kozawa のたまに気になること

リンクの少ないでもぶろぐ・・・にせぶろぐ?
デスク周りには凝りたいものですが

ソフトウェア産業(学問の業界も同じですが)特有ではないんですけど、PCに長時間向かっている業界では、やはりデスク周りの環境全般は整えたいものです。

兎小屋的に詰め込んでソフトウェア開発させる事例への批判とか見ることがありますが、生産性も問題ですし、そういうの身体に悪いです。人材の使い捨てにもなりかねませんよ。だからといって1人1個室のどっかの会社のやり方がどこにでもあてはまるとかそういうことはないので、その辺は業種やチームのシステムや社風等々で決まるところですし、それはそれで研究があるのでそういうのはそういうので論じるのがいいと思いますが、まぁ、開発環境ネタの勉強会を前にやってた人たちがいて自分は参加できなかったし中身の事後フォローもろくにしてませんが、自分に余裕があったらこの辺お話したかったなぁ的な思いはあります。

べたですけど、机と椅子とPC。これら重要です。とにかく長時間作業するのですから、ディスプレイの位置、キーボードの位置、マウスの位置、椅子、この関係は重要です。身体が堅牢な人にとっては実はそれほど深刻ではないかもしれませんが、健康を考えるならここの投資は削ってほしくないです。長時間のデスクワークに関する健康にとっての最適とはという関係はPC以外も含めて色々研究されてて、その割にびしっと明快な結論が出てたりソリューション(究極の椅子、とか机、みたいな商品)が案外ないんですが、でも、「作業PCはノートPCのみ、かつ持ち運び用のモバイル的小さいの」のみで作業をさせてディスプレイもキーボードもマウスも外付けでないのは、出先では仕方がないかもしれませんが、不健康の押しつけですよ…そういう所の経費節減はとても賛成できません。マウスやキーボードも拘ればきりがなくって費用対効果の問題もあってあれなんですけど、まぁ、せめてマウスはいまどきレーザー式を最低限にして「思いどおり動かない」は起こりにくくしてはほしいですね。 Excel作業が多いならディスプレイも大きい方がいいでしょうね。マルチディスプレイは万人に最適とは思いませんが、それで生産性が上がるなら是非。Excelで縦も横も長いドキュメントをいじることが多い人は個人的な好みで「横スクロールホイール付き」がお勧めだったりまぁキーボードやマウスのお勧めは色々議論の余地があるんじゃないでしょうか(あんまり私も知識が浅い分野なのでもっと色々教えて欲しい所です)。

作業内容にもよるんですが、「紙を見ながらPC作業」って割と発生すると思うんですけど、それをしやすい机・PC配置ってあんまり見たことないんですよね。少なくとも机が狭いとそれ以前に泣きたくなりますよね。

他にも、腕周りの筋力がある人にはあんまり関係ないんですけど、頸肩腕症候群とかのリスクを避ける意味でも、PC作業時にキーボードやマウスに触れる両腕が硬い机に直接触れないようにクッションとか入れるのはお勧めです。

まぁ、この辺をもっと調べて発表資料にして表に出したいなぁと思いつつずるずる日付だけ過ぎてしまったので、中身が薄いままですがとりあえず頭の中を日記に吐き出しておきます。

| pc/net | 17:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
Excel方眼紙
Excel方眼紙

Excel方眼紙、というのは、少なくともソフトウェア界のSI系企業ではメジャーらしい、それ以外ではどれくらい使われているんでしょうか、通常揶揄表現です。Microsoft Officeでは文書は本来Word、表や計算がからむとExcelと使い分けるものですが、前述の業界では「ドキュメント」にExcelがよく使われます(使ってない所もあるんですけど、それは脇に置きます)。さらに、その際に、レイアウト上の理由でExcelの各Cellサイズをほぼ正方形状にして、原稿用紙みたいにして使うんですね。これが、とても「フラストレーションがたまります!」

まぁ、私も嫌いです。

で、まぁ、中には「絶対理解できない。100%Wordの方がまし」というのもあるんですが、まぁそれでもExcelが使われるのにはそれなりの理由はあると思っています。
簡単に分析すると
・日本人は原稿用紙が好き。昔は日本語ワープロソフトは原稿用紙のように縦何文字、横何文字のレイアウトだった。また、SI系業界では個人PCが普及する前はドキュメントは(まぁSI業界でなくても当時はそうですよね)原稿用紙だったし、プログラムのソースコードすら原稿用紙に書くことは別に珍しくもなんともなかった
・罫線をつかうのに、Excel方眼紙だと線の縦横を揃えるのが楽。というかWordでもできなくはないんですけどねぇ。日本人の細かさを考えるとExcelの方が楽というメンタリティは理解できなくはない…。
・シートを使ったページ切り替えがなぜか便利。というかWordでも似たようなことはできるはずなのに使わない!まぁ、Wordだと不便って言われると全否定はしづらい。

で、「どうせExcelを使うなら使うなりに生産性を上げようよ」と思うわけです。

で、まぁ、一つの方向性としてはソースコード自動生成とか、コードとの相互自動連携というのもあるのですが、それは今日は省きます。

以下のようなプロダクト(市販、フリー)はありませんかね。

・印刷切れの疑いをファイル横断で一括検出してくれるもの
・セルはみ出し疑い(そう、あの悪魔の###です!)を一括検出してくれるもの
・白紙ページ印刷の疑いをファイル横断で一括検出してくれるもの
・ページはみ出しで余計な紙が出てしまう的なものを一括検出してくれるもの
・印刷されないオブジェクトのゴミ候補を一括検出してくれるもの(幅ゼロになっちゃってるとか、色・線がなしになってるけど残ることを意図してないもの)

・Wordの「スタイル」に当たる機能。特にセルの結合がらみもこういうのでぱっと統一できると涙ちょちょぎれ
・連番を振って項目を羅列するときにWord的に連番やインデントを管理してくれる機能(Wordのそれも結構不満がありますが、ないよりは相当いいです)。

・改ページで(文章や表が)途中切れしてしまう時に改行や印刷範囲で調整しないといけないものの作業補助
・「TBD」みたいなことをどこかに書いておくと、後から作業残りがないか検出してくれるもの
・一部のバージョンのExcelだとほしくなるのが「Photoshopのスポイト」みたいに、セルの色を自動取得して他に使いまわしが簡単になる機能

・テキストファイルから大量文字データをペーストする時の「先頭'」の制御の自由自在。
・Excelの仕様上「同じファイル名のファイルが開けない」本体はいじれないだろうから「コピーしてファイル名を変えて開く」とかのサジェスト

