2011年10月10日

マスコミという「体制」打倒を!

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花王デモを「テロ」とする愚を叩く!

「排外」「殺せ!コール」から「近代打倒」そして「逆もまた真なり」へ(3)
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 インターネット巨大匿名掲示板『2ちゃんねる』の元管理人・西村博之が花王デモについて「現代的で効果的なテロである」旨の記事を自身のブログに掲載したようです。

 現在、2ちゃんねるはサーバーがシンガポールだか海外に移り、実際の運営は北海道辺りの風俗業者だとも言われます。

 件の花王デモに関する記事ですが、西村博之のような輩には右も左もなく、どうでも良い立場から社会で起きていることをテキトーに論じているのでしょう。否定的なようで肯定しているようでもあり、肯定的なようで否定しているようでもある、何とも人々を茶化したいい加減な論評です。

 西村博之ブログの記事はライブドアのニュースで触れられていました。

bbf3cf85 私が「行動する保守」運動の運営陣として携わっていた当時から、この手のネット・メディアでは批判的ながらも大手マスコミが取り上げない街頭でのデモ行動が度々ニュースになっていました。

 襲撃でもないものを襲撃と言い、暴動でもないものをさも暴動であるかのように報じる形で。
 どういう形であるにせよ、完全黙殺の既存マスコミよりはネット・メディアのほうが評価に値するとは思っていました。

 西村博之については、ここでブログのアドレスや顔写真を掲載しておくべきなのかも知れませんが、私はあの手の顔には嫌悪感を覚えますので掲載はしません。

 また、花王デモについてはフジテレビの韓流偏重報道に端を発する大規模な抗議デモが番組スポンサー企業への抗議デモに発展したもので、私は一連のデモ行動については一切論評しない立場をとっておりましたが、ここでは西村博之の「珍説」への反論という形で言及します。

 それでは西村博之ブログの一部始終を抜粋してみることとしましょう。

「アルカイダが9/11にテロを起こしたことで、アメリカだけでなく、他の国も、中東やイスラム教に手を出すと、どんな仕返しが来るか予想が出来ないので、敬遠するようになっています。
9/11のテロは、アメリカの政治的な決定とは無関係な一般人が多く亡くなってます。
アルカイダは明確なリーダーが居ないので、誰かを説得したら、全員従うとか、特定の組織を壊滅させたら終わるというわけでもないので、裏工作や交渉などで解決することが出来ません。

現代のテロの定義としては、こんな感じ。

・相手や第3者に恐怖を植えつけることで、目的を達成させる
・無関係の第3者を巻き込むことが多い
・リーダーや組織が明確ではないので、交渉できない」
(以上、西村博之ブログより)

 最後のテロ勢力の定義についてはまるで2ちゃんねるそのものを言い得ているではないか。
 責任者が明確にされない、要するに責任の所在が明らかにならないもので、この点は2ちゃんねるの運用をめぐり、数々の民事賠償訴訟を起こされて敗訴し続けていながら管理者としての賠償責任を果たしていない西村博之らしい発想と言えよう。

 ちなみに、どんな勢力にもリーダーが存在しないはずはないし、複数それも大勢の者が一つの計画を遂行するためには曲がりなりにも組織の体をなしていなければ出来ない。

 第三者に恐怖を植えつけるとは多くの「2ちゃんねる被害者」を出し、ネット・ユーザーらの健全なネット活用を阻む「無法地帯」に君臨した西村博之ならではの定義である。

 私は一連の花王デモが第三者に何らかの恐怖を与えたとはまったく思わない。平服参加の老若男女が国旗・日の丸を手にデモ行進して何が恐怖なのか? むしろ日本人に恐怖を与えているのはこのような大規模デモを完全黙殺するフジテレビであり、何食わぬ顔でスポンサーとして踏ん反り返っている花王のほうである。

 冒頭部分、西村博之はアルカイダの9・11同時テロを引き合いに、花王デモを同列に論じているが、実に稚拙なレトリックである。この程度のオツムで2ちゃんねる空間に胡坐をかき、世論を操った気になっていたのだろう。

 国際情勢にも触れておくと、アルカイダのテロ報復によって中東やイスラム教にどこの国も手が出せない旨を述べているが、中国などは国内のイスラム圏(ウイグル)に対する弾圧・侵略行為をますます強めていく傾向にある。
 プーチンが大統領に返り咲き、共産主義時代の強権そのままのロシアもまた然りで、欧米は既に人権問題という観点からもこれらの問題を看過している。

