<浜崎あゆみ(歌手)>

 所属事務所であり、レコード会社でもあるエイベックスとの関係がおかしい。

 先月16日、浜崎がテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」25周年記念特番の出演をドタキャン。浜崎はツイッターでスタッフのスケジュール管理ミスを主張したが、エイベックスは浜崎の体調不良が原因と発表し、厳罰を示唆した。エイベックスの“功労者”浜崎を守ろうとする姿勢が感じられない。

 浜崎とエイベックスの不協和音は、この前月の8月にも奏でられていた。エイベックスの夏恒例のイベント「a―nation」のトリを、浜崎はこれまで8年連続で続けてきたが、今年は東京公演2日間のトリを辞退。ツイッターで「a―nation自体に不信感を持ってしまったから」と説明したのだ。

「浜崎はa―nation数日後に発売するミニアルバム『FIVE』で、元東方神起のメンバーの兄JUNOとデュエットしていて、a―nationでもその歌を歌う予定だった。ところが、東方神起の事務所はJUNOの弟ら元東方神起のメンバーと韓国で裁判をしているので、JUNOが出るなら東方神起は出さないと強硬姿勢に出たようです。それでやむなく、浜崎はJUNOの代役を立てて歌ったのですが、浜崎は怒ってその内幕の一部をツイッターで暴露してしまったのです。いち所属アーティストとしてはやり過ぎともいえ、エイベックスの中には浜崎の強気な姿勢を快く思っていない人がいるでしょうね」(芸能ライター)

 浜崎はこれまで二人三脚でやってきた松浦勝人社長については、「いかなる状況でも、常に私に寄り添い、守り続けてくれました」とも書いた。浜崎と松浦社長の絆は固いようだ。

 しかし、エイベックスの業績も音楽事業部門は落ち込んでいる。社長としては浜崎を守りたくても守りきれなくなってきているのだ。

「じつは、今年の5月にも、パチンコ台をめぐって浜崎とエイベックス側はしっくりいっていないことが明らかになったんです。パチンコメーカーのビスティから浜崎のパチンコ台が発売されたのですが、マスコミに配られた資料には“浜崎全面プロデュース”とうたっているのに、浜崎はツイッターで『パチンコ経験のない私がどうやって監修……』『初めて見たよ。一体何がどうなってるんだ』と不満をあらわにしました」(芸能ライター=前出)

 浜崎とエイベックスの不協和音は積もり積もっているようだ。エイベックスとしても今の浜崎には頭を抱えているらしい。“浜崎独立”の声も聞こえてくる。

 浜崎はこの1月、オーストリア出身の俳優マニュエル・シュワルツと電撃結婚した。

 ミュージシャンは生き方が歌に反映される。この際、しばらく休んで子づくりでもしたほうが、歌にも好影響なのではないか。

(日刊ゲンダイ2011年10月4日掲載)

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