無登録で法定の最大29倍の利息で金を貸していたとして、千葉県警生活経済課は6日、貸金業法違反と出資法違反の容疑で、東京都板橋区徳丸、韓国籍の会社役員文公秀容疑者(39)ら男4人を逮捕した。同課によると、同容疑者は「知らないし関係ない」と否認しているという。
同課によると、客のほとんどは日本人の夫を持つ外国人女性。貸付額は通常1人当たり5万〜10万円だったが、「義理堅く確実に返済してくれる」と韓国人には数十万円を貸していたという。
逮捕容疑では、4人は共謀して無登録で貸金業を営み、2010年1月〜11年4月、同県船橋市のフィリピン人女性(43)ら外国人女性5人に、法定年利の9〜29倍で金を貸し、利息計95万6500円を得た疑い。
[時事通信社]