鰤端末鉄野菜 Brittys Wake このページをアンテナに追加 RSSフィード

You have eaden fruit. Say whuit. You have snakked mid a fish. Telle whish.

-- J. Joyce, Finnegans Wake, Book IV

鰤端末 書庫閲覧についてWikimedia関係日誌 これは誰?

4096-04-01 Here Comes Everybody

[] 新しい神話 10/7/2004 補筆

或る倫理学。

Si mundus hiatus aliorum, ergo cogimus et sapiemus quod aliquis est. iam novum mythum volumus - sive philosophium sive poesem.

[] 人のすなる日記といふものを

われもしてみむ都鳥、河の流れは絶へずして、はや住吉に着きにけり。

鰤端末鉄野菜と書いて鰤端末鉄野菜と読みます。まんまや。川が海へ注ぐように、よどみにうかぶうたかたのように、よしなしごとをかきつづれば、あやしうこそものぐるほしかりけれ。quark, quark, quark*1! なべて世はこともなし。

いい人募集中。

[] そのうち書くかも

タイトルは仮のものです。随時更改します。

  • 鰤端末ひとり旅
  • 「ウィキペディア日本語版と私」・コメントへのお返事・2
  • 私はピエール・アベラールが嫌いです
  • KIVAをご存知ですか

[] 筆者の呼び方

妖精の女王

お好きなものをどうぞ。はてな内ではid:Brittyが便利か。

*1:どこぞのウェブサイトで FW に "Quark! quark! quark!" なる行があるというのだが、それは間違いで、実際にあるのは "three quarks for Muster Mark"というフレーズである。http://www.trentu.ca/faculty/jjoyce/fw-383.htm

*2:ぶり。フォントが小さいとつぶれて読めないことにはだいぶあとに気づきました。すまんす。

*3:フルバージョンだと Sidryäc Borge=Racair Mauch.

SuisuiSuisui 2004/05/17 23:28 41041 joinしますた。もっとメッセージ投げてもよいのでわ?

mishikamishika 2006/09/27 11:42 ブックマークされーせて頂きました。

BrittyBritty 2006/12/19 23:06 ごあいさつ遅れまして。恐縮です>mishikaさん
最近あまり更新できていませんが、ぼちぼちと続けていければと思います。よろしくお願いします。

BrittyBritty 2008/08/28 20:21 注釈: Suisuiさんのいっている「41041」ですが、orkut の ”Against Terrorism”だっけな、というコミュニティの ID 番号です。イラク戦争の初期に作って、やや放置気味ですが、議論は続けられている様子です。

2011-09-06

[] ぼくの冷蔵庫が壊れちゃった・またはイスラエル式レモネード

台風すごかったですね。みなさまお変わりありませんでしょうか。

わたしは台風の被害こそ蒙りませんでしたが、旅行中にもどうも機能停止していたらしい冷蔵庫からの露漏れで台所の床板が一部腐ってしまい、当の冷蔵庫ももう寿命のようで、買い替えないといけない様子で、ちょっと気分的にめりこんでいます。結婚を期に買ったものですので、もう16年前のものになりますね。今時のもののほうが機能も充実しエネルギー効率もよく、何より(将来)共稼ぎ世帯になることを見越して*1買った4ドア冷蔵庫とか一人暮らしだと持て余し気味なんですが、ええ、私はどちらかといえば非合理的な人間なんですよ。……だけど開封した牛乳1リットルが三日もたない生活に、パトラッシュ、ぼく疲れたよ。かつての同居の人は牛乳を日に1リットル飲む人でしたが、おれそこまで牛乳好きじゃないし……。

というわけで、ただいまの目標はリフォーム屋さんに来てもらえるように部屋をなんとかすること、冷蔵庫の中のものをどうにかすること。それまでの当座の用に100リットル以下の小さい冷蔵庫を買いに、実はこの日曜日梅田へ出るつもりでしたが、台風でそれも延期になりました。とはいえこれは今週中にはなんとかするつもり。日本の夏は冷蔵庫なしで過ごすにはきびしいものがあります。そう台風が過ぎた後も、暑い日がまだ続くみたいなんですよね。