・Excel自体に校正履歴機能や、フリーのソフトによるExcelの差分(diff)ソフトはあるんですが、それらを使って「改訂履歴ページ」みたいなもの作成の部分自動化

・そういったものを実現するツールの一つがVBAも便利なんだけどIDE、デバッガ周りが貧弱すぎるのでそこ全般

VBA関係はhttp://www.vector.co.jp/soft/win95/prog/se260080.html
http://q.hatena.ne.jp/1293230508
http://wordvba.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/mz-tools-40b1.html とかありますけど、どうなんですかね。。。

きっと、上の中には私が知らないだけで、「これはあるよー」というのがいっぱいあって優しい皆さんなら教えていただけるものと信じておりますが。

あ、ちなみに、同じExcelで生産性を上げる方法として「単に機能が知られてないだけ」とかいうこともあるので、当然Excelに関するさまざまな書籍は関係者(誰)には読んでほしいですし、Wordの機能が知られていないがためにExcelを便利に感じてしまう部分も明らかにあるので、Wordに関するさまざまな書籍も関係者(誰)には読んでほしいんですけど、本日はそこまでは踏み込まないことにします。いい本あったら紹介はWelcomeですけどね!
| - | 18:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
財布の小銭入れ最適化問題
 タイトルは釣りです(財布の小銭だけにっ!)。

さぶいですね。

閑話休題。買いものでレジで支払いをするときに、小銭を出すのに困る経験って誰でもありますよね。解決法として、電子マネーとかクレジットカードとかいうのが流行っているこの頃なのでここからの話題ははっきりいって時代遅れです(まぁ、釣りは要らないよ、という人もいるかもしれませんがそれはそれとして)。

支払う時に全部札でとかする手もないことはないんですけど、小銭を全部募金箱にでも入れないとじゃらじゃらして当然じゃまですので、結果として「釣りはいらないよ」主義と何もかわりません。

これに対する、もっとも発想的に単純なアナログ解決方法としては、「硬貨の種類別に完全に分けられた財布を使う」ことにあります(全自動でボタンを押すと最適な小銭を出す機械、というアイディアは今回の話のネタ的にも実用的にもアレすぎるので却下します)。まぁ、「硬貨の種類別に完全に分けられた財布を使う」という手も、ないことはないのですが、それではネタとして面白くもなんともありません。世間にふつうにありふれた「小銭入れ」で考えてみますと、「小銭入れ部分が仕切りで二つに分かれている」ものというのは、割とそこら辺でも普通に見つかりますし、持ち運び上も特別なものでもありません。考えてみましょう。小銭入れから小銭を探すときに、一番時間のロスになるのは何か、これは個人差はあると思いますが、「100円玉と50円玉が埋もれた小銭からは紛らわしい」ことです。これが1番ではないとしても、これに悩みを感じたことのある人は多いのではないでしょうか。ここで、「はじめから、100円玉と50円玉は別のところに入れてしまえば出すときに悩む時間が解消される」と考えるのです。そこに「分けられる入れ先は2つ」という制約を考えてみましょう。ここで私の定義する「財布の小銭入れ最適化問題」とは、「二つに分けられた小銭入れの中に日本のすべての硬貨の入れ先を分けることで、小銭を探す時間を最小にする」問題なのです(なんだそりゃ!)。すべての硬貨の間には、「間違えやすさ」の度合いがそれぞれなだらかに存在し、そこには程度の大小関係が存在します(しかし、ここに個人差が混じる余地は否定できませんが、個人によってまったくばらばらであってある程度共有可能な尺度が全く成立しないということはないでしょう)。ここで、「最も合理的な硬貨の入れ方の二つへの分け方」…考えてみませんか?

たとえば、500円玉を100円側と50円側とどちらに入れるといいでしょうか。これは大差はないのですが、100円、50円、500円の3つだけの関係に着目する限りにおいては、大きさと穴の有無という違いの大きい50円の側に500円がある方が若干ながら判別効率は高いと思われます。しかし、この基準は他の硬貨との関係を考えると、重要度が小さいので100円と500円を同じ側にするのもありでしょう。大きさ、穴の有無、色の違いなどを加味して全体最適を考えると…?

まぁ、実のところ、自分はそういうことを実践しているたちで、自分流の「答え」はあるのです。実際、慣れると、小銭を出すのは早いです。もちろん、これの最大の弊害は「小銭をしまうのに時間がかかる」ことで、レジの会計の後に小銭をしまうのにおろおろしていると、他人様(それは時にレジの行列の次の人だったり、一緒に買い物に付き合ってくれてレジ行列に並ばなかった連れ合いが、まさか支払い後に時間がかかると思わず予想を裏切られて云々とか…)に迷惑をかけることになりかねないということだったりするわけなので、皆様にお勧めするかといわれると、歯切れの悪いものはあります。ちなみに実践経験があっていうのもなんですが、「お金を出す時にかかる時間」と「お金をしまう時にかかる時間」の合計がこのメソッドで減るのかといわれると、まったくもって自信がありません!

| pc/net | 19:03 | comments(1) | trackbacks(0) |
カタカナ語の語尾の長音記号省略はなぜIT系に目立つのか?

カタカナ語の語尾の長音記号省略はなぜIT系に目立つのか?という疑問を抱く人はこの10年のスパンで見ても前から現在に至るまで色々いるようだ。ぐぐってもその証跡がたくさんみつかる。

まぁ、このネタは以前から何度も書いてきたことなのだが長音記号関連記事 kozawa のたまに気になること(今から読み返すと、音声学等の言語学的、もしくは国語的な意味ではかなり危なっかしいことをたくさん書いているような気がするので参考にされる際には注意されたい)、ここであえて表題の疑問へ答える観点で再整理すると。

  • 元々、工業・工学系(産業界、研究界共)にはそういう慣習が広く見られた(これはITだけに顕著に見られるわけではない)。工業・工学といっても色々なので例外もたくさんあるが(もちろん、逆に他のジャンルでも使う人は使っていた)、その他のジャンルと比べると、明らかに工業・工学系では目立つ。これはもう1980年代にははっきりすでにそれはあった。しかし、IT以外の「業界の慣習」は、それほどまでに世間には強い影響を与えなかった。
  • IT系の発展に際して、長音省略形の表記を伴って広がったのだが、これが業界から外部社会へ書籍やソフトウェアの中で使われる用語(画面に出てくる文字)等でも使われるようになって、世間でよく目にするようになった(技術者の裾野の広がり等とも関連)
というのが今までの調査の結果、一番それらしい推論。細かい経緯は色々あるけど(JISのガイドライン、文科省関係のガイドライン等)、上記の全体の流れの一部と私は見ていて、それに疑問を感じるような情報は見たことがない。前の記事にも書いたが、じゃあなんで工業・工学系でそれがはやったのかというのは、戦前から傾向が見られて、戦後も1980年より以前でもはっきりその傾向が読み取れるという以上のことは私はわからない(なぜ工業・工学系に、と言われても私は答えられない。前にも書いたが、興味があったらそれこそ研究して欲しい)。

