［地方］ルマン優勝車、広島で雄姿（2011.10.10 02:06）

　世界最高峰の自動車耐久レース「ルマン２４時間」で優勝した「マツダ７８７Ｂ」などのデモンストレーション走行や車両の展示を行う「モーターフェスティバルＨｉｒｏｓｈｉｍａ２０１１」が９日、広島フェスティバル・アウトレットマリーナホップ駐車場（広島市西区観音新町）で開かれた。会場にはモータースポーツファンや親子連れらが大勢詰めかけ、にぎわいをみせた。

　同フェスティバルは広島市交通科学館の主催で、平成３年に日本勢初の優勝を果たしたマツダ７８７Ｂの優勝２０周年を記念して行われた。

　同館によると、マツダ７８７Ｂが広島県内で走行するのは初めてといい、駐車場に設けられた特設コースに約１万人が来場した。

　大きなエンジン音を響かせ、目の前でドリフト走行するスポーツカーの数々を写真に収めようとカメラを手にするファンも多く、会場は熱気にあふれていた。広島市の会社員、小池隆弘さん（３７）は「エンジン音の迫力がすごく、ボディーも思っていたより大きかった」と笑顔で話していた。