2011年06月18日 23時46分29秒
映画「罪とか罰とか」鑑賞~主役級の脇役に囲まれた成海璃子の世界が良い。
テーマ:ブログ
もともと成海璃子ファンとしては、本来はずせない作品、、、
たまたまこれまで観れずにいましたが、
やっとレンタルすることになりました。
「罪とか罰とか」鑑賞です。
この映画の第一印象は、キャストの豪華さでした。
主演は成海璃子でしたが、
共演者が結構凄いのです。
永山絢斗、段田安則、安藤サクラ、大山イヌコ、奥菜恵等の中心メンバーに加え、
脇役に六角精児、串田和美、石田卓也、佐藤江梨子、市川由衣、麻生久美子、、、
何とも豪華な使い捨てのような起用方に感服です。
特に、女性陣がいつもと一味違う役作りで面白かったです。
犯人役の奥菜恵や、
警察官に殺される佐藤江梨子、
人を轢くトラックの助手席に座る怪しい女の麻生久美子とか、、、
皆ハッチャけてました。
コンビニ店員の市川由衣は相変わらずメチャ可愛かったです。
安藤サクラはこの程度のアクの強い役はお茶のこサイサイでしょう。
大山イヌコ共ども自然体の演技力は流石と言えます。
男優陣は皆上手で、物語に溶け込んでいて良かったです。
永山絢斗は、何人も人を殺しているのに何とも甘いマスクのゆるキャラを上手く演じていて、
なかなか才能あるなあと感心させられました。
段田安則や串田和美、六角精児はもっと出番が欲しかったです。
石田卓也に至っては何時の間にか出番が過ぎていきました。
何とももったいない、、、
そんな実力者達を押しのけて、
主演の成海璃子は堂々の演技でした。
彼女は何とも不思議なキャラクターで、
可愛いし、演技は確実に上手になっているし、
でも、色っぽくはないし、汚れる役はやらない、、、
それでもこのような主役を着実に取るのは、
主役としてのオーラを持っているのでしょうか、、、
子役の域から脱し、立派な大人になって来ていて、
これからの大人の女としての役作りをどうしていくかが注目でしょう。
大変楽しみです。
映画としては、
構成が大変に面白く、
様々な事件、事柄がバラバラに進行しつつ、
やがて一つのストーリーに結ばれていく。
また、時間軸も過去に戻ったり、それも何年も前だったり、昨日だったり、
それが幾重にも重なりながら、やがてそれらも主時間の進行に収れんされていく。
不安定な精神状態の主人公が、やがて一つの強い意思を持つようになるのと、
大きなうねりのようにリンクしていく様が大変に面白かったし、良かったと思います。
ストーリーとしても以上のようなスパイラル感のある中で、
それでも起承転結がしっかりあって、
どっしりと安定した物語になっていると思います。
沢山人の死ぬシーンがあるのに、何処かコミカルで、
一言で言ってシュールな作品です。
大きな心で許してあげる度量の広さを観る側にも求めているような感じでした。
評価は、: ★★★+ 3.5点です。
ブラックユーモアを許せる余裕のある時に、
コミカルで軽快な気分にさせてくれます。
たまたまこれまで観れずにいましたが、
やっとレンタルすることになりました。
「罪とか罰とか」鑑賞です。
この映画の第一印象は、キャストの豪華さでした。
主演は成海璃子でしたが、
共演者が結構凄いのです。
永山絢斗、段田安則、安藤サクラ、大山イヌコ、奥菜恵等の中心メンバーに加え、
脇役に六角精児、串田和美、石田卓也、佐藤江梨子、市川由衣、麻生久美子、、、
何とも豪華な使い捨てのような起用方に感服です。
特に、女性陣がいつもと一味違う役作りで面白かったです。
犯人役の奥菜恵や、
警察官に殺される佐藤江梨子、
人を轢くトラックの助手席に座る怪しい女の麻生久美子とか、、、
皆ハッチャけてました。
コンビニ店員の市川由衣は相変わらずメチャ可愛かったです。
安藤サクラはこの程度のアクの強い役はお茶のこサイサイでしょう。
大山イヌコ共ども自然体の演技力は流石と言えます。
男優陣は皆上手で、物語に溶け込んでいて良かったです。
永山絢斗は、何人も人を殺しているのに何とも甘いマスクのゆるキャラを上手く演じていて、
なかなか才能あるなあと感心させられました。
段田安則や串田和美、六角精児はもっと出番が欲しかったです。
石田卓也に至っては何時の間にか出番が過ぎていきました。
何とももったいない、、、
そんな実力者達を押しのけて、
主演の成海璃子は堂々の演技でした。
彼女は何とも不思議なキャラクターで、
可愛いし、演技は確実に上手になっているし、
でも、色っぽくはないし、汚れる役はやらない、、、
それでもこのような主役を着実に取るのは、
主役としてのオーラを持っているのでしょうか、、、
子役の域から脱し、立派な大人になって来ていて、
これからの大人の女としての役作りをどうしていくかが注目でしょう。
大変楽しみです。
映画としては、
構成が大変に面白く、
様々な事件、事柄がバラバラに進行しつつ、
やがて一つのストーリーに結ばれていく。
また、時間軸も過去に戻ったり、それも何年も前だったり、昨日だったり、
それが幾重にも重なりながら、やがてそれらも主時間の進行に収れんされていく。
不安定な精神状態の主人公が、やがて一つの強い意思を持つようになるのと、
大きなうねりのようにリンクしていく様が大変に面白かったし、良かったと思います。
ストーリーとしても以上のようなスパイラル感のある中で、
それでも起承転結がしっかりあって、
どっしりと安定した物語になっていると思います。
沢山人の死ぬシーンがあるのに、何処かコミカルで、
一言で言ってシュールな作品です。
大きな心で許してあげる度量の広さを観る側にも求めているような感じでした。
評価は、: ★★★+ 3.5点です。
ブラックユーモアを許せる余裕のある時に、
コミカルで軽快な気分にさせてくれます。