやっていたので、折角の専門知識を役立てるようなこともこれから考えていきたいと思います。私のボケ防止にもなるし。 原発の事故がおさまったら、避難している方たちが早く地元に戻れるようなことに何か協力できないかと思っているのですが・・・ 停電について、私も全く同感です。うちはグループ2で今まで一番停電が多いんです。でも、懐中電灯をたよりに食事の準備をしたり、ろうそくの(キャンドルと言ったほうがいいですね)灯で食事したり、LEDの光で新聞を読んだり、非日常を楽しんでいます。音が全くなくなるのが、いいです。 私たちのような楽器の演奏家は、自分が演奏する分には、停電と関係ないのがうれしいですね。被災地の避難所で高校生たちが演奏しているのをテレビで見ました。オーボエの子上手だった。これからは電気に頼らない生活というのが見直されそうですね。私たちの出番です。 はじめまして様 3号機のプルサーマルの核燃料の漏洩について懸念されていましたが、実際にプルトニウムの漏れを懸念する声があり、27日に原発敷地内の土壌調査がはじめられているとの報道がありました。核燃料については私の不勉強でした。プルトニウムはα線の内部被曝が問題になりますが現時点で、空気中への飛散はないと思っています。土壌調査の結果を待ちますが、注意深く情報収集することにします。 はじめまして様 今NHKのニュースで原発敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出されたとの報道がありました。空気中への飛散はないものと思いますが、注意深く状況を見守っていきたいと思います。どこから来たものなのかが気になるところです。3号機のタービン建屋内の水から検出されたのはヨウ素とセリウムと報告されていました。 しろうとの初歩的な質問。「半減期は何日」という表現をよく聞きますが、何故「半減」なんですか? どうして消滅するまでの期間を言わないの? 半減期が8日なら16日で放射能は消滅するの? それとも、半減、半減・・・で、理論的には永遠に消滅しないのでしょーかー。 半減期が8日だと、16日で4分の1ですね。理論的には永遠に消滅しないのです。半減期が8000万年などという核種もあります。あんまり深く考えるのはやめましょう。寄り目になってしまいます。 稲博士は、微量の放射線を浴び続けても問題にはならないように言っています。その意味で、現在の安全基準値もナンセンスだと。 現在の安全基準値をどんどん上に押し上げていったとして、人体に重大な結果を招いた実例というのは実際にあったのでしょうか?(大量の放射線を一時に浴びた場合は、もちろん多くの重大な実例があったわけですが) そうですね。安全基準は、チェルノブイリの疫学調査から設定されたそうです。ですから、人体に重大な結果を招いた実例はチェルノブイリのヨウ素131による小児の甲状腺がんですね。ただ、稲さんの話の中で、ヨウ素131の内部被曝がどうなのか、そこらへんのところがよくわかりません。 いつも参考にさせていただいております。 お伺いしたいのですが、ストロンチウムが与える影響(食べ物、人体など)には、どのようにお考えですか? まず、ストロンチウムが原発の事故で排出される量はヨウ素、セシウムと比べると非常に低いということは言えると思います。 また、ストロンチウムはヨウ素やセシウムと違い、空気中に飛散する率は低いので、ストロンチウムによる汚染はヨウ素、セシウムに比べると非常に低いと思います。現在特に問題になっていないのも、そのためだと思います。 ストロンチウムを摂取した場合に人体に与える影響ですが、ストロンチウムはカルシウムと同じ挙動をしますので、一部は骨に取り込まれ、カルシウムと同じように代謝されると思います。半減期の短いストロンチウム-89は骨転移がんの疼痛緩和に医薬品として使われています。原発事故で放出される可能性のあるストロンチウム-90は、89より高いエネルギーのベータ線を出しますが、人体に対する影響は89と同様なのではないかと思います。 くどくどと述べてしまいましたが、結論としてはストロンチウム90の人体に与える影響はヨウ素131のような特異的なものはないのではないかと思います。また、環境汚染の率も低いことから、ストロンチウムの汚染については私は特に心配はしていません。 ストロンチウムについて追加説明させていただきます。 ストロンチウム-90は放射線治療の腔内照射(ブラキー・セラピー)でよく使われています。89の医薬品としての利用も含め、ストロンチウムは放射線治療の分野では馴染みのある核種です。 余談になりますが、ストロンチウム-89の骨転移がんの疼痛緩和のための医薬品としての利用について、私が仕事上係わりを持ったのは10年以上前のことです。今回調べてみて、日本で医薬品として承認されたのが2008年ということで、大変驚きました。日本では医薬品の承認が遅いのは周知のことですが、放射性医薬品ということで、導入が難しかったのではないかと思います。日本では放射線の管理が厳しいので。 お久しぶりです。紹介されている日本核医学会のホームページの説明は平易な言葉ですべてを言い尽くしている気がします。いま何を知っておくべきか、よく理解できます。 学会や専門機関のホームページは知りたいことになかなか行き着かないし、敬遠していたんですけど、この核医学会のホームページは私たちが知りたかったことがわかりやすく書かれていますね。放射線の話をする時に、科学的なデータも大事ですけど、日本語も大事だとつくづくおもいます。 いつもわかりやすい説明ありがとうございます。 ところで、ホットスポットについては、どうお考えですか?私の住む土地は常磐線沿線でホットスポットと言われています。東京の西の地域よりも4-5倍なんだとか。いつも近所の野菜販売所などで野菜を買っていますが、主人は相変わらず何もかも心配だ!になっているので、渋い顔です。。。。 確かに場所によって、若干の違いがありますね。セシウム137は土に吸着するので、土とコンクリートなどでも違うと思います。ただ、首都圏では気にするレベルではないと思います。
例えば今の東京都の線量率は0.06μSv/hですが、その10倍の場所でも0.6μSv/h、ここに1日8時間いたとしても、1年間に1.75mSvで全く問題ないレベルです。政府は年間20mSvの基準を示していますが、これは十分に低い値だと私は思います。疫学調査の結果では、200mSv以下の被曝ではがんの発生率の増加は認められないそうです。 以上は外部被曝の話ですが、内部被曝について、野菜類などの放射能汚染についても全く問題のないレベルだと思います。 週刊誌やインターネットなどで、不安を煽るようなことが書かれているようですが、このような記事は有害ですね。心配することが、一番身体によくないと思います。 発ガン率の増加についてはタバコの受動喫煙の方がはるかにリスクが大きいと思います。タバコ嫌いの私は、この際レストランが全面禁煙になってくれないかと思っているのですが・・・
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