と、まぁなんでこの話題をここで蒸し返すのか、というと、最近もまた表題の疑問を見たというのと、カタカナ語末尾の長音符号に対する情報処理学会の対応についてという2009年のドキュメントの存在を知ったことと(このページを見ると、何故「プライバシーポリシー」という単語にはそれが適用されてないのだろうかという疑問がわくところが面白い)、信頼度的に「要出典」ではあるが語末の長音記号「ー」を省略するいいかた(サーバ、データ、センサなど) - 国語 - 教えて!gooに「電気通信情報学会」の慣習であると名指しされていることなど(電気通信情報学会はIT関連分野、念の為)。テクニカルコミュニケーター協会(この組織の信頼度・影響力がいかほどかは知らないが)のwww.jtca.org/ai_collaboration/katakana_wg/katakana_guide.pdf がえらい力作なのと(その分報われているかどうかは知らない)。そんなのを改めて見かけたから、というわけ。

| - | 01:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
名古屋アジャイル勉強会:分科会「『実践アジャイルテスト』読書会」第1回
『実践アジャイルテスト』 - 名古屋アジャイル勉強会
行ってきました。初回は第1章と第2章。参加者いっぱいで、参加者のジャンルも幅広くていろんな話題で盛り上がれてよかったですね、うん。

雑多な感想としては、「著者のリサとジャネットの会話として挿入されている部分が軒並み読みにくく、しかも本書の主張にどうかかわるかわかりづらくうっとうしいぐらいで、忙しい人は読み飛ばしてもいいんじゃない?ってぐらいの勢いで」。

会場で発言しようと思ったけど遡っていう程でもなかったので自重した箇所。p27、「品質」が「アジャイル注意欠陥障害(AADD:Agile Attention Deficir Disorder)」とイコールみたいな文章が結構わけわかめでした(AADDというのはジョークだろうというのは前提として)。まぁ、そこが解決してもしなくても本書の理解にはほとんど関係ないことでしょうけど、誰か教えて下さい。特に原著を持ってる@bleisさん!!!
| pc/net | 19:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
PL/I文法最速マスター

以下は多分まだ嘘がたくさん書いてあります。推敲中です。噂を信じちゃいけないよ。間違いに気づいたらぜひ教えてくださいませ。
以下は途中で挫折しています。これを再利用してバージョンアップ版を公開するのは自由です(出典だけ明記してね、はあと)

まえがき


元のフォーマットに完全に準拠することもできはするはずですが、私の能力の範囲で書いてしまいますので突っ込み歓迎です。
本記事は主に PL/I の文法面について解説します。基本的に Enterprise PL/I for z/OS and OS/390 バージョン3リリース2.0 の範囲内の文法について取り扱いますが,そこからはみ出す部分については適宜注釈をつけて書けたらとってもうれしいな。

PL/IにはISO標準は存在します。IBMが主に汎用機向けに作った言語で、今でも最も多く用いられるのはIBMメインフレームです。COBOLとFORTRANとALGOLから当時としてはいいとこどりをして作られました。手続き的なプログラミングをするのであれば、ある意味高機能です。ただ、外部データの処理(ファイル入出力やデータベースアクセス)としては、取扱データフォーマットは「固定長データフォーマット」を得意としています。
汎用機で動かす限りにおいては、データソート等をPL/Iのコード内でやるよりは、JCL(Job Control Language)側でファイルソートを行う方が一般的のようです。入門としては「(Hello Worldであろうと)JCLから実行する」と覚えてしまって差し支えないと思います。
現在となってはPL/Iの最も一般的な実行環境はIBM汎用機であるため、PCで実行したければエミュレータになると思いますが、案外エミュレータはどこにでもあるわけではないようで…。

最小限のHello Worldのセットは
HELLO:PROC OPTIONS(MAIN);
 DISPLAY('HELLO WORLD!');
END HELLO;
で、これをJCL
//*************************************************
//*     STEP010    HELLO                          *
//*************************************************
//STEPHELO  EXEC PGM=HELLO
で呼び出せば多分実行できると思いますがどうなんでしょう。あれ?
基礎



コメント

コメントは C を想定すれOKです。
/* */


文法チェック

この辺のことはよくわかりませんが、Strictモードみたいなものはなさそうです。

文の最後にはセミコロン ( ; ) を付けます。というか他の言語じゃ文とは呼びそうにないものにも;つけることもあって…。以下参照のこと


変数の宣言

DECLARE で宣言します。変数にはいろいろな型があります。
DECLARE HOGE CHAR(1);
DCL     FUBA CHAR(1); /* DCLはDECLAREの省略表記 */
HOGE = '1';
DCL (UGA,BOGA) CHAR(1) INIT('1');
型にはいろいろな種類がありますし、文字なら文字で何桁目には数字のみ等幅広い定義が可能です。特に汎用機のデータ構造としてよく用いられる固定長ファイルを処理するのに便利なデータ構造を多様に再現できます。といっても、当時としては「COBOLと比べてPL/Iは可変長文字列に強い」のだそうです。

数値演算

DCL HOGE DECIMAL(3,1) = INIT(1 + 2);   /* => 3 INITは初期値代入を示す */
HOGE = 3 - 2;       /* => 1 */
HOGE = 1 * 5;       /* => 5 */
HOGE = 3 / 2;       /* => 1.5 (…多分) */
HOGE = 2 ** 3;      /* => 8(累乗の演算子) */
演算を示す組み込み関数ADD、SUBTRACT、DIVIDE、MULTIPLYなどでも数値計算可能です。FORTLAN並の算術演算はひと通りあるらしい。
演算時には数値の型の自動変換が定義されていますし、代入先が文字であれば文字型に変換されます。変換ルールは割愛。

文字列

文字列はシングルクオート( ' )で囲みます。タブや改行等を扱う特殊文字…ってあるんですか?

文字列操作

結合
JOIN1 = 'aaa' || 'bbb';


長さ

NAGASA = LENGTH(MOJIRETSU);
固定長配列の長さは、宣言の時に長さの値に変数を使ってしまえばループの際に自分で数えなくても済むよ!


