2011年5月27日
インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で中傷する書き込みを掲載されたとして、タレントの麻木久仁子さんがネットの接続業者・浜松ケーブルテレビ(浜松市中区)に発信者情報の開示を求めた訴訟で、静岡地裁浜松支部(中野琢郎裁判官)は26日、発信者の名前や住所、メールアドレスの開示を命じる判決を言い渡した。
判決によると、書き込みは1月4日、同社を経由して掲示板に掲載された。麻木さんは、発信者に損害賠償と謝罪広告の掲載を請求するため、同社に情報開示を求めていた。中野裁判官は判決の中で「書き込みは事実ではなく名誉毀損(きそん)に当たるのは明らか」と述べた。
同社は「名誉毀損の判断は難しく、裁判所の判断に委ねた。判決に従う」としている。
マイケル・サンデル教授のブームで時ならぬ注目を集めた「哲学」。筆者は大人気の背景に、哲学が「建設的な役割」を果たせていない日本の思想界の問題を見いだす。