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TPPと農業 - 年をとっても働ける第1次産業を見直せ
09年マニフェストの政策諸課題(①一般会計と特別会計の統合、②天下り禁止と天下り法人清算、③製造業への派遣禁止、④普天間の国外移設)を、誰が、どのようにこの国で実現するのか。それから、3.11の福島の原発事故を起こした者、放射能被害を拡大させた者の刑事責任を、誰がどうやって追及し、容疑者を起訴して法廷に立たせるのか。彼らに責任をとらせ、正義を実現するのか。この二つのことは、今の日本の最大の政治課題であり、どうしても遂行しなくてはならない根本的な目標だ。しかし、実際には、言葉だけがヒューヒューと空中を飛び、マスコミ論者の音節が空回りするだけで、一向に具体的な実行段階へと進まない。今の現実があり、上の二つの課題が達成される将来があり、その二つはどういう政治で架橋されるのか。どういう政治を埋めれば、国民は二つの結果を得られるのか。この国に政治学者がいるなら、その者は、そこに言葉を与え、こうすれば達成できるのだという政治像を描かなくてはいけない。仮説を構築して提供しなくてはいけない。政治プログラムを設計し、人々を説得しなくてはいけない。それがない。上の二つが焦眉の課題であることは、われわれ国民はわかっている。だが、政治がない。可能性が提示されていない。だから、上の二つは幻想なのだ。国民は政治から疎外されている。
 

おそらく、革命によってでしか上の二つは実現できないのだ。選挙で既成政党に投票しても、その投票の結果は、4年間、その目標から遠ざけられるという仕打ちでしか返ってこない。政界再編で新しい保守政党が誕生し、それらしい公約を掲げ、支持と票を集め、よしんば政権を獲得しても、国民は選挙後に必ず裏切られるのだ。週末(10/9)のTBSの番組で、金子勝が、福島の事故について、「誰も責任をとってないじゃないですか」と言う。それを横で岸井成格がフムフムと頷いて聞いている。金子勝の言葉はヒューヒューと響く。テレビの画面から萎れてわれわれに届く。枯れて倦んだ正論だ。その常套句は何度も聞いた。本当に責任をとらせるつもりなら、それが必要ならば、責任者をテレビで名指しすればよいではないか。せめて、捜査当局の不作為を厳しく批判するべきではないか。金子勝の言葉も、岸井成格の頷きのポーズも、要するに、効果として一つのガス抜きなのであり、飴玉をしゃぶらされるように、われわれは憤懣の心情を宥められ、公共言論空間で巧くその場凌ぎされているのだ。真実を言えば、岸井成格が番組の仕切り屋として君臨している限り、福島の原発事故の責任者が訴追される事態はないのである。岸井成格が報道世界から引き摺り降ろされるときが、福島の原発事故の責任者が弾劾されるときだ。巧言で国民の感情を撫でて鎮めるのが、テレビのコメンテーターの仕事である。

政治から疎外されている。疎外された政治の中で生きている。例えば、あれから、政治家たちは、震災復興や原発事故の問題について、何度、「今日からスタートです」と言ったことだろう。福島や東北へ行って首長と面会し、何度その言葉を言い、NHKはその場面を白々しく放送したことだろう。復興について、除染の問題について、放射能の安全基準の問題について、「今月中に政権内で方針を」とか、「来月中に政府内で計画を」とか、何度言ってきたことだろう。入れ替わり立ち替わり。「今月中に」「来月中に」という言葉が、繰り返し繰り返し流され、結局、すべてが先送りされ、官僚が専門家の委員会を用立て、責任を頬被りして逃げる「中間報告」のペーパーが出されてきた。本当に必要なこと、被災地で暮らす人々が困って求めていること、国民の生命や生活に関わること、一瞬一刻を争って措置しなくてはいけないことを、絶対に官僚と政治家はやらない。ゴマカシとスリカエを言い、口実をつけて先送りする。時間つぶしの政局のネタにする。先送りとは、どこか将来時点に実施するということではなくて、永遠に先送りするという意味であり、国民が諦めるまで時間をかけて棚晒しにするということだ。わずか12兆円(うち震災関連9兆円)の第3次補正など、本来、その中身は5月頃に決定して、緊急で前倒しで行政執行していなくてはいけない復興対策ばかりだ。それを、10月下旬の国会に提出して討議すると言う。