暑いときに冷たいものを飲むのはかえってよくない、と聞きますが、しかし冷たいものが欲しいときだってあります。いまのうちみたいに、氷が作れないような環境だと水道水がもっとも冷たい、いや、冷凍庫で冷やした水ってのがあるな(氷は作れません、そこまできちんと冷えないから)、というような環境だと、とりわけ冷たいものがほしくなるときがあります。というわけでイスラエルで飲んだレモネードなど思い出してせめてもの慰めにする。

レシピは探せば出てくると思うのですが、まだ調べていません。わかっているのは

  • レモンはなるべく絞ったものを使う。なければ市販のレモン汁。
  • 砂糖が入る(砂糖を溶かす時にすこしお湯を使うかもしれない)
  • レモン汁を水で薄めるか、あるいは砕いた氷に注ぐ
  • グラスまたはカラフで供する
  • 生のミントを数葉、枝ごとちぎったもの(なのでだいたい3〜4センチ長)がグラスにふんだんに入っている。最低でもこれがグラスあたり3つか4つ入る感じ。掌におさまるくらいの量だろうか。

アラブ人地区でレモネードを頼む機会がなかったので、アラブ人も同じものをつくるのかどうかはわかりません。なのでイスラエル式と書きましたが、あるいはもっと広範に飲まれているのかもしれません。イスラエルのメーカーが作る同種の清涼飲料水、つまり果物汁にハーブで風味をつけたものはアラブ人地区でもふつうに売ってました。宿の近くの食料品屋にレモネードはなかったので、グレープフルーツ100%ジュースにレモングラスとバーベナで風味付けしたのをたびたび買ってました。

ミントの香りをしっかり移そうとおもうと、砂糖とミントをあわせてから熱い湯を少量注いで、それからレモン汁を加えて冷水か氷とあわせる感じでしょうか。レモン汁と砂糖の配合が妙なのか、いろいろ工夫してはいるけどどうも向こうで飲んだ味になりません。かなり意地になって、レシピみないで正しい配合にたどりつけるよう鋭意努力中。たっぷりのミントはあいにく地元の店では手に入らないので、こんど植木屋でも覘いてみるかしら。

*1:そして収入については私は完全に専業主婦状態だったのだが、学生結婚のあと大学を出たあとはすぐ非常勤に出たこともあり、家事をする時間を極力減らし、食料品については限られた時間のなかで大量の買いだめ作りだめをするという前提は、見事に我が家の家政に適合していた。

2011-08-28

[][][][] 今年もOSC名古屋へ行ってきた・他

タイトルは釣りです。

関西ウィキメディアユーザ会として初出展(ブース展示&セミナー)したOSC名古屋2011(8月20日、於名古屋国際センター、主催:オープンソースカンファレンス実行委員会、企画運営:株式会社びぎねっと)は、参加者前年度比200人増の600人が参加(主催者速報値)と大盛況だったのですが、私は療養中ですし、発表者でもないので、きっと誰か他の人がレポートを書いてくれるはず。

というわけで以下が本題です。

イスラエル鉄道紀行*1

まずは記録から。キロ数は未調査。

イスラエル国鉄
  • ナハリヤ=ベエルシェバ線:テルアヴィーヴ・ハ・ハガナー―アッコ*2
  • テルアヴィーヴ=エルサレム線:完乗
  • ナハリヤ=モディイン線:ベングリオン空港―アッコ*3
その他
  • カルメリット(@ハイファ):完乗
  • エリコのケーブルカー:完乗
メモなど

2011年8月現在イスラエル唯一の地下鉄であるカルメリットは全線均一料金で、片道12NIS。路線の両端であるパリ広場駅とガン・ハ・エム駅のみ、紙幣両替機がある。他駅の券売機ではあらかじめ小銭を用意するか、割増料金込みでクレジットカードを使う必要がある。各駅にセキュリティチェックの係員がいるが、金属探知機はない。ご利用は自己責任で。地下鉄といっているが、急勾配を走るためか、粘着力だけではなくケーブルを使っている様子。

なお駅と市街の間での移動だが、公共バスまたはタクシーに頼ることが多いだろう。公共バスは車掌なし、ワンマン、前乗り先払い、両替は運転手がしてくれる。市内は均一料金(エゲッドバスの場合、都市に関わらず6.40NIS)、長距離はそれぞれ異なる。乗車時にチケットが発行され、発行後2時間以内なら一度だけ乗り継ぎが可能である。路線によっては24時間運行しており大変に便利だが、ターミナルを除く各停留所ではセキュリティチェックがない。このため、インティファーダ全盛期には、たびたび自爆テロの標的となったと聞く。ご利用は自己責任で。

