北海道ヒグマ射殺 “胃は空”
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北海道ヒグマ射殺 “胃は空”

10月6日 21時34分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

札幌市の市街地などでクマの目撃情報が相次ぐなか、6日午後、札幌市の隣の恵庭市の山林で体長2メートルを超えるヒグマが地元のハンターに射殺されました。ハンターが調べたところ、木の実が凶作で、山にエサが少ないなか、胃や腸には何も入っていなかったということです。

6日午後2時半ごろ、北海道恵庭市盤尻の山林で、地元の猟友会に所属するハンターの67歳の男性が、ヒグマを見つけて、その場で射殺しました。射殺されたヒグマは、体長およそ2.2メートル、体重は100キロほどで、3歳くらいのオスだということです。札幌市など北海道では、エサを求めて市街地に出て来るクマの目撃情報が相次いでいますが、北海道によりますと、ことしはドングリなどクマのエサになる木の実が凶作で山に少ないということです。クマを撃ったハンターは、「胃や腸を調べたら何も入っていなかった。山にエサが無いんだなと思った」と話していました。