FX選定巡りメーカーの競争激化
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FX選定巡りメーカーの競争激化

10月11日 5時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

航空自衛隊の次期戦闘機=FXの候補となっている3つの機種のメーカーなどは、来月の防衛省による機種選定を前に、売り込みに力を入れており、受注を目指して競争が激しさを増しています。

次期戦闘機=FXについて、防衛省は、来月末をめどに機種の選定を行う予定で、▽アメリカ製の「FA18」、▽アメリカなど9か国が共同で開発を進めている「F35」、▽ヨーロッパの4か国が共同開発した「ユーロファイター」が候補となっています。防衛省は、各機種の性能や価格、それに、日本企業が機体の製造や整備にどれだけ関われるかなどを判断材料として選定を進める方針です。こうしたなか、先週には、FA18を売り込んでいるボーイング社、ユーロファイターを共同開発したイギリスの駐日大使らがそれぞれ記者会見を開いたほか、F35の導入を求めるロッキード・マーチン社が報道関係者向けの説明会を開き、各機種の特徴やメリットなどをアピールしました。次期戦闘機は、40機から50機ほどの調達が予定されており、総額数千億円に上ると見込まれる受注を目指してメーカーなどの競争が激しさを増しています。