iChatの設定方法と使い方
 * iChatの設定方法 * 

Dockから「iChat」を起動します。
Dockにアイコンがない場合は、「アプリケーション」フォルダの中の「iChat」を起動してください。

 最初に起動すると、「ようこそiChatへ」が表示されますので「続ける」をクリックします。

 次にアカウントの設定ウィンドウが開きますが、設定画面が開かない場合には、iChatのメニューから「環境設定…」を開きます。

 環境設定の「アカウント」タグの左下にある「」ボタンをクリックします。

 「アカウントの設定」ウィンドウが開きます。

 iChatで使えるアカウントは「AIM」「.Mac」「Mobile Me」「Google Talk」「Jabber」などのアカウントです。

 「アカウントの種類」を選んで、下の「iChatアカウントを取得…」をクリックします。

 iChatで使えるアカウントは「AIM」「Mac.com」「Mobile Me」「Google Talk」「Jabber」などのアカウントです。
 とりあえず使うならAppleの「Mobile Me」辺りが良いでしょう。

Googleトーク(Google Talk™)をMac iChatで利用する方法

「Jabberアカウント」を無料で取得してMac iChatで利用する方法

iChatでMSNメッセンジャーを使う方法

 「AIM」のアカウント取得の画面はこちら。
 必要項目を入力すればOK。
  日本語でAIMアカウントの手続きをしたい場合はこちらのページから。

無料で使える「AIMアカウント」を取得してMac iChatでチャットする方法

Mobile Me」のページから「Mobile Meに登録する フリートライアル」をクリックします。
 「Mobile Meサインアップ」のページから必要事項を入力し、アカウントを取得します。
 60日間のフリートライアルで、iDisc等のサービスが60日間使えますが、終了後にもアカウントはiChatで使い続けることができます。
 アカウントが取得できたら、iChatの「アカウントの設定」に「Mobile Me 名(スクリーンネーム)」と「パスワード」を入力し、「続ける」を押します。
 アカウントが取得できたら、iChatの「設定結果」に「iChatを使用する準備ができました」と表示されればOKです。
「完了」を押します。

 自動ログインができない場合は、一旦iChatを再起動すると、自動的にオンラインになって使えるようになります。

 ログインすると音声で知らせてくれます。
 左側に「チャット可能」の緑のランプが点灯しているので確認できます。
 自分のアイコンを設定するには、右上のピクチャをクリックします。
下の「
ピクチャの編集…」を選びます。
 「カメラマーク」をクリックすればカメラがスナップショットを撮ってくれます。
 「
選択」から好きな画像を指定することも可能です。(左図参照)
 「
スライドバー」でズーム調整し、トリミング位置を合わせます。
 自分のアイコンを設定すれば、テキストチャットの時などに表示されるので分かりやすくて便利です。
 ただし、画像の向きと吹き出しは、相手の画面では反対側になるので、右向き、左向きは一致しません。(笑)

 ちなみに、iChatのテキストチャットは、iPhoneとは互換がありませんが、(アメリカ国内では) iPhone に SMS(ショート・メッセージ・サービス)テキストメッセージを送信できます。
 SoftBankもやればいいのに・・・
 画像は記事とは無関係な「iPhoneのSMS」画面です。

iChat 4.0 Help SMS テキストメッセージを送信する

 * iChatの使い方 * 

 iChatを起動すると、自動的にログインしますが、右上のアイコンが
「ビデオカメラ」なら「ビデオチャット可能」
「受話器」なら「音声チャット可能」
「A」なら「テキストチャット可能」な状態になっていることを表しています。
ちなみに「カメラアイコンが重なった状態」なら、複数人とビデオチャットができます。

 ログインしているメンバーも緑のランプが点灯して表示されます。
チャットするメンバーを選択して、下の「
ビデオカメラ」アイコンをクリックすれば、ビデオチャットの呼び出しを行います。

 つまり、iChatを行う場合には、双方ともにiChatが起動して、なおかつログイン(オンライン)になった状態でないとつながらない訳です。

 電話かメールで「これからiChatしましょう!」と呼びかけて、ログイン状態にしてもらう必要があります。

 どんぶらこさんからの参加依頼のメッセージ。
呼び出し音とともにこのようなメッセージが表示されます。

 メッセージウィンドウをクリックすると、自分のプレビューが表示されます。
 右下の「
受け付ける」をクリックすると、ビデオチャットが始まります。
 部屋が散らかっている、寝癖で見せられた顔でないという時には、左下の「
テキスト返信」をクリックすると良いでしょう。
 相手が「受け付ける」してくれれば、ビデオチャットが始まります。
 相手の映像がメインに、自分の映像が小さく表示されます。
 自分の映像は自由に位置を動かすことができます。
 左下の「
エフェクト」をクリックすると、自分の映像に様々な特殊効果をかけることができます。
 さらにフリーのエフェクトユーティリティも用意されています。
 下側に並ぶボタンは・・・
 「
」をクリックしてチャットにメンバーを追加できます。
 「
\マイク」をクリックすれば、音を消すことが可能です。
 「
対角矢印」でフルスクリーンモードになります。
 この状態で、ビデオチャットのウィンドウに映像ファイルをドラッグ&ドロップすると、「iChatシアター」として相手に映像を見せることができます。(左図)

 この祭、ウィンドウの下半分にドロップすると、ビデオチャット上で再生(共有)されて見ることができます。ウィンドウの上半分にドロップすると、ファイルが相手に送信されます。

 相手と共有できる(見せられる)ファイルは、QuickLookできるファイルなら何でもOKです。(Officeファイル、PDF、QuickTime、Keynote等)
 見せながら音声で説明もできるので便利です。

 ファイルメニューの「iChatシアターでiPhotoを共有…」を選ぶと、iPhotoのアルバムを見せることもできます。

 旅行の写真や家族の写真を見せながら会話が楽しめるので便利です。

 意外に知られていませんが、iChatを使って相手のMacを遠隔操作することができます。
 Macの使い方を説明したり、設定をしてあげたりが音声とともにできるので、便利です。

 使い方は簡単で、メンバーを選択してから、右下の「画面共有ボタン」を押すと…

 左図のようなコンテクストメニューが表示されます。
 自分のMacを操作してほしい時は、上の「
自分の画面を(相手)と共有…
 相手のMacを操作したい時は、下の「
(相手)の画面共有を依頼…
 を選択します。

 相手の「受け付ける」が得られた場合に、画面共有が始まります。

 「画面共有」はこんな画面になります。
 相手のMacのモニター解像度によって周りの黒い部分が表示されない(フルスクリーン)場合もあります。
 iMac24”(1920×1200)で相手のMacBookPro15"(1440 × 900)の画面共有をした場合にはこんな表示になりました。

 単にアプリを動かすだけでなく、ディスクユーティリティなどのメンテナンスや、システム環境設定などの変更も可能です。

 左下の自分のウィンドウをクリックすれば、表示を反転させて自分のMacの操作も行なうことができます。

 画面共有はフルスクリーンで行われ、ほぼすべての機能を相手が操作することができ、テキスト入力や、コピー&ペーストも可能になります。
 よほど信頼できる相手でないと、システムを壊されたり、データを盗まれたりする危険性がありますから気をつけましょう。

 共有中は双方の操作が有効になります。マウスポインターの奪い合いも気持ち悪い操作感です。(^_^;)

 

 画面共有を終了するには、メニューバーに現れる「画面共有」のアイコン、または自分の画面に戻ってiChatのウィンドウから、「画面共有を終了」のプルダウンメニューを選ぶだけです。

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