'11/10/11
東海第2原発の廃炉要望 地元村長、細野原発相に
運転開始から30年以上たつ日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村、沸騰水型、110万キロワット)について、地元東海村の
村上村長は、第2原発から30キロ圏内の人口は100万人に上り「立地条件として不適切」と強調。老朽化や、東京から近いことも踏まえ「廃炉にすべきではないか」と指摘した。
村長によると、細野氏は「貴重な具体的な提言をいただいた。考えさせていただく」と答えたという。
また、経済産業省原子力安全・保安院や内閣府原子力安全委員会の信用が大きく失墜しているとし「原子力規制体制の早期確立なしに、停止中の原発の再稼働は受け入れられない」と指摘した。
東海第2原発は、1978年に運転を開始。3月11日の地震では、原子炉が自動停止したが、津波対策を進めていたため、東京電力福島第1原発のような事故への進展は免れた。
東海村は日本の原子力開発の初期からさまざまな施設が運転されてきたが、99年に村内にあった核燃料加工会社で臨界事故が発生、作業員2人が死亡し、住民が避難した。当時も村長を務めていた村上氏は、原子力推進に慎重な立場を取っている。