切り出し

SUBSTR  = SUBSTR('abcd', 1, 2);    /* => bc */
SUBSTR(HENTAI, 5, 10)    = SUBSTR('abcd', 1, 2);    /* => bcをなんとHENTAIの5桁目から10桁目に突っ込める */


検索

SAGASU = INDEX('UHIHI', 'H'); /* 2 */
POSIT = INDEX('UHIHI', 'H', 1);  /* 2 */
POSIT = INDEX('UHIHI', 'H', POSIT); /* 4 */
INDEXの逆に「特定の文字以外が何文字目かを探すVERIFYというのもあります。


配列


DCL LIST1 FIXED DECIMAL(5) DIMENSION(10); /* 固定小数点表示DECIMAL(5)の要素を持つ要素10の配列 */
DCL LIST2(10) FIXED DECIMAL(5) ; /* 上に同じ */
DCL LIST3(4,2) FIXED DECIMAL(5) ; /* 要素8の二次元配列 */

LIST1(1) = 3; /* 要素の1番目のエレメントに3を代入。見たままです */


配列の操作

・・・ってあるんでしたっけ?

 連想配列

あったら、それはとってもうれしいな

文字列操作その他

文字列操作で「何文字目はどの意味の値」等(たとえば8桁の数字で「YYYYMMDD」みたいに、8桁そのままでも扱うけど、MMの部分は月を示す、みたいなデータの関係が成り立っている時)は、以下のようにします。
DCL NENGAPPI CHAR(8);
DCL 1 BARA BASED(ADDR(NENGAPPI)),
      2 NEN CHAR(4),
      2 TSUKI CHAR(2),
      2 HI CHAR(2);
BARAはメンバーにNEN,TSUKI,HIを持つCでいうところの構造体みたいなものです。しかし、BARAの定義はベース付き変数(ポインタ的な構造。ポインタというとBASEDではなくPTR/POINTERのことを言うのでここでは使わない)を使っている。この構造体は何階層でも自由にできるので自由なデータ構造ですが、データ構造だけを定義して使い回すことはできないのかな?(←よくわかってない)。ポインタを使えばリスト構造も使えるらしいぞ。
NENGAPPI = '2010102'; /* NENGAPPI自体に8桁の文字列を入れることができる
NEN = '2009'; /*上に続いてこれをやると、'20090102'になる。BARAの名前は書かなくてもいい
上記の範囲であればSUBSTRでも実現できますが、さらに次のようになると便利さがわかるかも?
DCL NENGAPPI CHAR(8);
DCL 1 BARA BASED(ADDR(NENGAPPI)),
      2 NEN CHAR(4),
      2 TSUKI CHAR(2),
      2 HI CHAR(2);
DCL 1 BARA2 BASED(ADDR(NENGAPPI)),
      2 NEN2 CHAR(4),
      2 GPPI CHAR(4);
ある意味で言えば、TSUKIとHIの両方に値を入れることと、GAPPIに値を入れることは同じことです。似たようなことが最近オープン系で使われている言語でできないってわけじゃないんですけどね…。

制御文



IFステートメント

IF 条件 THEN DO;
  CALL HOGE;
  CALL FUGA;
END;


IF-ELSE文

IF 条件 THEN
  CALL HOGE;
ELSE
  CALL FUGA;
THENとELSEの後が1文ならそのままで、複数ならDO ENDで囲む。Cのぶら下がりと似たイメージでいいのかな?あれ?(←わかってない)
ELSE以下に更に条件分岐を重ねる時は以下のようにも書いたりもします。DOで囲まずIFが階層になってる場合ELSEは最も近い内側のものとみなされるので、飛ばしたいときはELSE;として空のELSEを入れるとよいです。
IF 条件 THEN
  /* 条件1がtrue */
ELSE DO;
  IF 条件2 THEN
     /* 条件1がfalseで条件2がtrue */
  ELSE DO;
    ELSE IF 条件3 THEN
      /* 条件1, 2がfalseで条件3がtrue */
      ELSE
        /* 条件1, 2, 3 がfalse */
    END;
  END;
END;


WHILE的なもの

DO WHILE (FLAG = '0'); /* ここにもセミコロン */
  CALL HOGE;
END;
DO UNTIL (FLAG = '0'); /* 書く場所はループの先頭UNTILの場合は評価は当然ループの後。WHILEとUNTILを同時に使うことも出来る */
  CALL HOGE;
END;



FOR的なもの

DO I = 1 TO 30;
  CALL HOGE;
END;


FOR的なものとWHILE的なものをまとめて!

DO I = 1 TO 30 WHILE(FLAG1 = ' '); /* カウンタとカウンタのループ脱出条件とカウンタ以外のループ条件を同時に指定 */
  CALL HOGE;
END;
ちょっと便利かもー

SWITCH的なもの→SELCT

DCL A CHAR(1);

SELECT(A);
  WHEN('AB')
    CALL HOGE;
  WHEN('BC', 'BF') /* 条件に複数入れられる */
    CALL FUGA;
  OTHER /* OTHERはOTHERWISEと書いてもいい、というかOTHERは省略形
    CALL NYAA;
END;
という以外にもなんと
DCL A CHAR(1);
DCL B CHAR(1);
A = 'AA';
B = 'BB';

SELECT;
  WHEN(A = 'AB')
    CALL HOGE;
  WHEN(B = 'BC')
    CALL FUGA;
  OTHER /* OTHERはOTHERWISEと書いてもいい、というかOTHERは省略形
    CALL NYAA;
END;
WHENの中身がフリーダムだと感じる人もいるかも。
Cとは違ってフォールスルーしない。

比較演算子
IFとかに使う比較演算子には、
= 等しい
¬= 等しくない /* 汎用機でないと美しくない… */ <
>
<=
>=
¬< /* <の否定。>=と何が違うのか誰か私に教えてください。まぁ、慣れるとこれを使う方が読みやすい場面というのはありうる気がする */
¬> /* 上に同じ */

論理演算子
& /* 論理積 */
| /* 論理和 */
¬ /* 論理否定 */

プロシージャ

プロシージャの一例である関数の場合
FCTN:PROC OPTIONS(MAIN);
 Z = SUM3A(1, 2, 3);
END FCTN;

SUM3A :PROC(A, B, C); /* PROCはPROCEDUREと書いてもよい */
  RETURN = A + B + C;
END SUM3A;
プロシージャの一例であるサブルーチンの場合
SBRN:PROC OPTIONS(MAIN);
    CALL HELO;
END SBRN;

HELO :PROC; /* PROCはPROCEDUREと書いてもよい */
    DISPLAY('HELLO WORLD!');
END HELO;


ファイル入出力

OPEN FILE(INFILEA);
READ FILE(INFILEA) INTO(RDATA);
WRITE FILE(INFILEA) FROM(WDATE);
CLOSE FILE(INFILEA);
ファイルの読み込みの排他制御等はPL/I呼び出し時にJCLの起動パラメータで制御するのが普通?

