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2011年10月11日(火) 19:20 |
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アルツハイマー新薬の効果は?
アルツハイマー病の新しい薬が今年相次いで登場しました。 新しい薬に切り替えて症状が改善した人もいます。
認知症のうち6割がアルツハイマー病。 これまでアルツハイマー病の薬は1種類のみでした。 種類が増えることで、治療の幅も増えると、患者側、病院側とも期待しています。 松尾マツヱさん(82歳)です。 3年ほど前からアルツハイマー病の症状が表れ、治療をしていましたが、会話が無気力で暴力的な態度のときも見られました。 しかし、5月に新しい薬に切り替えて、症状が改善したといいます。 松尾さんに処方されたのは「レミニール」というアルツハイマー病の新しい薬です。 新しい薬に切り替えて2か月後の診察では、あいさつやお礼がきちんと出来るようになっていました。 今年3月から夏にかけて、アルツハイマー病の新しい薬が3種類登場しました。 これまで10年ほど、「アリセプト」という薬だけでしたが、一気に種類が増えました。 中には液体や、シップのように貼るものもあります。 3種類の新薬は、いずれも医師の処方箋が必要な薬です。 症状によって使い分けたり、また早めに薬を飲み始めることも大切なので、気になる人は病院で早めの診断を受けることが重要です。
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