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キム・テヒは村上春樹好き「日本は好きな国」 (2/2ページ)

2011.10.9 05:04
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特集 : 韓流   韓流
キム・テヒは村上春樹好き「日本は好きな国」

「日本の文化をもっと知りたい」と興味津々なキム・テヒ。笑顔もとってもキュートでした=東京・青海(撮影・北野浩之)【フォト】

  • 「日本の文化をもっと知りたい」と興味津々なキム・テヒ。笑顔もとってもキュートでした=東京・青海(撮影・北野浩之)
  • 「日本の文化をもっと知りたい」と興味津々なキム・テヒ。笑顔もとってもキュートでした=東京・青海(撮影・北野浩之)
  • 「日本の文化をもっと知りたい」と興味津々なキム・テヒ。笑顔もとってもキュートでした=東京・青海(撮影・北野浩之)

 韓国で“最も美しい女優”と称されるキム・テヒ。その美貌はもちろん、まず流ちょうな日本語に驚かされた。こちらの日本語の質問はすべて理解し、回答もできる限り日本語で返す。

 「ははは。セリフのおかげで。去年(春)から日本語の勉強を始めたので」

 撮影では共演者とも日本語でコミュニケーションを取っているという。驚くほどの上達ぶりだ。

 ドラマは韓国女優(テヒ)と日本人男性(西島秀俊、40)の恋を描くラブコメディー。日本のドラマは初出演で、「日本語のセリフのイントネーションが難しい」と苦労しているが、「自分にとってはとっても良いチャンス」と笑顔を見せる。

 日本には以前から関心があった。「やはり韓国からとても近い国ですし、何度も来ています。モデル時代の撮影でも、家族との温泉旅行でも。大学時代には交換留学生だった友人が住む千葉に私も1カ月ぐらい滞在していました。日本の料理も小説や映画も好きです」と告白。

 読むのは翻訳版だが、好きな作家を聞くと「田辺聖子さん、江國香織さん、辻仁成さん、村上春樹さん…。最近読んで面白かったのは奥田英朗さんの『ガール』」。映画は「大学時代に初めて劇場で見た映画が岩井俊二監督の『ラブレター』。あと、『世界の中心で、愛をさけぶ』や、『東京タワー』、『冷静と情熱のあいだ』も面白かった」と次々と作品が出るほどの精通ぶりだ。

 しかし、ネット上では“日本嫌い”とうわさされる彼女。「反日女優」などと書き込まれていますが?と“直球”をぶつけると、悲しそうにうつむき、こう言葉を続けた。

 「私は日本には30回以上来ていますし、親しい思いも感じていますし、だからこそ、こうして日本のドラマ出演も決心しました。もともと母国語の演技も難しいのに、それを外国語で演技をするのは非常に大変なこと。ただ、自分にとって日本の国や文化は、非常に好奇心の持てるものだし、親近感も好感も持っている。日本語もぜひ学びたいと関心を持っている。だからこそ、今ここにいるんです」。

 「日本は好きな国」とキッパリと答え、「今後も日本で活動したい」と続けた彼女。「文化的に本当に似た面もたくさんある両国ですから。力を合わせて優れた作品を作り出し、それを両国で楽しめたらステキだなと思います。私も今回の作品で、その一助が担えれば」と力強く宣言した。

(紙面から)



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