東京・品川区の大井埠頭で、覚醒剤17キロを密輸したとしてアメリカ人の女が逮捕されました。
アメリカ人のタラ・イボンヌ・クルツ容疑者(41)は先月21日、品川区の大井埠頭に覚醒剤3キロ、2億4000万円相当を密輸した疑いが持たれています。警視庁によりますと、覚醒剤は、タイのバンコクからクルツ容疑者に送られてきたソファーセットの背もたれ部分に隠されていたということです。船便で到着した荷物を東京税関が検査をして発覚し、最終的に合わせて17キロ、13億6000万円相当の覚醒剤が見つかり、押収されました。取り調べに対し、クルツ容疑者は黙秘しています。覚醒剤17キロは、今年に入って警視庁が押収した量としては最多だということです。