泊原発3号機:知事、再開容認へ…北電16日にも営業運転

2011年8月15日 22時58分 更新:8月15日 23時15分

北海道電力泊発電所3号機=北海道泊村で2010年7月、本社機から小出洋平撮影
北海道電力泊発電所3号機=北海道泊村で2010年7月、本社機から小出洋平撮影

 調整運転中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の営業運転再開をめぐり、北海道議会は15日、16日に特別委員会を開くことを決めた。高橋はるみ知事は同日、運転再開容認を表明し、海江田万里経済産業相に報告するとみられる。

 北電は経済産業省原子力安全・保安院から検査終了証が交付されれば、16日中にも営業運転に移る。東京電力福島第1原発事故以降、定期検査から営業運転が再開される初のケースとなる。

 道議会最大会派の自民党・道民会議と民主党・道民連合、道の3者は特別委理事会、特別委の16日開催に合意した。

 民主会派は、北電、少数会派の出席も求めていたが、民主会派の斉藤博特別委委員長は「日程調整がつかない」として、出席を断念した。

 3号機は原発事故の影響で、通常約1カ月で営業運転に移行するフル出力状態の調整運転を約5カ月間続けている。【片平知宏、田中裕之、吉井理記】

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