 正規表現

そんなのあるわけない?

例外処理


まったくないわけではありません。
ON SUBSCRIPTRANGE GO TO ERRORS; /* 配列の添え字が範囲を超えた状態SUBSCRIPTRANGE発生時のアクションとしてGOTOすることを決める */
DO I=X TO X+5;
  B = B || C(I); /* 今回のコードでのSUBSCRIPTRANGEの発生しうるポイント */
END;
CALL HOGE;
RETURN;
ERRORS: CALL FUGA; /* ONの行き先 */
言語仕様でカバーできない分はGO TOでも使ってください。<strike>ループからのbreak的なのも同じ。GO TOではDOループの外から中へは飛べないようです。</strike>古いPL/I解説本には見かけないものもおおいのですが、少なくとも最新のIBMのPL/Iでは「LEAVE」がbreakにあたる「ループ脱出」を示します。ループの識別子を使うことでネストしたループから任意の階層のループの脱出も可能です(2011/7/14追記)


PL/Iのオブジェクト指向


考えない方がいいと思う

というわけで、本家のフォーマットであれこれ書いたので、おさまりづらい部分は大量にごそっと抜けてます。
| pc/net | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
IT系勉強会を広報するには?(来場者を増やしたい)

IT草の根系勉強会で参加者を増やしたいとか色々聞きますが(というか自分もその一部)、なかなかいい方法がないようです。

ターゲッティングや企画面での工夫というのも大きいですが、「宣伝」の面だけ着目して自分の頭の中をぶちまけておきます。

一番手っ取り早くよくやるのは、IT系ですから、

  • 自分のブログに書く
  • メーリングリストに流す
  • イベント掲載サイトに情報を載せる
あたりが私がよくみかけるものです。メーリングリストについては、「その勉強会の内容がメーリングリストマッチしている」のでなければただのspamと扱われますが、「投稿者がそのメーリングリストに十分に貢献している」と判断されると許容される場合があるのと(一律ではないので要注意)、メーリングリストの主催者との間で話し合いがついている場合(通常は何かしらのgive and takeが相互に働かないとOKは出にくいものですが)に例外的になることがみられます。IT系勉強会ではそれほど頻繁にはみかけませんが、BBS(掲示板)やSNSのコミュニティへの投稿といった形の宣伝も同様です。SNSではmixiのコミュニティにはそういう情報を投稿されることを歓迎している所があるのでそういう所はいいでしょう。それ以外だと効果も考えてここぞという所はどこら辺が今いいんでしょうか。。イベント掲載サイトは草の根でも載せてくれる所で相対的に効果が大きい所としては@ITイベントカレンダー − @ITが筆頭かと思いますが、他にもいくつかあります。とある所で見かけたリストに「@IT ラーニングカレンダー、BPnetイベント、ZDNet Japan イベント情報、イベント CNET Japan Think IT イベントニュース、Tech On! イベント・カレンダー、japan.internet.com イベントカレンダー SEshop.com/イベント、東京IT新聞イベント情報、IT関連 海外イベントスケジュール、中小企業庁 ITイベントカレンダー IT勉強会カレンダー」とか。最近ではIT 勉強会カレンダーが有名ですが、宣伝効果はどうでしょう。突発的に地元以外に出張とかあって夜空いてたりすると、そこで何かやってるかなぁと見ることはあるかなーと思ったりしますが。

さて、それ以外となると…。もちろん、お金があれば、色んな方法があります。

  • テレビや新聞、雑誌の広告
  • IT系ネットメディアでも広告費さえ払えば載せてくれるところは…バナーにしろ記事にしろ。
  • google等で広告を買う
まぁ、「IT系イベントの宣伝」という点では例えお金を払ってもIT系ネットメディア以外はなかなか厳しい気はします、効果が薄すぎるのではという意味で(IT系雑誌は悪くないかもしれません。自分はあんまりアプローチしたことはないのですが、広告代を払わなくても事前の宣伝を載せてくれる雑誌というのは実はあるのではという気はしています)。

他に、よくあるのは「知り合いに勧める」というのですが、これを重視しないとよくないとは思いますが、なかなか難しい所です。

他にどんな道があるのでしょう。普段からそういうお誘いメールを送れる人脈を増やす手もありますが、大抵の人にはなかなか難しいのでは。自分から色んなイベントに出向いて、他の所で知り合いを増やして、興味ありそうな人を誘うというのは、一定の効果はあります(実体験、ただやり続けるのは時間とお金がかかります)。親しくなればまだいいのですが、一度会って名刺を交換しただけの相手に何度も宣伝メールを送るというのは大抵はアウトでしょう(個人的には、直接会った際に会話した内容から興味がありそうと十分に思える確信があるような場合を除いて、一度会ったお礼メールの範囲に紹介をちょっと入れるというのが自分でやる場合の限界値です)。知り合ったときにmixiとかfacebookとかtwitterとかで繋がっておくと何かの際にというのはあります(twitterでつぶやきが多すぎると「じゃま」とremoveされたり読まれなかったりして知って欲しい情報が届かないという心境に陥る事はあります:P)

で、ここまで割とありきたりのことを書いてきたんですが、ここが本題です、というか、みなさんに検討してほしいポイントです。宣伝には「ポスター」「チラシ」という手段があります。が、草の根のIT勉強会を宣伝するのにぴったりの「ポスター」「チラシ」置き場というのはそう滅多にはありません。物量で攻める手もないことはないのですが、そんなことをやれば予算がいくらでもかかってその割に費用対効果がって話になります。IT系スポットに色々チラシ置かせてもらえればと思う事はありますが、人の出入りが多くて草の根でも無料でおかせてもらえるスポットってそうたくさんないですよね。そういう意味ではOSCみたいなイベントで、自分が出展してブースで配るというのは大きいのですが。でも「効果は劇的ではないけれど、たまにでも反応があればラッキーじゃね」という場所があります。「居酒屋とか喫茶店」とかです。客のうちIT系というのは比率は高くないかも知れませんけど、行く人は行きますよね。で、実際そういう場所に大量にチラシなりポスターなりまいてくれる有料サービスというのが存在します(IT系専門というわけではありません、むしろそれ系の業界ではIT系を取り扱っていることはレアでしょう)。有料でそういうのをやっていける予算があればどんどんやればいいんですが、草の根の話を私はしたい。つまり「行きつけのお店がある人で、頼めるなら頼んでみたら?」ってことです。貼らせてもらうがためだけに食事に行ったらお金がかかって仕方がありません(やりたければ止めませんが)。しかし、どのみち行き着けでよく行くお店があるのなら、頼んで見るのもいいと思うのです。どうでしょう?まぁ、お店もgive and takeですから、その店の他の友人を客として連れて行ったりしてなんぼって所はもちろんありますけどね。

