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最終更新:2011年10月11日(火) 22時0分

東電、原発賠償手続きの改善策発表

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 東京電力は、複雑でわかりにくいという指摘を受けていた福島第一原発事故の賠償請求手続きについて、改善策を発表しました。

 東京電力は、被害者が請求書を記入する際に使うおよそ160ページからなる「案内書」をすでに発送していますが、これに代わるものとして、12日から発送する4ページの「ご請求簡単ガイド」に従えば、損害項目などを簡単に確認できる上、相談室に電話しながら、請求書を作成できるようになるということです。これに伴い、受付業務にあたる人員を今月末までに500人増強し、7300人にするということです。

 東京電力には10日までに請求書7600通が返送されていて、先週末までに6件、総額およそ600万円を支払ったということです。

 東京電力は、12月半ばまでに震災発生から8月末までの分の請求分の支払いを終えたいとしています。(11日16:44)

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