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科学
福島第1原発 1号機配管内の高濃度水素排出、配管の切断作業を開始
2011.10.9 19:46
福島第1原発1号機の原子炉格納容器につながる配管に高濃度の水素がたまっていた問題で、東京電力は9日夕、水素濃度が低下したとして、格納容器内の放射性物質を浄化する「ガス管理システム」を設置するための配管切断作業を開始した。
配管では、先月下旬の事前調査で濃度63%の水素を検出しており、高濃度の水素が作業中に放出されると爆発するおそれがあった。
このため、東電は8日から、配管に窒素を入れて水素を押し出すように建屋外に排出。9日午後、改めて水素濃度を測定したところ、1%未満まで下がったことを確認したという。
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