昭和天皇の弟で最高齢の皇族となる三笠宮さま(95)が、皇居にある三の丸尚蔵館で開催されている美術展を鑑賞されました。
三笠宮さまは7日午前10時ごろ、ご夫妻で皇居にある三の丸尚蔵館に到着されました。三の丸尚蔵館では、1945年に空襲で焼失した「明治宮殿」に飾られていた香炉やついたてなど20点を展示した美術展が開催されています。ご夫妻は高円宮妃久子さまと一緒に、一点一点じっくりと展示品を鑑賞されました。美術展には明治宮殿の写真や図面なども展示されていて、ご夫妻は「ここに大きな階段があって宮殿につながっていて」などと当時を思い出されていました。鑑賞を終えた三笠宮さまは、「懐かしいものばかりでした」と笑顔を見せられました。