…というわけで、ちょっと思いついただけのことを全部書いておきました。他にも探せばみんながあまり気づいてない方法とかあるとは思いますが、この手の話題がもっと色々な所で盛り上がるといいなぁって思います。

| pc/net | 21:52 | comments(1) | trackbacks(0) |
与太的に節電を考えてみる。

特に東電館内、東北電でもそうですが、夏にかけての節電が重要なこの頃です。 社会全体は大震災による東日本の電力不足に関する緊急提言/公益社団法人 化学工学会/東京大学政策ビジョン研究センター、一般的には東京電力、東北電力管轄の地域の方へ効果的な節電と停電の対処方法をご案内します - Yahoo! JAPAN緊急節電―電力不足を乗り切るための、節電情報ポータルサイトがいいのですが、ネタ的に与太話をしてみます。

  • TVは音量を下げる方が消費電力は少ないそうです(どこで知ったか覚えてないけど理屈から考えたら当たり前、ただし「どの程度」という話になると一ヶ月の電気代1円分効果を見るのも難しいかもしれない)
  • TVの画面を暗めに設定する方が消費電力が一般的には少ないはずです(設定と機械に依るのですが。ただ、「省電力モード」というのがついてたら大抵暗めになるはず。が、これも、色の再現を犠牲にしてまでどれほどの効果があるかについてはあまり期待しない方がよいでしょう
  • PCはPentium 4世代はCore 2以後のものよりずっと消費電力が多いです(TDPという数値で見れば一目瞭然なんですが、「継続して普通に使った場合」の消費電力の違いのまともな比較を見たことがないので効果の程は知りません。PCの電源を落としたりスリープにしたりする方がずっと効果が高いでしょう。でも「買い替え」という経済復興援助も兼ねるなら替えどきだと思いますよ?
  • ブラウザを変えると消費電力が変わるかも。「「消費電力が最も少ないブラウザはIE9」、Microsoftが調査結果を公表 -INTERNET Watch」という調査があります。MS自身調査の公平さは十分ではないかもと認めているところですが、同じ開発元のであれば、最近は新しい方が消費電力は少ないのでは?(推測)。速度(特にJavaScript)はどの開発元もバージョンごとに向上しているので「Ajaxサイトでブラウザが重くてCPUがりがりいう」のは新しい方が軽減されるのは間違いないです。ただ、それを実質節電効果で見たときに、一ヶ月の電気代1円以上の差が見られるかどうかは知りません。
  • 軽いで思い出すのはアンチウィルスソフトだったりしますけど、誰か消費電力比べてませんか?軽い方が…消費電力少ない気がします(CPU負荷占有率低いままで長時間動く奴だとどうなるかとか考えると頭が痛くなるので私にはわかりませんとさっさと逃げる
  • OSの効果を切る…切ったほうがCPU等負荷は下がる(一般論。Win VistaでEaroを切るとむしろ遅くなるというレポートもあるのでこの場合の消費電力は知りません)。まぁ、これは効果があったとしてもおまじないレベルです。
  • スクリーンセイバーは「ブランク画面」にて「長時間使用しない」場合は「ディスプレイ自動オフ」にしましょう。これは多少なりとも効果がある…はず…(スリープにするのにはかなわないケド)。
  • Winでデスクトップに画像を使わない…少なくともXP以前ではその方がCPU負荷が低いのは確かですが。「どの程度」って言われると、多分消費電力の観点ではおまじない程度です。消費電力という意味だと真っ暗画像とかの方がいいんだろうか?詳しい人教えて!
  • PCのディスプレイも暗めに(効果等はTVと同じ話です)
  • 白いご飯はコンロで炊いても結構美味しいです(面倒ですねって言われると弱いんですけど)
  • エコポイントの対象にはなってませんでしたが、電子レンジや炊飯器もエネルギー効率の数値は発表されてるので経済回す意味でも買い換えるなら今です!電気ポットも省エネ進んでますね。掃除機もだし、まぁ家電品は消費電力スペック見ましょうって話でしょうか。蛍光灯のLED化は基本テク?CPUの話とかぶりますけど、PCもエネルギー効率の数値出てますね。
  • 不要なコンセントを抜きましょう、は基本テクですが、省エネタップ - サンワサプライ株式会社こういうのもいっぱいあります(サンワさんを紹介したのはただの一例です)。
  • 太陽熱利用機器 最近新規設置をあまり聞かなくなりましたが、給湯についての熱効率は太陽光発電より明らかによいです。空調版もあるにはあります。初期費用がネックですが、節電と経済回すの両立ができるのは確かです
  • 太陽光発電 もちろん、東電から使う分は減らせます。経済も回ります(欠点もあるけど面倒なのでごそっと割愛)
  • エコポイントや住宅エコポイントは終わりましたけど、買い替えの節電効果がなくなったわけではありません。というか国でも都でもいいから節電を考えてはやく新エコポイントを導入しておくれよ
  • ヤザワ センサー付きソケット NL17: ホーム&キッチンなんてものもあります。ヤザワを紹介したのはぐぐって上位に来たからです。こまめに電気を消すのにはかないませんケド、マメさに自信のない方はこういうのを使って経済も回すとよろしいんじゃないでしょうか。
  • ソーラーグッズをいろいろ導入。太陽電池・ソーラーグッズ・防災グッズ販売のそーらーぐっず屋なんて店もあるようです。この店がいいかどうかは私は知りませんが、こんな機器があるというのは知っておくと幸せになれるかも。
  • ソーラー充電できるケータイ SOLAR PHONE SH002 | 2009年 | 製品アーカイブ | au by KDDI …選択肢がなさすぎますが、ありましたよね、こういうの。ソーラー発電するからといってコンセント充電の利用頻度を減らす生活ができるかどうか…多分私は無理ですorz
  • 電動自転車も太陽光発電 - 太陽光発電と暮らすお手伝い。株式会社テルッツオ こんなのありますぜ兄貴。でも普通の人が買える値段じゃなさそうですorz
  • プリンタも省エネ開発は進んでいます。つっても普通の家庭でプリンタの消費電力ってたかが知れている気はしまくりですが、経済は回るんです。(省エネ プリンタ でぐぐると、業務用のレーザープリンタ系の話が多いですね。でも家庭用のが省エネ努力されてないわけではありません)
  • 家庭内の省エネとかいうページもありますね。いいですねー。
  • ここ数十年の日本の家庭部門の消費電力増加の大きな原因の一つは「単身世帯の増加(一世帯あたりの人数の減少、総世帯数の増加)」だそうなので(出典見失った)、同居は素晴らしい省エネですし、ピーク時にみんなで同じ部屋にいるだけでもいいんじゃないでしょか。
  • ネタが尽きたからこれくらいにしておきます。他にも何か書こうと思ったことがあったはずなんだけど、どうせネタレベルだからいいです:P

