■エピローグ

スクランブルの警報がなる。
地球の部隊が攻めてきたのだ。

『何事か!!』
『はい、先日壊滅させた地球連邦の部隊です』
『モニターにまわせ!』

映し出された部隊には見覚えがあった。
あの黒い機体はバルゴラ。セツコが元々いた部隊の残党のようだ。
おそらく、彼女を救出にでも来たのだろう。
モニターに映し出されたかつての仲間をセツコに見せる。
『セツコ、これがお前の初陣だ。やれるか?』
『はい、マスター。地球人の下等な機体など敵ではありません。
 我らゼ・バルマリィ帝国に楯突く愚か者に容赦の無い制裁を』

『よし、出撃するぞ!お前の機体は我らの技術力で限界まで強化している。
 お前の力を奴ら地球人に見せつけてやれ!!』

『はい、仰せのままに…』
セツコは口元に妖しい笑みを称えながら答える。
かつての仲間も、今のセツコには俺に歯向かう敵としか映らないのだ。




戦闘は数分で終了した。
その結果はセツコの調整が完璧である事を示している。
哀れな地球連邦の部隊はセツコの正確な射撃の前に
殆どがコックピットを打ち抜かれるという形で壊滅した。

そして動きが唯一良かった最後の一機に対しては
ワザと手足への攻撃で動きを止め、
少しずつ加虐を加える『遊び』まで行う程だった。


もはや、地球連邦に所属していたセツコ オハラという少女はいない。
この背中を守るのは俺の優秀な副官、ゼ・バルマリィ帝国の女兵士。

戦場では無敵の兵器、されど戦いに合間があれば
あらゆる肉欲を受け止め俺に尽くす忠実なる快楽人形。
俺の可愛いシモベにして最強の兵器。
それが今のセツコだ。


俺達が目指すのは地球の完全なるプラント化。
セツコ程の逸材をもっと集める事が出来れば、
来るべきアポカリュプシスを乗り越える事も出来るだろう。


だが、今は少しだけ眠るとしよう。
隣で静かに寝息を立てるセツコの髪をなで横になる。
数時間後にはまた戦場が俺達を待っている。
だが、敗北などはありないだろう。
なぜなら…
優秀なシモベたる彼女が俺の背中を守ってくれるのだから。



■ To Be Continued ■