=お知らせ=

◎前年を上回る荷動き=福島産米
    
2011年10月3日(金)15時25分
 9月の仲介数量は35万7,100俵。うるち米26万0,800俵、もち米1万7,000俵、規格外米・中米3,600俵、くず米5万6,700俵、その他1万9,000俵を取り扱いました。
 品種別では、うるち米が前年同月比115%と伸びたものの、もち米は同比74%、くず米同比95%減となりました。
 放射能の影響が懸念された福島産米ですが、中通産ひとめぼれ1等が関東着1万2,600円で売り出されました。安いというインパクトから手当てが殺到、会津産コシヒカリ1等関東着1万4,300円、会津産ひとめぼれ同1万3,300円にも買いが入り、結果的に前年同月を上回る荷動きをなしております。

◎放射能の影響は支障無く、取引き順調
    
2011年9月2日(金)10時35分
 8月の仲介数量は16万2,000俵。うるち米12万7,000俵、もち米5,000俵、中米・規格外米5,000俵、くず米6,000俵、外国産米4,000俵、その他1万5,000俵を取り扱いました。
 関東産新米の刈り取りが始まりました。出回り当初、千葉・茨城の早場米地区から微量の放射能が予備検査で検出され、影響が心配されましたが、順調に取引きされています。千葉産ふさおとめ・ふさこがねの仲介俵数は対前年を上回っています。茨城産あきたこまちも安全性が確認できた地区の米からご紹介しております。ご安心ください。

◎原発の影響で22年産に手当て回帰▽
    
2011年7月1日(金)15時00分
 6月の仲介数量は20万4,300俵。うるち米14万1,800俵、中米・規格外米2万7,400俵、もち米4,500俵、くず米1万0,900俵、外国米200俵、その他1万9,500俵を取り扱いました。
 「静岡の製茶からセシウム」報道があった20日過ぎあたりから、「これから刈り取る新米は放射能が心配。22年産を積み増す」の回帰行動が卸・小売、全国的に始まり、うるち米とすそものみけん中米を中心に手当てが伸びました。
 うるち米を銘柄別で見るとコシヒカリ3万5,000俵、あきたこまち2万0,100俵、ひとめぼれ2万0,000俵、その他銘柄6万6,700俵が成約しました。端境期に対前年比109%の手当てが入ったわけですから、市況相場は高騰を見ました。わずか数日の間に全銘柄が400〜1,800円の異常な値上がりを記録しました。


◎市中手当に流れ込む
    
2011年6月1日(水)14時40分
 5月の仲介数量は20万1,900俵、うるち米16万8,400俵、もち米4,600俵、くず米1万1,500俵、外国米1,600俵、その他1万5,800俵の内訳。「大手卸がJA残玉を押さえた」(中部圏卸)ことから、仕入れの道を閉ざされた需要筋が、市中手当てに流れ込み、主食用米を中心に前年同月比124%を取り扱いました。
 うるち米を銘柄別で見るとコシヒカリは3万4,000俵、あきたこまち1万8,600俵、ひとめぼれ2万0,800俵、その他銘柄9万5,000俵が成約になりました。特にコシヒカリは卸から小売への荷渡りが滞り、不足感に拍車がかかりました。関東産コシヒカリの場合(1等置場値)、ゴールデンウィーク前まで1万5,500円台を保っていた取引価格は、手当難から高騰し1万7,500円を超える成約もみられ、混乱相場はあきたこまち・ひとめぼれに飛び火しました。

◎コシが今シーズン最高値相場7,400円
    
2011年5月2日(月)11時10分
 4月の仲介数量は22万俵、うるち米15万4,000俵・もち米6,600俵・特定米穀4万4,000俵・その他1万5,400俵の内訳でした。全般的に原発事故の解消が不透明で、新米出回りに不安を抱えた環境から、主要銘柄中心に積み増し手当てが進み、前年同月比118%の取り扱いとなりました。
 うるち米を銘柄別で見ると、コシヒカリ4万1,500俵、あきたこまち1万5,100俵、ひとめぼれ2万4,300俵、その他銘柄米13万9,100俵が成約しました。特にコシヒカリは需要が高く、出回り不足の需給環境では値がつり上がりました。月末には手当て一巡から価格上昇は落ち着きましたが、各産地コシヒカリとも今シーズン最高値の相場が建ちました。次のとおり(1等近県着値基準)。
 ▽新潟産コシヒカリ2万4,300円▽福島産コシヒカリ1万5,700円▽茨城産コシヒカリ1万5,700円▽滋賀産コシヒカリ1万5,500円▽兵庫産コシヒカリ1万5,800円▽広島産コシヒカリ1万5,500円