21:15 最後のオチを思い出した。後からの加筆だとすべるけどいいや。「ピークシフトを自分に強いる究極のテクニック」 それは、通常東電管内で個人宅でエコキュートや電気温水器など夜間蓄熱式機器等を使っていない人は契約が「従量電灯B 従量電灯|電気料金・各種お手続き|東京電力」になっていて、使っている人、つまり夜間蓄熱を生かしている人はおトクなナイト8・10(時間帯別電灯【夜間8時間型】/時間帯別電灯【夜間10時間型】)|電気料金・各種お手続き|東京電力にしているはずです。おトクなナイト、夜間の電気料金が安くて、昼間高い奴ですね。そこで、夜間蓄熱を使わないにも関わらず、おトクなナイト10への変更を依頼するというテクニックです。計器の変更とか必要になりますが、昼間の電気代が思いっきり上がるので節電モチベーションが向上すること間違いなし(ぉぃ)。もちろん、節電したところで夜間蓄熱を使わなければ電気代は上がること確実なのでよほどの覚悟のある人以外はお勧め出来ません(しかも料金はそのまま東電に入ります:P)まぁ、上がるといっても何倍にまではなるわけではないのでその気になればできます。…だったら自分がやれ?…やるわけないじゃないですか!

あ、夜間蓄熱を入れて通常ルートでおトクなナイトを導入するのは、省エネ度合いについてはコメントを避けますがピークシフトにはなるので、初期費用が気にならない方は検討されてもよいかとは思います。使い方次第では電気代の元を取る努力も不可能ではなかったかなと。

21:44 そういえばこんなのもあった→大判ソーラーパネル付きのバックパックが近日入荷

22:07 上には上がいたTwitter / @Takao Takahashi: 東電に嫌がらせしたいんなら、不買運動すればいいのにな ...

| pc/net | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
IT系勉強会のサテライト会場

近年はIT系勉強会ばやりだとよく言われる。もちろん、会場に参加できればいいんだけれども、当日どうしても物理会場に参加できない人にとっては、遠隔参加可能な勉強会やセミナーは助かる。 最近目立つのはusteam公開だ。功罪あるし、ネット公開不可のものもあるが、公開が増えるのはメリットの方が上回っている事が多分多いだろう。いい傾向だ。ustreamに限らず、そもそもストリーミングのみのセミナーもあって(企業もやってるし、HolyGrail――オンライン勉強会Roppongi.JSの挑戦 − @IT自分戦略研究所なども有名)、これはこれでよいと思う。

とはいえ、ustreamも欠点はある。そのうちの一つは音質と画質。多くの場合プレゼン資料が画面から読むのが困難なこと。とはいってもustream以上に手軽なインフラってそうはないし、発信側の回線速度も潤沢とは限らない。それでも可能ならもっといい環境で参加できれば言うことないのだけれども。

さて、そこで話題を少し変えて「サテライト会場」という発想があって、時々実施されている。一例として、 第10回山陰ITPro勉強会のお知らせ - 山陰ITPro勉強会(情報元のブックマーク数) - まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★などが挙げられる。メイン会場に距離的な意味で参加困難な他地方での参加を支援するものだ。愛知県内でも名古屋周辺の勉強会を豊橋等でサテライトしてたりするのも見かける。

サテライト会場のメリットの一つは、サテライト会場内ではオフラインで会話ができること。オンラインがダメっていうことはないが、オフラインの方が良質な会話ができることってのはある(これは常にそうであるとか、ゼロかイチかの話ではない)。デメリットは会場費やら、人数が集まるかどうかといった問題。もう一つは…会場によっては、という条件付きだが、オンライン環境が自宅のそれより充実しているなら、視聴環境がよいということにある。実際はそんなに都合のいい会場は(その辺の勉強会で使えるような安価な会場に限定すると)ほとんど聞いたことがないのだが、スクリーンが大きい、受信側の回線が早いとかあれば、それはメリットである。他にも、双方向で動画をやりとりするのに、メイン会場側からustreamな視聴者全員の画像なんて見てられないが、サテライト会場からの映像なら複数人からの映像を同時に見ることができる…場合もある。企業内TV会議等ではPolycomとか有名で、こういうのが使えればなんと便利なことか。さすがにこんなのがある会場は珍しいし、個人で持っていたりイベント向けに貸し出してくれる人はそうはいない…。持っている企業が会場を貸してくれたりするととてもよいけれど。高画質にこだわると、2007年に行われた「Mozilla 24」では都内の2会場と関西、海外をつなぐ回線は前提DVTSとしていたため、実に高画質・高音質(これは録画側の設備にもよるのだけれども)で配信された(大画面でも全然遜色ない!)が、まぁこんなのはいわゆる勉強会レベルではまったく求められていないのでトリビア的に記憶いただければそれでいいのだけれども、いい会場はないものですかね、とは思うのです。

あと、話が少し横道にそれて、普通レベルのインフラでの動画中継だと、スライドがとても読みづらい問題。Microsoft Producerだと、PowerPointと動画を同期して配信できて、これはこれで便利だけと、Firefoxでまともに見れた経験ないし、PowerPointだけだし。FLOSSとかそういうのの延長でいいソフトが普及してればいいんだけど、プロダクトの存在はまったく聞かないわけではないけれど、動画配信設備とともに使われている実例を身近に知らない(ustream等と同時に使えるのか、もしくはustreamレベルのインフラを自前で提供できるのか)。 プレゼン資料については、開始時に公表されてれば、先にダウンロードなりして読みながら動画を見るということもできないわけではないけれど。そうなされたのをあんまりみかけたことがない。

こういったあたりの課題にいい解決方法とかご存じの方がいたら教えてほしいですとっても。そして、中継勉強会やサテライト勉強会が各地でどんどん行われますように。そう願って。

