MOONGLOW

至福ノモノニ出会ウ。

TORCH SONG TRILOGY

2006-11-30 10:23:37 | 芝居
渋谷パルコ劇場で観ました。


追記:
土日のチケットを取れなかったので、えいやっと平日の回を取る。
いやいや、平日の回の客層はやっぱシルバーが多いな。
果たしてこの芝居の内容を事前リサーチして来てるのかな?と、ちと疑問に思う。
この客層の年代で、この芝居(脚本)を受け入れてくれるのか?
と、ツマラヌ心配をしてしまった。

週末の客層ならもっと笑いが起こるだろうと思う場面も笑いは少なかった。
毎日、その舞台ごとに芝居を組み立てなければならない役者は大変だろうな。
台本通りに毎回、ただ演じていればいいというわけじゃないのが舞台だから。
主役の篠井さんや橋本さんの緩急の効いたエッジのいい芝居に驚嘆しました。
う、巧いーただただ唸る。。。

ニ幕の木内さんが演じる母親が出てくる場面では、観客と同年代の役が登場した
ことで、一幕とはあきらかに違う温度が会場に流れたと思う。
観客の役者の演技に対する反応が早くなったんだろうな。

音楽を弾き語りにしたのは、とても素敵でした。また、その見せ方も巧いな。
最初に感じたシンプル過ぎる?のではと思えた舞台美術は場ごとに手法を変えて、
観客に視点を変えさせることに成功していたと思う。
ただ、ちょっと残念だったのは、篠井さんのドレス姿をもっと見たかったな。

この舞台「トーチソング・トリロジー」は、映画を何度も見ていて、思い入れが
強かったのですが、映画以上の感動を頂きました。
そして、期待通りにー
「うさぎのスリッパ」を履いて登場してくれた篠井さんに感謝。




BGM:K/Honesty/WANNA BE THE PIANO MAN#1
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君みたいな人が年賀状を川に捨てるんだろう。

2006-10-17 18:22:01 | 芝居
今月、CS-262chシアター・テレビジョンが10周年記念で、10年前の5本の
舞台をオンエアしてる。
そのうちのひとつ、ナイロン100℃の芝居を観た。
「下北ビートニクス」1996年5月 新宿シアターアプル

いや〜ん、大倉くんやサダヲちゃんが登場してる。
新太さん、10年前は、すんごくスリムだったのね〜しみじみ(笑)。
髪金の郵便局員の緑の制服がよ〜似合いますわ<新太さん。
がはははっ、3時間笑い通しでしたん。
それと、大山犬子さんがなんとも、かっちょええっ!

うーん、エチオピア暗殺団って何っ!(爆笑)
さて、晩飯作らねば。。。






BGM:ロミオロメン/アイランド
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年末恒例のお芝居。

2006-10-11 11:36:11 | 芝居
えーっと、今年のクジ運は、年明け早々に使い果たしたと思っていたら・・・。
やはり自分の分はとっくに枯れておりましたん。
が、
世帯主のクジ運は、まだ、余力があったんやね〜(笑)。

昨年暮れ、年跨ぎの野田さんのお芝居の御用納の公演を観ましたが、
今年も御用納のチケットを取ることが出来ました。
プレオーダーで、自分のはしっかりハズレて、世帯主のは当りました(感謝)。
昨年のは、松たか子さんが出ておられましたが、この年末は、藤原竜也さんと
宮沢りえさん、それに強力な渡辺えり子さんが出演されるお芝居。
いや〜愉しみだわ。。。

野田さんのお芝居だから、きっと、あっと驚く舞台が出来てるんやろな〜。






BGM:CHEMISTRY/Here I am onair CS-721ch
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篠井英介さんで舞台化。

2006-09-21 16:06:43 | 芝居
11月、PARCO劇場で上演されます。
「トーチソング・トリロジー」

98年にカトケンさんが演じられてからずいぶん経ってしまった。
今回、アーノルド役を篠井さんが演じられる。
いやーこれはとても見たかったキャスティングですね〜。
篠井さんは、うさぎのスリッパ履いてくれるのかな?