 フジテレビ・花王へのデモ行動は、やがて何らかの大掛かりな規制がかけられたり、何らかの形で摘発が強化されるだろう。

 続いて西村博之ブログより。

「翻って、日本の花王に対するデモは現代のテロなんじゃないかと思ってるおいらです。

元々は、フジテレビの偏向報道に対するデモだったはずで、花王は数あるスポンサーのうちの一つでしかないです。
なので、とばっちりなんですよね。

んで、Amazonレビューに花王製品がボロボロに書かれていたりとか、実害も出ているようです。
花王デモをやってる人たちが、どこかに所属してるメンバーというわけでもないので、誰かを説得して、一人は納得させられても、全員を従わせることが出来ません」(同)

 何がテロでどれが実害なのか!? 誰がとばっちりなのか!?

 有害な放送を批判を無視してまで強硬に続けるテレビ局、その局の大スポンサーとなっているような企業の製品はその品質に関係なく、不買運動を起こされたとしても当然だろう。むしろデモや不買は視聴者の側に与えられた「権利」であり、法的に見ても道義的に見てもその闘争手段は何ら批判される謂れはない。

「昔だったら、どこどこ大学のなんとか研とか、グループがあって、リーダーがいたりしたので、交渉や説明をする余地があったんですけど、今回の花王デモは誰に話せばいいのか、全くわからないんですよね。

ただ、外から見ている企業は、『アレに巻き込まれるのは嫌だな』と考えてしまったりするわけです。

フジテレビにCMを出すのと、TBSなどの他のテレビ局にCMを出すのは、ほとんど変わらないわけで、リスクをとってフジテレビへのCM出稿を強行するメリットが無いんですよね。
どんな会社も判断するのは、ただの1社員だったりするので、『万が一、デモがうちの会社に来たら責任取れるのか?』とか考えたりすると、なんとなくフジテレビを避けようということになったりするわけです。

結果として、フジテレビへの打撃には成ってると思うのですね。」(同)

 その通り。企業の側がデモ行動を起こしている者らの誰に話をつければ良いとか…花王デモを右翼団体の抗議行動や暴力団の難癖と同列に論じられては敵わない。

 話し合いをしてデモが止む類の問題ではないし、行動を起こしているのは「カネさえ出してくれれば…」といった類の方々ではない。

 話し合う必要もない。花王が韓流番組のスポンサーを降り、フジテレビが代表取締役のクビを飛ばし偏重報道をやめれば済む話だ。

 他の企業が巻き込まれる? 当然のこととして韓流・偏重報道はフジテレビに限ったことではなく他局も同様であり、その番組スポンサーも多岐の企業にわたるのだからデモが他へ拡散していくのは当然だろう。何が巻き込みなのか?

 打撃だとかダメージという点で言うなら、一連の抗議デモがそのくらいの損失を与えるには至っていない。テロという次元でもない。

 一言で言うならコワさがないからだ。西村博之が言うような恐怖など誰も感じていない。本来的にデモ行動というのは、それこそ暴動・襲撃があって当然で、1万人も集まれば10分の1の一千人くらいの逮捕者が出ていても普通である。

 これは先ごろ「10・29反中共デー」を行なった右翼団体のデモ抗議についても言えることで、例えば尖閣諸島周辺で中国海軍の艦船が航行するような事態が日常茶飯事のように頻発しているが、このような時、日本国内にある中華街が日本人によって襲撃され、店という店が破壊されるような事態が起きていてむしろ当然である。

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 神奈川県なら横浜・中華街、関西では兵庫県、九州でも福岡県に中華街なるものがあり、近年では東京・池袋の西側にも中国人が密集してチャイナタウン計画なるものをぶち上げているが、日中間の火種が大爆発しているというのにこうした地域で一切波風が立たず、無傷なのは何とも異常ではないか。

 北朝鮮のミサイル騒動が起きる度に、朝鮮民族学校の女子生徒が着用しているチマチョゴリが切り裂かれたと報道される。すべて在日朝鮮人による自作自演の被害だと思われるが、女子生徒のチマチョゴリを切り裂くような低次元な事件しか報道されないことこそ情けないと思わなければならない。
 通常、他の国ならこういう時には朝鮮民族学校の窓ガラスが何十枚か割られて投石くらい起きるのが普通である。

