安住淳財務相は7日の臨時閣議後の会見で、復興財源をまかなう臨時増税案を巡り、自民、公明両党がたばこ税増税に反対していることについて「この案で反対されるなら、協議は柔軟に応じるべきだ」と述べ、たばこ税を増税対象から外す可能性を示唆した。
たばこ税が除外されれば、その分所得税の増税幅が増える可能性もあるが、両党は増税期間を10年超とすることも求めている。
与党内でも、増税期間を政府案の「10年を基本」から15年間に延長する案が浮上しており、増税期間もセットで修正協議が進む可能性がある。【小倉祥徳】
毎日新聞 2011年10月7日 21時57分(最終更新 10月8日 0時59分)