◎震災特需で扱い増
    
2011年4月1日(金)16時00分
 
3月の仲介数量は25万3,500俵、前月比129%、前年同月比134%でした。取り扱い別では、うるち米が21万俵(前月比5万0,700俵増)、もち米・特定米穀関連は前年並みでした。
 うるち米を銘柄別で見ると、コシヒカリ5万0,600俵、あきたこまち1万7,900俵、ひとめぼれ3万3,500俵、その他銘柄10万7,000俵が成約となりました。コシヒカリは前月並み、ひとめぼれとその他銘柄が増、特にその他銘柄は震災特需で大きく動き、前月比2倍の俵数が手当てされました。

◆謹んで地震・津波による災害のお見舞いを申し上げます。
    
2011年3月15日(火)13時45分
 
この度の地震・津波により被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。一日でも早い復旧をお祈りいたします。
 弊社・東北支社(仙台市青葉区)社員の安否が確認できました。ご心配をおかけいたしました。電話回線の混乱で連絡にご迷惑をおかけしておりますが、可能な限り皆様のお力となるべく取り組む所存でございます。

 がんばろう東北 東北支社一同

◎新潟・福島コシ拾われる
    2011年3月1日(火)
 
2月の仲介数量は19万6,000俵、前月比79%、前年同月比92%だった。取り扱い別では、うるち米が16万俵、前年比2万3,000俵増と伸びたが、造り規格外・中米等、特定米穀関連の動きが低調で、前年・前月割れとなった。
 うるち米を銘柄別でみるとコシヒカリが6万2,000俵、あきたこまち2万4,000俵、ひとめぼれ1万9,000俵、その他5万4,500俵の取り扱い。うるち米全体の39%を占めたコシヒカリは、新潟産が前月比3,600俵増、福島産同5,000俵増、関東産コシヒカリ同4,000俵減、新潟・福島米に手当てが進んだ。
 2月の相場は全般的に上げ止まったが、買いが根強い新潟産コシヒカリは続伸、月末の成約価格は1等置場1万9,250円、前月比500円高で終えた。また、福島産コシヒカリも横バイから小幅上げに転じ、中通コシヒカリは1等置場1万3,800円が月末に拾われた。

◎過剰米処理決定で仮需が膨らむ

    2011年2月1日(火)
 1月の仲介実績は24万5,000俵、前月比134%、前年同月比101%でした。
 前月を上回った要因は@米穀機構のエサ米買い上げA政府米買入入札の実施等、過剰米処理から生じる需給環境の変化を察し、仮需が進んだためだ。
 特にコシヒカリに手当てが進み、仲介数は6,500俵、うるち米全体の3割強を占めた。タイト感が強まり、相場高騰の原因となった。

※年末・年始について
    2010年12月27日(月)
 弊社の年末・年始は12月29日が仕事納め、1月6日が仕事始めです。マーケット概況は12月27日が最終レポート、年明けは1月7日からレポートを開始いたします。

◎11月仲介量は約33万4千俵
  
  2010年12月2日(木)
 当社の11月仲介数量は33万4,800俵で前月比64%、前年同月比92%でした。うるち米は先月を上回りましたが、くず米に追加手当てが入らず前月比44%、仲介数量減にのしかかりました。今年のもち米手当ては、手当て先行が特徴で9月・10月・11月の3ヶ月の累計は8万3,300俵。昨年の9〜12月の4ヶ月実績8万2,700俵を1ヶ月残しクリアーしました。正月手当ての峠は越えたと思われます。