漁港で水揚げの生シラス堪能 「大洗復興しらす祭」 茨城
産経新聞 10月9日(日)15時52分配信
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会場の片隅には「いわしのほおどし」も =茨城県大洗町(写真:産経新聞) |
東日本大震災で、大洗漁港は船着き場が崩落し、魚市場前の店舗も津波で人の背丈ほどの高さまで浸水するなど大きな被害を受けた。復旧が進んだ後も原発事故の風評被害を受けており、漁業だけでなく、海水浴客が例年の8割減となるなど観光への影響も大きい。この日のイベントは、漁港や町の観光を復興させようと企画された。
会場内では「生しらす丼」が超特価の500円、「しらす天ぷら」が100円で販売された他、海産物や地元の野菜を販売するテントが並び、大勢の来場者でにぎわった。
シラスは春先と8〜10月が旬で、漁港近くなど新鮮な状態でしか味わえない生シラスはぷりぷりした食感が特徴だ。福島県いわき市から家族で来た菅野久男さん(62)は「シラス干しもおいしいが、生シラスは新鮮でおいしい。復興は大変だけど、たまには英気を養い、頑張りたい」と話していた。
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最終更新:10月9日(日)15時52分
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