おまけ

Amazon.co.jp: コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学: G.M.ワインバーグ, 木村 泉, ジェラルド・M・ワインバーグ
★★★★☆
そんなにすごいかと言われるとそうでもないのだけど、現在でも通じる話が満載なので、これがあれば別に今時のちゃらいビジネス本要らないっていうか。巻末の書籍紹介も充実している。

Amazon.co.jp: コミュニケーションするロボットは創れるか―記号創発システムへの構成論的アプローチ (叢書コムニス13): 谷口 忠大: 本
★★★★☆
工学部視点起点で認知とか。どこまで発展するのか。

Amazon.co.jp: デジタルネイティブが世界を変える: ドン・タプスコット, 栗原 潔: 本

★★★★☆
これはお気に入り本。ICT世代ポジティブ論を色んなデータを元に論じていく。ステレオタイプの新世代批判の論拠の薄さを指摘するには面白い話も多々ある。逆にポジティブ論を本書鵜呑みにするにはそれはそれで怪しげな部分もあるのだが、本書を読まずに新世代論を語るのはなしでしょ。

Amazon.co.jp: フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION): 三好 康之: 本
★★★☆☆
そんなに中身の濃い本ではないけど、DBマガジンの本にはあんまり「ハズレ」ってない感じだけど、会社勤めな人が見つめ直したりするのにいいんじゃないでしょか。

| pc/net | 09:40 | comments(1) | trackbacks(0) |
今年読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう!

今年読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう! #10book2010 - #StiloBlog を見かけたので、自分もどうかと思ったけれど、案外むずかしい。10冊もそんなに気に入った本がなかったし。ハードルを下げると気に入った本はあるんだけど10本にとても収まらない。2010年に出た最近の本に絞ってみるとぎりぎり10冊ぐらいになるかな、と

Amazon.co.jp: ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー: 白石 美雪: 本

ジョン・ケージについて、著者が研究した結果を読みやすい形でまとめたもの。これが公平で正しいかとかいうと他の専門家がどう評価するかは私にはわからないし、そういう点は何も保証しないが、ある一面のジョン・ケージは描いているだろうし、20世紀アートが進んでいく様子の一部分である本書の物語るものはとてもスリリングであった。

Amazon.co.jp: 近世ヨーロッパの言語と社会―印刷の発明からフランス革命まで: ピーター バーク, Peter Burke, 原 聖: 本

本書も、近代欧州の出版(著作権)、ネイションステートあたりに関する本は他にもたくさんあるので、本書だけでは偏ると断言してしまいたいぐらいだが、別に本書の偏りをそんなにひどいものといいたい訳ではなく、同時代について本書だけで語るのは危険だよ、というぐらいの意味で、読み物として面白かったからそれでよい。

Amazon.co.jp: 「アジア半球」が世界を動かす: キショール・マブバニ, 北沢 格: 本

もちろん、読んで面白かったから挙げるのだけれども、そんなにすごいかというとそうでもない点はあるんだけども、日本での注目度が低すぎるなぁと気になって仕方がないシンガポールの知性キショール・マブバニを知ってほしいという意味で。

Amazon.co.jp: 第三帝国のオーケストラ―ベルリン・フィルとナチスの影: ミーシャ アスター, Misha Aster, 松永 美穂, 佐藤 英: 本

フルトヴェングラー等当時の音楽家界隈を中心にして書かれた本を近年も数冊目を通して、本書の視点だとやっぱり事件や人物への評価の重みって違うよねなどと思うことがあるが、当時の政治、政治の中で生きるそれぞれのキーマン、その中のオーケストラ、深い。

Amazon.co.jp: 生物多様性〈喪失〉の真実――熱帯雨林破壊のポリティカル・エコロジー: ジョン・H・ヴァンダーミーア, イヴェット・ペルフェクト, 新島 義昭: 本

訳者のあとがきでも議論の粗さの指摘もあるが、それはそれとして、生物多様性とか熱帯雨林とかへの漠然としたイメージに一石を投じるだけの本ではある。森を壊せば生物が減る、という単純な図式にとらわれすぎるのはあまりよろしくない。

Amazon.co.jp: 韓国映画史 開化期から開花期まで: キム・ミヒョン, 根本理恵: 本

韓国映画史にも韓国史にも興味がない人にとって面白いかと言われると厳しいものがあるが、これだけしっかり書かれたら読み応えはある。といっても日本人向けに書かれた本ではないので、入門書としてはおすすめしづらいし、これから学びたい人は他の本と合わせて読むのがいいというほかないが、日本語で書かれた通史系では一番読み物として面白い。

Amazon.co.jp: NHKスペシャル病の起源〈2〉読字障害/糖尿病/アレルギー: NHK「病の起源」取材班: 本

このNHKスペシャルは1巻もこの2巻も面白い。TVも面白かったが、放送後の情報も加えてあるので両方揃えてのチェックがおすすめ(短時間で済ませたい人は、速読に自身があれば本のみ、なければ映像のみがいいだろう)。映像の方もNHKアーカイブスでまだ視聴可能。

Amazon.co.jp: カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺: ヴィクトル・ザスラフスキー, 根岸 隆夫: 本

歴史が埋もれないように。まぁでも本書の面白さは…もちろん面白かったんだが、10冊に入れようか迷ったぎりぎりのところ(というか実は11冊にしてしまったので抜くならこれだったかも)

Amazon.co.jp: コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション: 大口 孝之: 本

読んで面白かったという意味では楽しませてもらった。映像文化に興味がある人も、エンジニアリングとしてのCGに興味がある人も。是非読んでほしい。

Amazon.co.jp: ゼロからの脚本術―10人の映画監督・脚本家のプロット論: 泊 貴洋: 本

これも「面白かった」。現代日本映画の脚本界の元気のいい作家たち。

Amazon.co.jp: 戦争文化論 上: マーチン・ファン・クレフェルト, 石津朋之監訳: 本

この上下巻も面白かった。戦争「文化」を古今東西掘り下げる。

総じて、読んだジャンルが偏っているのがまるわかり。他のジャンルを「まったく読んでない」わけではないが、冊数も少なければ2010年ものに限ってはもっと少なかったので選ぶような作品に出会えなかったのは当然の結果なのだが本人満足しているわけではない。ブルーバックスはアベレージ高かったし、その他の新書にも面白かったものもあるけど、どっちを選ぶかとなると深い記述のある本が選ばれてしまうのは私の選び方では仕方がないかも。

| - | 23:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
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