“総選挙”商戦続々 ブームに乗っかれ!食品、流通業界
産経新聞 10月11日(火)20時16分配信
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| “総選挙”が流通、食品業界の新たな販促策として脚光を浴びている=11日午前、大阪市北区の阪神百貨店梅田本店(頼光和弘撮影)(写真:産経新聞) |
阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)はデパ地下で人気のスイーツ28品の中から、和洋それぞれ好みの一品を選んで投票する「スイーツ総選挙」を開催。11日夕には、先着200人を対象に28品の試食会も行ったが、午前中から並ぶ人もでるほどの人気ぶり。投票した大阪市福島区の主婦(58)は、「おもしろい取り組み。いろんなお菓子があるんですね」と目を輝かせた。
同店の担当者は「流行の総選挙イベントで、日ごろ買っていないスイーツにも目を向けてもらえたら」と期待を寄せる。当初は期間中約3千人の投票を見込んでいたが、上回る勢いだ。
消費者の嗜好(しこう)を直接、反映するだけに、小売業界や食品業界では人気投票を販売促進につなげるケースが目立つ。
イトーヨーカ堂は、全国のイトーヨーカドー150店で、食品の新商品約100種のうち、「食べてみたい」商品を選ぶ総選挙を8〜9月に実施。インターネットで投票でき、参加者には抽選で新商品の詰め合わせが当たるとあって約1万4千人が参加した。同社は「新商品を大勢の消費者に知ってもらえた」とご満悦だ。
同様に日清食品が実施した、カップヌードルの再発売商品を投票で決める「復活総選挙」では、投票総数が約186万票に達し、AKB48の前回総選挙の約116万票を上回る規模になった。ネスレ日本も9月、チョコレート菓子「キットカット」の期間限定商品の復活をかけた「総選挙」を実施し、「消費者と直接コミュニケーションできた」(ネスレ日本)というように、企業が消費者のニーズを知る有効な手段にもなっている。
こうした総選挙ブームについて、りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「ランク付けされることで商品に付加価値が付く。消費者の力をうまく使ったプロモーションの方法」と分析しており、今後さまざまな企業に広がりそうだ。
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最終更新:10月11日(火)20時16分