ヤフーは7日、電子書籍事業を強化し、取り扱う書籍の数を現在の約3万5千点から来年中には数十万点に拡大する計画を発表した。これまではコミックを中心に配信してきたが、雑誌や小説、実用書などもそろえる「総合電子書籍書店」を目指す。
来年4月からは購入した電子書籍の内容をインターネット上に保存できるサービスの導入も予定。取り扱い書籍数を増やすため、現在、出版社と交渉中という。
同社の電子書籍事業はあくまでもソフト配信が中心。書籍閲覧の専用端末は発売せず、既存のスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末、ゲーム機などで自由に読めるようにする。