2010年8月18日現在では、エルサレムのトラムはまだ開業していない。観光省運営の旅行案内所では開業日は未定といっていた。ただし試験運転は平日はほぼ全日行われているようす。また毎週金曜日には一般人による試乗も可能とのこと(有償かどうかは未詳)。ていうか、到着初日にてっきりもう開業したもんだと思い込んで、試乗日逃してとてもくやしいです。

ベングリオン空港のセキュリティチェックが厳しいことは有名だが、鉄道駅でも基本はセキュリティチェックがある。そのなかでも西岸などに近い駅の場合、ほぼすべての荷物を開いて見せ、ひとつひとつの物品について説明するレベルの検査が行われる。下手な国際空港のセキュリティよりよほど厳しく、時間もかかるため、とりわけイスラエル南部での鉄道旅行は時間に余裕をもって行動するべきかと思う。

なお鉄道旅行を取り扱う本稿の話題からは外れるが、ベングリオン空港のチェックインはセキュリティチェックの後に行う。私の場合、ウィキマニア終了後やや日数があったこと、金属探知機にどうも服のファスナーがひっかかったことなどもあり、別室での身体検査などを経て、検査所用時間は1時間40分に達した。ガイドブックなどのいう「出発時刻3時間前に到着」は額面どおり受け取ったほうがよい。なおそのような状態なので、セキュリティチェック終了時に解放されたあとはチェックインカウンターは当然締め切られていたが、発券は問題なく行われた。

閑話休題。

イスラエル国鉄の長距離路線を走っている列車のアコモデーションがなかなかよろしかった。リクライニング機能があるかどうかは確かめていないが、全車クロスシートは当然として、ボックス内に二等車でも全席ラップトップがおける幅の固定テーブルが付随してるのがすばらしい。ただし電源やWiFiは提供されていない。オランダ国鉄のインターシティのアコモデーションがわりと近い感じかなあ。なお近郊線についてはみていないので分からない。

名古屋

昨年から乗車キロがまったく増えなかった……。というか去年けっこう日程的に苦労して完乗した桜通線が延伸していましてね、いや、わかってたけどね。ええ。でもやっぱり、こう、乗り鉄としては挑戦状を叩きつけられてる気がする。

かわり、というわけでもないですが、JR東海のリニア・鉄道館に行ってきました。実はあまり期待せずむしろ義務感のような何かに動かされて行ったのですが、案外よかったです。照明の使い方など、格好よくみせるツボを心得ている気がします。そして展示品では、ホジ6005もいいんですが、マルスの実機があって、我々*4はむしろそこにあった説明ビデオに映るメインフレーム(HITEC. ウィキペディア日本語版の記事も参照)やその附属機器に興奮し、ビデオを2周見たあげくに昼食時もずっとその話で盛り上がっておりました。でもまあ、リニア・鉄道館のメインはホジ6005だよね。なお館名こそ鉄道館ですが、二階にはボンネットバスの展示もありました。

というわけで今年も名港線未乗どころか、未完乗区間が増えてしまったというありさまですが、それでもリニア・鉄道館は面白かったのでよかったです。捲土重来を期しつつ、日常へ戻るんだぞ。

Inspired by id:katamachi https://twitter.com/#!/katamachi/status/107584641795497986

*1:なお、往路がAMS経由だったため、スキポール―アムステルダム中央駅にも乗ることができた。

*2:ナハリヤ=アッコ間は30分あれば往復できたのですが、アッコ見学で半日使ったため遅い時刻になり、翌日が移動日でもあり、あまり無理をしたくなかったので残しました……。アッコは十字軍というかホスピタル騎士団(現マルタ騎士団)の遺構が残る街で、なかなかよろしうございました。世界遺産なんだっけか。

*3:テルアヴィーヴ・ハ・ハガナー以北はナハリヤ=ベエルシェバ線と同じ区間を走る。

*4:OSC名古屋参加者有志がびぎねっと鉄道部に引率されて行ったのですが、すでに金城ふ頭駅の構内を出る前に、いろいろなものにいろいろな人がそれぞれ群がってしまい、「この集団に団体行動は無理だわ」と宮原さんに宣告されました。そしてそれはまったく真実でした。宮原さんはさすがに人を見る眼がある。