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国際
江沢民氏が登壇、驚く会場 死去・危篤説を打ち消す
2011.10.9 18:12
[中国]
死去・危篤説が流れた江沢民前国家主席(85)がひな壇の上から出席者に向けて笑顔で右手を振ると会場は一斉にざわついた。北京の人民大会堂で9日開かれた辛亥革命100周年記念大会。前立腺がんなどを患っているとされる江氏が、公の場に姿を見せたのは昨年12月以来。同大会に出席することで「風説」を払拭して見せた。
江氏は赤のネクタイに黒っぽいスーツ姿。係官の手を借りて足取りはややおぼつかないものの、ひな壇の上を自ら歩いて胡錦濤国家主席の左隣の席に座った。
江氏は国歌が流れると、2人の係官に支えられてゆっくりと立ち上がり、直立不動で口を大きく開け斉唱に加わった。胡氏が「重要演説」を行っている間は原稿に視線を落とし、演説が終わると小さく拍手、胡主席と座ったまま身体を傾けて握手した。(共同)
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