八重子
「ですのー!」
『エピソード1』第2章、『ダークサイド』が好評発売中だけど、
みんなはもう、新しいカードを作ってデッキを作ったかな?
デッキを作ったら、すぐ、デュエマだ!
というわけで、友達はもちろん、
新たなDASHの仲間にも出会えるチャンス、
それが近所のお店のデュエル・ロード!
10月からデュエル・ロードの参加賞が大変化!
今週は新参加賞の《光器シャン・ベル》を
紹介するぞ!
八重子
「ですのー!」
エーツー
「お、八重子ちゃん、どうしたの?ご機嫌じゃない」
八重子
「ですのよ、ですの。ですのったらですのですの。
エーツー様、デュエル・ロードの参加賞が新しくなるの、知ってますの?」
エーツー
「うん。《光器シャン・ベル》だよね」
八重子
「そうですの。
『ダークサイド』で登場した大型光文明クリーチャー、
実は八重子、ひっそり注目してんですのよ。
それだけに、今回の大抜擢はうれしいんですの」
エーツー
「《光器シャン・ベル》は6マナのWブレイカー、っていう切り札として
最低限の攻撃力を持っている上に、破壊されにくくなる能力を持ってるから、
相手のトリガーとかを無視しつつ攻撃したりすることができるよね」
八重子
「そうですのよ。《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》や、
そのサイキック・クリーチャー版の《時空の不滅ギャラクシー》みたいに、
バトルゾーンを離れにくい能力を持った光文明のクリーチャーは、
いつでも無敵のアタッカーとして八重子の切り札になってくれてたんですの!」
エーツー
「八重子ちゃんは破壊されなかったり、
バトルゾーンを離れなかったりする能力大好きだもんね。
《爆竜パーフェクトストーム・XX》も超次元デッキを
八重子ちゃんがつくると大体いれてるもんね」
八重子
「八重子、鉄壁の防御がなによりも好きですの!
だから、《光器シャン・ベル》も今後八重子のデッキで
活躍してくれること間違い無しですのよ!」
エーツー
「まぁ、でも、手札に戻す効果じゃバトルゾーンを
離れちゃうのは忘れない様にしたいね。あと、捨てるのは光のクリーチャー限定。
そう考えると、ある程度手札がないと十分に能力を発揮できないねぇ……
まぁ、水文明と組み合わせればいいか」
八重子
「《コアクアンのおつかい》みたいに、光文明と組み合わせれば
強力なドローもあるんですの。
そもそもこういう破壊されにくいクリーチャーを切り札にするなら、
水文明と組み合わせて、相手の妨害をしながら戦うのがいいんですのよ。
ただ、一個コンボを考えていたのにできなくなったのが残念ですの」
エーツー
「ん?できなかったコンボ?」
八重子
「ですのよ」
エーツー
「ふーん……一応教えてよ」
八重子
「できなかったコンボを教えるのも恥ずかしいですの……
でも、エーツー様だから特別ですのよ?
えっと、相手のターンに破壊される時に、カードを捨てるということは……」
シュウ
「ちょっと待つのです!
光文明の破壊神、八重子!」
八重子
「その声は!
闇文明の貴公子、シュウ!ですの!」
シュウ
「今日はルール解説の貴公子、シュウと呼んで欲しいですな」
エーツー
「あぁ、そういえば、シュウ君は去年1年間ルール解説部やってたもんね」
シュウ
「そうですぞ。ルールとマナーを守って楽しくデュエマ、
ルールの事ならわたくしに任せて欲しいですな。
で、八重子殿、そのコンボ、できますぞ!」
八重子
「え?まだ、なんも言ってないですのよ!」
エーツー
「いや、だから、アレでしょ?
相手のターンに破壊される時、《無頼聖者サンフィスト》みたいに、
相手のターンに手札から捨てさせられる時に、
バトルゾーンに行くクリーチャーを使えばお得、っていいたいんでしょ?」
八重子
「そ、その通りですの……よくわかったですのね?
でも、『○○の代わりに××する』という効果、いわゆる置き換え効果は、
すでに代えてしまってるものを代える事はできないって教わったんですの。
この場合、手札から捨てるのは、《光器シャン・ベル》を
墓地に置く代わりにやっている行動ですわ。
だから、その捨てる手札を代わりにマナゾーンや、
バトルゾーンに置くこともできないですのよ!」
シュウ
「おっと、待つのです!
《無頼聖者サンフィスト》は墓地に置かれる代わりに、
バトルゾーンにでるんですぞ?
つまり、《光器シャン・ベル》と《無頼聖者サンフィスト》が
置き換えているのは別のものですな」
八重子
「そ、そう言われてみればそうですのね!
ってことは八重子の発見したコンボは……」
シュウ
「もちろんできますぞ!
ルールをちゃんと知ってると新しいコンボを見つけるのに役立ちますな!
ルールとマナーを守って、楽しくデュエマ、これ、重要ですぞ!」
エーツー
「そのへんのルールは、昔のルール解説部にものっているから、
まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてくれ!」
エーツー
「『ダークサイド』が発売されて、
キミのデッキも新しくなったかな?
新しいデッキで、
新しくなった参加賞をゲットするべく、
キミもデュエル・ロードに足を運ぼう!」
八重子
「べ、別にコンボできなくてもかまわないんですのよ!
八重子、エンジェル・コマンドが大好きだから、
エンジェル・コマンドでデッキ作るんですの!」
シュウ
「……八重子殿、《光器シャン・ベル》は……名前からもわかると思いますが、
メカ・デル・ソルですぞ……」
八重子
「そ、そんな!かんちがいしてたんですの!」
エーツー
「思い込みって怖いなぁ……」
シュウ
「わたくしも、たまにデーモン・コマンドとダークロードを
思い込みで間違えてデッキを作ってしまいますからな……」
エーツー
「僕もこのあいだアーマード・ドラゴンとボルケーノ・ドラゴン間違えた……」