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2011年10月11日(火) 19:20 |
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岡山城の堀の浮き草、効果は?
岡山城の堀を覆い尽くす浮き草・ヒシ。 堀の水質を改善するために育てられていたものでしたが、あれからどのくらい水がきれいになったのか。 その効果を確かめるため、11日からヒシの刈り取り作業が始まりました。
岡山城西側の堀を埋め尽くす大量の浮き草・ヒシです。 今年になって突如増えたヒシ。 先月、山陽放送が取材した結果、窒素やリンを吸収し水の浄化作用を持つヒシを育てることで、堀の水質を改善しようと、岡山市と岡山理科大学が合同で行っている実験だと分かりました。 これまで周辺住民から寄せられていた悪臭の苦情がなくなるなど、すでに一定の効果があらわれていますが、市と岡山理科大学では、ヒシがどのくらい堀の中の窒素やリンを取り除いたのかなど、更に詳しく調べるために11日からショベルカーを使って、大量のヒシを堀から引き上げています。 白鳥も見守る中、次々とヒシが取り除かれ、少しずつ隠れていた水面が姿を現します。 市と岡山理科大学では、この大量のヒシを今週金曜日までにすべて取り除き、ヒシの重さを量ったり、堀の底の土を採るなどして、どのくらい効果が出たのか詳しく調べることにしています。
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