その一方、官僚は、自分たちの身を守ることは、一瞬の早業で事故直後に処置を決め、それを即座に実施に移し、NHKを使って情報工作し、論議させないように既成事実を固める。その決定過程を秘匿し、誰の責任でどう決めたかを隠し続ける。例えば、年間20ミリシーベルトの被曝量基準の引き上げがそうだ。500ベクレル/kgの食品の暫定基準値がそうだ。500ベクレル/kgの基準値は、全面核戦争に陥った場合に、やむを得ず口にする食物の汚染上限だと指摘されている。これが、あのルーズでツーレイトな日本の官僚の仕業かと思うほど、素早く行政を措置している。自分たちの身を守り、国民に犠牲を押しつけることは、周到に手回しして俊敏に片づけるのである。日本では、国民が必要な政策課題は堂々廻りの議論と先送りの終端経路に至り、国民が求めていない不利益の押しつけが、議論も何もなく上から急に降ってきて固まり、そのまま実行に移されてしまう。その典型例がTPPだ。農家戸別補償制度が目玉の一つだった09年マニフェストには、「小規模経営の農家を含めて農業の継続を可能とし、農村環境を維持する」とある。TPP加盟の話は、昨年、代表選後に前原誠司によって切り出され、米国の要請を受けた菅直人が、11月の横浜APECに合わせて焦って方針化に動いたものだ。一昨年の選挙でも、昨年の代表選でも争点にならず、今年の代表選でもTPPへの参加と加盟を公約した候補はいなかった。

今回も、鉢呂吉雄を経産相に据えた野田佳彦は、党内融和を重視し、TPPを自分の政権のアジェンダから棚上げしたフシが濃厚だった。党内が揉めて政権運営が不安定になる争点だからである。ところが、国連総会に出席してオバマに首脳会談で挨拶した途端、マスコミがTPPを騒ぎ始め、野田佳彦に圧力をかけてTPP参加へ舵を切らせて行くのである。野田佳彦の所信表明の演説全文を読み返してみよう。これは、わずか1か月のものである。「正心誠意」で話題になったこの演説の中で、TPPについて触れているのは最も最後の部分で、「しっかりと議論し、できるだけ早期に結論を出します」とあるだけだ。おそらく、野田佳彦は、官僚的な言語コードでこう表現したのであり、「早期に結論を出す」は「先送りする」の意味だったに違いない。ところが、これを潜り込ませた経産官僚はそうではなかった。言うまでもないが、この政策指示をしているのは米国で、米国が官僚とマスコミと前原誠司を動かし、野田佳彦にこの政策の遂行を前倒しさせている。その理由の一つは来年の大統領選であり、選挙戦の宣伝の際、オバマ政権の成果として日本のTPP参加の実績を強調したいからだ。実際のところ、コメの開放が実現すれば、カリフォルニアやアーカンソーの農家は巨万の冨を手中にするし、24分野に関わる他産業にもたらされる利益は莫大なものになるだろう。TPPは日本の市場の米国による所有であり、日米構造協議の最終的な仕上げである。植民地支配の完成だ。

私は、このTPPの問題で10月に党内で政局になるだろうと予想した。おそらく、また、復興財源をめぐる党税調総会のような場面が現出し、賛成派と反対派の間で厳しい政治戦が演じられることだろう。私が予想したのは、下旬に開会される国会で、自公が小沢一郎の証人喚問を迫り、主流派がTPPで反対派(小沢派)を切り崩す工作材料としてこの問題を使い、証人喚問を避けたかったらTPP参加に応じろ取引し、輿石東が反対派を説き伏せ、TPP参加方針で党内を一つに纏める展開である。少なくともマスコミ報道は、「小沢派が反対している」と騒ぎ、TPP賛成=善玉、TPP反対=悪玉の構図を精力的にプロパガンダするだろう。正直なところ、「ウォール街を占拠せよ」の運動に興奮し、次を期待し注目している身としては、小沢一郎と司法の問題だとか、TPPの問題だとか、もういい加減にしろという気分になる。農協が指令を出し、全国のコメ農家を東京に集め、首相官邸と民主党本部と経団連本部と経産省をデモ隊で占拠すればよいのだ。それでも人が余れば、渋谷のNHKを包囲すればよいのだ。100万人を動員すればよいのだ。そこに医師会も弁護士会も加わればよいのだ。実力行使で阻止すればよいのである。マイルドな方法ではなく、ラディカルな抗議行動を起こせばよいのだ。TPPは死活問題ではないか。生きるか死ぬかの問題ではないか。日本農業が滅びるかどうかの瀬戸際ではないか。座して死を待つ選択をしてはいけない。同じ滅びるなら、闘って滅びる生き方(死に方)を選ぶべきだ。

最後に一点、マスコミやTPP推進派の主張の中で、どうしても反駁を加えたい論点がある。それは、農家の平均年齢が70代に近づき、高齢化しているから未来はないという言説だ。漁業を含めた第一次産業全体に対して、そういう侮蔑的で悲観的な見方がされている。これは違うだろう。逆だ。年をとっても働ける職場があり、リタイアせずに体を動かし、四季の自然と触れ合いながら労働して、生きものである農産物を生産し、価値を社会に提供できるということは、これ以上、人間にとって素晴らしい生き方があるだろうか。都市のサラリーマンは、65歳で定年になって職場から追い出される。狭い家で運動不足になるだけだ。実際には、50代で余剰人員として扱われ、窓際族の身となる。無理をして健康を害したり、人間関係で心を患って鬱病になる。都会の企業で仕事する者の多くは、定年前までの人生で、定年後に食べて行ける資格や技能を身につけることができない。手に職をつけられない。その事実を考えると、小であり貧であっても、一個の経営体の誇りを持ち、自己の経験と努力の積み重ねで、老後も生産の営みを続けられる第一次産業は、羨ましく恵まれた環境だとは言えないか。まして、そういう現場と事業を、市場の論理のみで、安い輸入品を買えばいいからと言って潰すとか、高齢者しかいないから先がないなどと貶めるのは、全く論外の錯誤と偏見ではないのか。日本は世界一の高齢化の国だなのから、第一次産業も高齢化して当然である。高齢化しても、品質や生産力を維持できるかどうかが問題なのだ。

