K−POP女性グループ デビュー直後に大人気…なぜ
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信
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「RAINBOW」の日本デビュー曲「A(エー)」の発売記念イベント。約2千人のファンが集まった=9月14日、東京・池袋(写真:産経新聞) |
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◆当事者「びっくり」
「日本の皆さんがK−POPをたくさん応援してくれて、本当にびっくりしました。まだ私たちは新人歌手なのに、たくさんの人に知られている…」
9月に東京・池袋で行われた7人組「RAINBOW」のシングル「A(エー)」の発売記念イベント。「日本で最も驚いたこと」を問われたリーダー、ジェギョン(22)は、笑顔でこう語った。
これが日本デビューイベントにもかかわらず、集まったファンは約2千人。「A(エー)」は発売初週で2万4千枚を売り上げ、9月26日付オリコン週間シングルランキングで初登場3位に。初登場順位では、“先輩”の「KARA」の5位、「少女時代」の4位を上回った。
◆「サイトから拡散」
新人が注目される背景について、韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨(まさゆき)氏(37)は「K−POPファンの多くはネットのコミュニティーサイトで結びついており、新人情報を拡散し、オピニオンリーダーになれるかという競争を楽しんでいる」と分析する。
所属事務所も大事な要素だ。RAINBOWはKARAと同じ事務所に所属。日本で人気がある韓国5人組男性グループ「BIGBANG」と同じ事務所の4人組「2NE1」も、9月にミニアルバム「NOLZA」で日本デビューし、10月3日付オリコン週間アルバムランキングで1位になった。10日付同週間シングルランキングでも、7人組「T−ARA」の日本デビューシングル「Bo Peep Bo Peep」が1位になっている。
◆ブームから文化へ!?
韓国芸能界の舞台裏を描くドラマ「ドリームハイ」(DVD−BOXがエイベックス・エンタテインメントから発売中)を韓国の人気俳優、ペ・ヨンジュン(39)と企画したプロデューサー、J・Y・Park氏(39)は「日本では好きな歌手と一生ともに年を重ねようと思うファンが多く、歌手には夢のような場所。韓国では良くも悪くも流行の移り変わりが早く、瞬発力が求められる」と語る。
前出の古家氏も「韓国では兵役で音楽活動期間が制限される場合があり、短期集中で結果を出す傾向にある」と指摘。その一方で「日本デビューするグループ数が多く、日本のファンの好みは分散し始めている。一点集中のK−POPブームは終わり、今後はブームではなく、文化として定着するのではないか」と話している。
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最終更新:10月8日(土)10時58分
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