映画を見たのはいつだったか?
感激してLD買ったんだよな。。。
内容に興味のある方は調べて下さい。
あえて書きませんので。

とりあえず、チケをプレオーダーしました。
取れるといいな。
どんな芝居になるのか、愉しみです。
F子、行こうね〜♪






BGM:パク・ヨンハ/君が最高!
*このPV見ましたが、いや〜面白かった。今時、こないなヤンキー姉さんいないだ。 
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藤原くんの太股。

2006-09-11 09:01:26 | 芝居
本日の東京は最高気温33℃。
そんな最中、渋谷で藤原竜也さんの芝居を観た。

追記:
昨日、これだけUPし放置してしまいました。続きです。

この芝居は全くリサーチ無しで、ただ「ギリシャ悲劇」ということだけを
頭に入れて観た。
長ったらしい名前や、入り組んだ家系の話だと眠くなるな〜と思っていたのですが
寝るどころか、はらはらどきどき夢中になって2時間20分を過ごしました。

蜷川氏の舞台には、いつも驚かされるのだが、いや〜まったくたまげた。
まだ、千秋楽まであるので種明かしはしませんが、劇場に行かれる方は
ただただ驚いて下さいませ。

うーん。
まだ初日から数日なのに、声が枯れていた役者さんがちと心配ですね。
それと舞台演出上、台詞が聞き取りにくい場面が多々あるのですが・・・。
まあ、それもあの舞台なら許せるかな。。。
ただ、きちんと発声が出来てる役者さんなら難なく台詞が2階奥まで
響かせられると思うんだけどなー。

改めてこの芝居を観て、藤原くんは舞台の人だと思った。
映画でもテレビでも、そつなくこなすことが出来る人だけど、
藤原くんが舞台に立つ姿は美しくてとても強いけれど儚い。
きっと加齢していった彼も、すごく素敵になるだろな〜と思う。
10年後、20年後の彼の舞台を是非観てみたいな。

いつもは、オペラグラスで芝居を観ないのですが・・・。
この舞台は手放せませんでしたね(笑)。

昨日の舞台。
錯乱したオレステスが暴れた場面。
正気に戻ったオレステスの踝上から血が流れてる。
きょえぇぇぇーーーーーー!
ほんまに流れてる。。。。
見るとですね、満身創痍なんですよ。
げげっ、あそこにもここにも痣があるやんか・・・。

一緒に観たF子曰く。
「藤原くんの足、つるっつるだね。。。」
あたしは、ずっと太股の痣ばかり見入ってしもた。
いかんいかん。

錯乱し臥せっていた設定なのですが、藤原くんの汚れ(?)顔なんだけど
それはそれでお美しいんですよん。
これからこのお芝居を観られる方、お愉しみ下さいませ。
あっ、オペラグラスをお忘れなく。(をいをい)






BGM:JAY CHOU/一路向北
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舞台から2階末席までの距離感。

2006-06-26 16:02:57 | 芝居
初めて1階フロアの客が総立ちで拍手してる芝居を観た。
そういう自分は2階最後尾の末席でだったのですが。。。
2階の客は総じて、1階の様子を客観視(って、自分だけ?)してましたね。

先週土曜に、新国立劇場で中川晃教さん主演のロンドン・ミュージカル
「OUR HOUSE」を観ました。

1階と2階では、この舞台に関しては温度差があったんじゃないかな?
まず、台詞が聞き取れる役者と聞き取れない役者がいた。
歌詞が聞こえない。わからない。

これは客(各個人)のストーリィの読解力に関わることなんだろ〜けど。
本当はそこが、この芝居の一番の売りなんだろ〜けど。。。
時間軸が前後したりずれて運ぶ場面について行くのがしんどい。
狂言回しの主人公の死んだ父親が、ストーリィを進行する役だと気付いた時
にはとっとと話が進んでた。
もしかしたら、このミュージカルは事前リサーチ無しでは連いて
行くのがやっとかもしれん。
誰にでも、分かり易い話にしろとは言わんが。。。

このミュージカルで一番楽しみにしていたのがマッドネスの全曲が使われること。
いやいや、懐かしい曲ばかりでした。
大昔、ピーター・バラカン氏が司会されてた深夜のMTV。
よくこの番組で、マッドネスのPVを見ました。
実は、マッドネスはLDしか持っていないんですよね。。。
なので、曲が聞こえてくるとPVの画像が浮かんで来て、なかなか舞台に
集中出来なかったんですよね。

辛口なのは、これのせいかにゃ??? をいをい。 






BGM:MADNESS/THE SUN AND THE RAIN
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日々、変化する舞台。

2006-04-30 06:51:40 | 芝居
休みの朝だと云うのにー。
体内時計は毎日のルーティングを差し示す。
うーん、うーん、うーん。
若い頃は、いつでもニ度寝が出来たんやけどぉ。。。


あーっ、今日も一日が長いな。。。


昨夜、三茶の世田谷パブリック・シアターでリベンジの
「ライフ・イン・ザ・シアター」を観た。
この小屋は初めてだったんですが、芝居を観るならこのくらいの
スペースがちょうど良いですね。

