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ジョブズ死去とiPhone4S発表にまつわる「妄想」

編集者の日々の泡
アップル創業者のスティーブ・ジョブズが亡くなって、どこのメディアも大騒ぎで追悼特集を組んでいる。知り合いもジョブズインタビュー経験があるためか、急激多忙とのことだ。

私はつらつら書いてきたように、アップルという企業の体質は嫌いだ。しかしジョブズの経営者・ビジョナリーとしての力量がきわめて優れていたことは、火を見るよりも明らか。

特に私がそう思うのは、創業時ののどかで力強いエピソードなどではない。そうではなく、追放されていたジョブズがアップルに復帰したときの行動だ。

彼があの時点でマイクロソフトから金を引っ張ってこなかったら、アップルはあのときどうなっていたかわからない。ジョブズの力量はたいしたものだ。


独禁法などもちらつかせながらビル・ゲイツを口説いたんだろうが、あれはジョブズでないと難しかったろう。なんたってアップルから見ればMSは当時「最大の敵」だ。しかもアップルは当時企業存続の危機を迎えており、MSから見れば「ほっとけばいい」だけの話だったからだ。

ゲイツを口説き、かつ社内外の反対やMSを蛇蝎のごとく嫌う一部アップルマニアを押し切って「最大の敵の出資を仰ぐ」決断を下すのには、「創業者」という威光が必要だ。トヨタだって企業危機になると豊田家が経営トップに座って求心力を再構築したりするわけだし。



あと死去のタイミングには、語られてない部分があるのかもしれない。

なんたってiPhone4S発表が米国時間10/4、死去が同10/5だ。iPhone4S発表のインパクトを薄めないよう調整した可能性はある(私がジョブズだったら、死に際して自らそれを望む)。

ちょっと前、ジョブス死去説がまことしとやかにネットに流れていた。あれがなにかの兆しだったのかもしれない。まあ私の「妄想」なので、このくらいにて。

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