 ところが、最前線に立って戦っているべき右翼民族派団体からしてこうした行為を「差別である」として是としない。私たちが「行動する保守」運動として中国人や朝鮮人の侵略行為を排除せよと戦っている時も真っ先に妨害してきたのは左翼でも中国人・朝鮮人でもない、既存の右翼団体であった。

 その右翼団体こそが最精鋭の排外主義者でなければならないというのに、てんで真逆のことをしてしまっている。

 こんなことだから誰が国を憂いてどんなデモをやってもイベント的になってしまう。

 花王デモに話を戻す。

 テロでもない行動をテロとし、襲撃・暴行でもない行動を襲撃・暴動であると騒ぐ。こんな2ちゃんねるレベルのバカが溢れ返っているから人権侵害でも何でもない言動を「人権侵害である」として摘発しようと目論む人権擁護法案(現・人権侵害救済法案)のような法案まで出てきてしまう。

 考えてみて下さい。日本各地で外国の極右翼勢力みたいに異民族・異人種を迫害するような行動が頻発していたら為政者の側は悠長に人権何たら法案…なんて出して来れませんよ。

 よくデモ行動でも外国人への差別的発言を口にすると「そんなことを言うと人権擁護法案の口実になるぞ」と警戒を促す向きもあります。実は話は逆ですよ。為政者の側が人権侵害にも該当しないことで日本人を摘発しようとしている、そのための人権救済機関(イコール利権)をつくろうとしているんです。

 全国規模でホントの人権侵害が頻発したら、人権侵害にも該当しない「事件」を摘発しようとする人権救済機関…なんてつくってる場合じゃなくなりますから。

 でも、今の日本人の民族意識って右翼からして停滞・低迷しています。いっそ人権何たら法案なんてつくったほうが良いのかも知れません。 
 本当に法案成立で言論の危機…となった時にようやっと本気の言論が飛び出すのかも、ですよ。

 再び西村博之ブログより。

「んで、『そうは言っても、そこまで関係ない会社にダメージを与えて、本丸を攻撃するのは如何なものか?』とかいうモラルや善悪とは関係なく、目的を達成するのがテロだったりするわけです。
9/11のテロが最終的に何が目的だったのかが、わからずじまいで、アルカイダの攻撃は終わったのか、続いてるのかわからないように、フジテレビと花王も、どういう状態になったら、終わりなのかがよくわからないので、対処がかなり難しいんですよね。
、、、という新しい現象が生まれ始めてるんだなぁ、、、と、現代社会を観察してる昨今です」(同)

 フジテレビへの抗議も花王への抗議も色んな形で継続されているだろうが!

 モラルや善悪を引き合いに出すならテレビ局やスポンサー企業のモラル・善悪の基準はどうなのか!?

 抗議デモや不買運動レベルのことをテロだと言うアホがいるから襲撃・暴行でもないことを襲撃・暴行と言い、人権侵害でもないことが人権侵害だと言われる世の中を招くんだよ。

 その悪いオツムでせいぜいじっくりと現代社会を観察してくれ。司法・立法・行政と並んでマスコミこそが打倒すべき「体制側」「権力者」であるという現代社会を。

 立法府として国会議事堂が存在するように、これに並びマスコミも情報を一手に握って世の中を悪くしている体制なんですよ。

 マスコミへの抗議デモは反体制デモであり、この体制打倒(マスコミュニケーション破壊)のデモであるべきなんです。

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Posted by samuraiari at 22:59│Comments(1)TrackBack(1)この記事をクリップ!

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多文化共生・多民族共生の末路「これが世界だ!」シリーズ【外国人犯罪追放運動Blog】at 2011年10月11日 03:49
この記事へのコメント
良く捉えれば、テロと思えるほどの威力があったと言う事でしょう。
特に花王製品の不買運動がじわりと効いている感じがします。
ついに近所のイトーヨーカドーでも花王の安売りが始まりましたからね。
勿論、反フジデモ、花王不買は視聴者、消費者による正当な抵抗運動であってテロなんかではありません。
Posted by 応援 at 2011年10月11日 00:22

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