さて、北千住の公演(4/1)は開演時間を間違えて開始30分を見逃した
ので、今回はリベンジ観戦(笑)。

板(舞台)の上の芝居は、日々変化する。

今回、ラッキーだったのは公演開始直後の芝居と終演真近かの芝居を
それぞれ違う小屋で観られたこと。
それぞれのピースがピタッと嵌っていて、面白いように舞台が転がって行く。
お互いの息(芝居)がジャブの応戦をしてるようで愉しい。

そして、やはり最初の30分が大切だったとひしひしと実感した。
ストーリィがきちんと繋がった。(をいをい)

二人の役者に感謝。









BGM:PHONES/泣きそうな顔して/漂流SOUL#12
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人生最大の不覚。

2006-04-02 05:28:18 | 芝居
近頃、体内時計が狂ってるのか?習慣就いてしまったのか?
この時間に目が覚めてしまう。若い頃なら二度寝するのだが。
何だかぐずぐずやり過ごす。

あーっ、今日は日曜か。。。

これより16時間前。
北千住に出来たシアター1010で市村&藤原の芝居を見た。

「ライフ・イン・ザ・シアター」

しかしー。
愉しみしていた芝居の開演時間を間違えて、最初の30分を見はぐる。
うーうーうー。こんなこと初めてだーーーー。(しょぼん)

1/4を見れなかったのは痛いな。
幕が上がる芝居の冒頭が一番面白いのにな。。。
でも、すぐに話に夢中になれたのは二人の演技力のおかげだったのかしらん?

早変わりが幾度となく繰り返され、場面がどんどん進む。
さっき話していた台詞が場面を飛び越える。
いや〜。
この話&演出家が巧いな。
市村氏と藤原くんだったら回を重ねるごとに芝居が転がるだろうな。
二人の丁丁発止のやりとりが磨かれていくんだろうな。

相変わらずカーテンコールでの市村氏はおちゃめで可愛いです。
藤原くんの若い貼りのある声と市村氏の熟練の声を対比して聴くのもいい。

うーん。
世田谷の小屋の方も押さえておいてよかった。
どないな芝居になっているか愉しみ。
次回は必ずっ!
遅れずに行きます。(自爆)









BGM:山下洋輔/無伴奏チェロ組曲第一番ト長調プレリュード/RHAPSODY IN BLUE#1
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すかたん同士。

2006-03-19 11:11:57 | 芝居
土曜日。
日生劇場にて「越路吹雪物語」を観た。
再演を繰り返している芝居なので、骨組みもしっかりとしていて、
役者たちもコナレた感じで役を愉しんで演じているようにみえた。

なんと云っても、ラストのコーちゃんのリサイタルの再現。
この日生劇場でこの姿が見れたことに感慨がある。
中盤で1曲歌った時は、これはピーターでコーちゃんじゃないっ?
と思ったのですがー
ラストのドレスを着て、マイクを操り歌う姿はコーちゃんそのモノでした。
池畑慎之介さんの底力をまざまざと感じました。

そして、もう一人の主役である時谷さん役の高畑淳子さん。
うーむ。ただただ、巧い。
高畑さんが演じた時谷さんがあるから、この芝居が成立するのだと思う。

ちょっと残念なのは、観客層の年齢が高いと云うことかな。
もっと若い人たちにも観てもらいたいな。








BGM:NAT KING COLE/mona LISA/Ballads#2
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DEEPLY  I  LOVE  YOU♪

2006-02-25 23:24:35 | 芝居
思いがけずチケットが手に入ったので出掛けてみた。
池袋にある東京芸術劇場は初めてでした。
小屋の雰囲気がレトロな感じがするのは何故でせう???

「OHダディー!」

主演の川平慈英さんは、以前、岡本健一さんの舞台で共演してるのを
観たことがありました。
いつか機会があったらもう一度川平さんの舞台を観たいな〜と思っていた。
やっぱりこの人、上手いなー。踊りも良し、歌も良し、タップも上手い。
勿論、芝居も良いです。

初日の硬さもなく、再演を重ねた舞台だからかしら?
オリジナルのミュージカルとしては、すっごく良く出来てると思う。
ただ、正直、ちょっと退屈だったな。
妙に舞台全体が落ち着いちゃってる感じがする。
コメディならもっと笑かしてくれにゃー。

芝居を観て思うのは、自分がもう一度観たいっ!と思う芝居は
良い芝居だと。
これは、1回観ればいいかなー。







BGM:BILL EVANS TRIO/MY FOOLISH HEART/WALTZ FOR DEBBY#1
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