放っておいても、国は年金支給年齢を後ろに繰り下げる。企業は中高年を早期退職へと追い込む。長く飼うことはしない。人の働き方としては、むしろ農業や漁業の方が自然であり、そして理想に近いのだ。


 
by thessalonike5 | 2011-10-11 23:30 | その他 | Trackback | Comments(4)
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Commented by カプリコン at 2011-10-11 19:41 x
先日、こんなメールを知人に送りました。
『知事や国会議員のように権力のあるものが、平気で憲法違反(小泉の靖国参拝は、違憲判決でしたよね)をしています。
 石原がよく言っている「核武装」「徴兵制」なんて、憲法9条の理念を踏みにじっていますし、震災直後からしばらく続いた、被災地の方々の不衛生で食事も十分取れない悲惨なくらしは憲法25条の点からみても国としての責任を全く果たしていません。
 おまけに原発事故では,「想定外」という便利な言葉で誰も責任を取らず罰せられてもいません。普通の国民は、軽微な駐車違反等で罰金を取られます。それに、飲食店における食中毒や建築現場等での事故は経営者や現場責任者の責任が問われ、場合に取っては裁判になり実刑の判決を受けることだってあります。
 今回の震災における復興・原発事故への政府や官僚・マスコミ等の対応を見ていますと、本当に日本国憲法の理念は守られてるのか、そして、民主主義国家と言えるのか疑問を感じて日々過ごしています。』
NHK、今日は,世論調査の結果と、尖閣諸島の問題を大きく取り上げていますね。問題のすり替えです。許せません!
Commented by TPP、遺伝子組み換え、天皇制 at 2011-10-11 19:55 x
治外法権(日米地位協定)に続いて、関税自主権の放棄(TPP)であるなら、独立国である意味がまるでない。

オリーブオイル以外のほとんどすべての油に使われている遺伝子組み換え(TPP以後は表示義務のない米国基準適用)についての詳細な記事『TPPは破滅への道今月が正念場』はーhttp://ameblo.jp/sannriku/entry-11044670088.htm

明治以降、長州閥によって作られた「天皇制」という制度・教育・思想的な・・それ以前の歴史改ざんという桎梏から自由にならない限り、日本人はいつまでたっても幼児期から脱出不可能と思う。
この国の権力者が求めているのは、戦前のような閨閥化されたピラミッド構造の天皇制で、それは政官財マスコミの閨閥化でほぼ確立しつつある。

さらに、天皇を飾り物にして裏で真の支配層がやりたい放題という構造は、天武天皇以来戦後の現在まで続いてきた。
古代では、藤原氏を中心にした公家層が、明治以降は官僚組織が中心となり・・

ガルシア・マルケスの『百年の孤独』や『族長の夜』を読むと、彼が天皇制的なテーマを扱っているのがよくわかる。
すなわち、血統の問題と権力構造につい
Commented by liberalist at 2011-10-11 22:18 x
TPPに関しては、それこそ左派と右派が共闘できる争点なんですよね。
左派からすれば雇用が奪われる、右派からすれば日本の主権が奪われると。自民党でも、筆者様から見れば、右翼の人間ほど、TPPに反対しているものです。

さて、TPPはアメリカにとってメリットがあるから押し付けてくると仰いますが、果たして本当にそうなのかなと。
日米が共に完全雇用が達成されておらず、供給過剰のデフレ下に陥っている時に、生産性を上げる(=インフレ対策)自由貿易は、お互いの雇用を奪い合うだけで、Lose-Loseの関係になる可能性が高いのではないかと睨みます。雇用が無くなり、所得が下がることで、両国の内需がますます縮む一方ではないでしょうか。

まさしく、TPPは経済成長戦略ならぬ、経済縮小戦略と言えるでしょう。

そうした点も踏まえ、実はアメリカでも日本のTPP参加、無いしアメリカのTPP参加にも反対勢力がいるそうなので、そういった勢力と、日米共闘が出来たのならば面白いのではないかなと思います。アメリカも決して一枚岩ではないことは、例ののデモを見れば分かる通りです。

最後に、農業論に関しては、お見事でした。目から鱗でした。
Commented by 亀さん支持者 at 2011-10-12 02:22 x
国民新党はそれら全てにおいて頑張っていますよ。
会見を聞いてみて下さい。
全く記事になったり、テレビに取り上げられませんが・・・。
痛々しいくらいに信念を貫いています。
そういう保守議員は民主党にも自民党にもいるんでしょうね。(どれぐらいかは知りませんが・・・)
亀さんは政界再編も狙っているそうなのでそちらのほうもこっそりと期待しています。
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