2011年8月17日 21時21分 更新:8月18日 1時3分
民主党の鳩山由紀夫前首相は17日夜、東京都内で自身の議員グループの役員会を開き、次期党代表選に向けて東日本大震災の復興増税と大連立に反対する方針を決めた。
鳩山氏は役員会後、記者団に対し「国難の時に国が輸血を必要としているが、その血を自分から取るようでは元気になるわけがない。大連立は民主主義を破壊する」と語った。野田佳彦財務相が復興増税と大連立に前向きな点については「野田氏の考えは変わるかもしれない。間違いは改めたって構わない」と述べた。【朝日弘行】