作品 |
平らな針 |
ホントの私 | |
「マコト、さん。本当にこんな所で……その、するの?」 身を硬くしてエリは言った。両手は自分を守るかのように、しっかりとコートの襟元を握り締めていた。 「ふふ、こんな場所でするのが、エリは好きだったじゃないか」 | |
催眠 | |
ホントの私 |
シチュエーション・チェンジ | |
「じいちゃん。朝めしだよー」 周囲を見回す。ガレージはじいちゃんの作業部屋だ。中にはこの人が作った発明品が散乱していた。 じいちゃんは発明家だ。自称だけどね。 | |
パラレルワールド | |
シチュエーション・チェンジ |
部屋の中の人形 | |
「何か言いたそうね。騎士グレイ・マフリー」 この街の警備隊隊長マリア・デ・ラ・トリニダートは、緑色の瞳に憤怒の色を浮かべたまま俺の名前を呼んだ。 俺より十も若いが、その年よりも幼く見える童顔だ。細く折れそうな小柄な体躯と相まって、まるで小娘に罵倒されているかのような錯覚を覚える。 | |
黒魔術 | |
部屋の中の人形 |
クリスタルの中庭 | |
夢の中では、僕と彼女はもっと親密な仲だった。彼氏彼女の仲だったり、同棲していたり。もちろんどんなHな事でもさせてくれた。 「ご主人様」 あの果実のように色づいた唇が動き、僕にそう告げる。それだけで、僕は天国でもさ迷っているかのような気分になる。 でも、夢は夢だ。お金があってもできない事はいくらでもある。我に返り、僕は再び彼女の姿を盗み見ていた。 | |
催眠 | |
第一話 |
「やあ」 知り合いでもないのに、その男は馴れ馴れしく僕に話し掛けてきた。僕は男の脇をすり抜け、門の扉に手を伸ばした。 「どちら様ですか?僕はあなたに用なんてありませんよ」 |
第二話 |
ベッドの中の葉月は、体を毛布で隠しながら僕を睨んでいた。 睨みつつも、手を伸ばして自分が着るべきメイド服を要求していた。 僕は天にも上る気持ちだった。 |
第三話 |
日奈の口に二度目の精を放った後、僕は口を開いた。 「ン…なあに?ご主人様」 「もしさ。僕が日奈ちゃんを抱きたいと言ったら、どうする?」 |
第四話 |
夜、珍しく家の電話が鳴った。 「もしもし。私だ」 それはあの催眠術師の声だった。 |
真夜中のオンライン | |
「おーい、麻野。何書いているんだ?」 クラスメイトの安田が話し掛けてくる。 「なんだこれ。地図…か?」 「今作っているゲームの中の街だよ」 「お前ゲームなんて作っているのか。…暇だな」 | |
催眠・ネットゲーム | |
レベル0 |
日曜日。ゲームショップで新作を物色していた所、意外な人物の姿を目撃した。 学校中の野郎共が熱を上げている南詩織だ。 彼女もゲームとかするのだろうか。 |
レベル1 |
「名前を決めてください」 詩織がつけた名前は、ヴィンディー。ゲームの中では、詩織はエルフのヴィンディーとなった。 |
レベル2 |
「さてと。昨日の続きをしようかな」 夜、部屋で宿題を済ませた後、詩織は椅子に座ったまま背伸びをして言った。 毎週欠かさず見ていたドラマが始まる時間だったが、それよりもゲームの続きがしたかった。 |
806 | |
「やっぱりどこも高いわね。東京のお部屋って」 母親がため息交じりに呟く。娘の方は、無言で物件のリストに目を通していた。不動産会社からもらってきたものだ。 つい先日、都内の大学の合格通知を受け取ったばかりだった。 | |
ハーレム | |
前編 |
千秋と母親がそのマンションに辿り着いたのは、夕暮れ時の頃だった。 「本当にここなの?」 「間違いないけど……」 |
後編 |
千秋は全裸になり、ベッドの上で喘いでいた。 「私…私ぃ…悪い子になっちゃった……」 |
傀儡の舞 | |
俺は村川博。アメリカではヒロと呼ばれていた。有名なスポーツトレーナーのスタッフをやっていた。 アメリカで得た『力』。これをむざむざと手放すほど、俺は善人ではない。俺は自分の野心の為に、この『力』を大いに使うつもりだ。 | |
マイクロマシン・肉体操作・学園・新体操 | |
1−1 |
私立緑心学園。関東では名の知れた女子校だ。 その応接室に、俺は通された。 |
1−2 |
目を覚ました時、そこは、鈴菜の自室だった。 慌てて自分の股間を確かめてみた。何の異常も感じない。 あれは夢だったのだろうか。 |
1−3 |
「鈴菜ぁ、今日もリハビリか?」 まだ部活が始まるまで、少し時間があった。 「うん、そうなの」 ぎこちなく、鈴菜は笑う。 |
1−4 |
アップテンポの曲が、フロアの上に響いていた。音楽に合わせて、女子部員の体が躍動する。 一瞬一瞬で描かれては消えていく、花火にも似た刹那的な美しさが、そこにあった。 |
2−1 |
自然が残る郊外の広い敷地に、長い伝統を誇るその学校はあった。私立緑心学園。 美人が多いと評判の学校だった。ここの制服に憧れ、受験する者は後を絶たない。 |
成田離婚 | |
珍しく晴天に恵まれた六月の朝、一台の高級外車が、一組の新婚カップルを乗せて高速道路を疾走していた。 『成田空港 10Km』そう書かれた標識の前を通り過ぎる。車は、成田空港までの道をひた走っていた。 | |
監禁、洗脳 | |
前編 | 「あ、あれ?パスポートが無い」 「何やっているのよ、あなたは!まったく」 若菜は座席の下の覗き込む為、体を低くした。その瞬間。 浩太郎はいきなり後ろから若菜の体を締め上げた。 |
中編 | 「妻の、若菜さんの様子はどうでしょうか?」 崎野は、浩太郎からの国際電話に苦笑した。 「元気ですよ。今は疲れて寝ていますがね」 |
後編 | 若菜は半失神していた。 その顔は、天国を散歩しているかのように幸せそうだ。 |
ダークブレス | |
「あのさ、結菜さんは付き合っている人とかいるの?」 「お付き合いしている人はいません。私はお兄ちゃんのものだから・・・」 | |
黒魔術、ゴスロリ、近親相姦 | |
(1) 漆黒の少女 | ピアノの発表会が開催されている市民ホール。虹華の友人も参加するらしい。 「次が友達の番なんだから、ちゃんと聴いてきいていなさいよ」 「はいはい」 |
(2) まごころ | 「魔法をかけた司さんを、結菜は恨んではいないの?」 「恨む?」 結菜は困惑したような表情を浮かべていた。 |
(3) お兄ちゃん・・・ | 俺は床に転がされていた。縛られている事に気づき、首を回して辺りを見た。 「気がついたようね」 |
トラップ | |
「天地気功道場・・・?」 A4サイズのチラシの一番上に、大きな文字でそう書いてあった。 『人生が変わる!』 『病は気から。がんも治る!!』 | |
洗脳・人格改変 | |
トラップ |
恵の先生 | |
「お久しぶりです、先輩」 「元気そうね。どう?受験勉強の方は」 「それが・・・」 「私の時は、すごく優秀な家庭教師に勉強を教わったの」 「家庭教師・・・」 「ね、もし良かったら、その人紹介しようか?」 「本当ですか?ぜひお願いします」 | |
マイクロマシン | |
恵の先生 |