平成23年産稲わらの放射性物質調査結果について(第2報)
課所名: 農産物安全課
担当名: 農薬・植物防疫担当
担当者名: 松本、岡部
内線電話番号:4053
直通電話番号: 048-830-4053
Email: a4070@pref.saitama.lg.jp
埼玉県は、国の協力を得て東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う平成23年産稲わらの放射性物質調査を実施しました。
県内を4つの地域に区分し、今回1地域(県北西地域)で検体を採取し調査を実施したところ、全ての検体で放射性物質が検出されませんでした。
今回の調査結果と、別途県が実施した玄米の調査結果により、この地域では、土壌改良資材、家畜用飼料及び敷料としての稲わらの流通・利用が可能となりました。
なお、これにより、土壌改良資材及び家畜用敷料としての稲わらは、玄米の調査が終了していない5市(所沢市、入間市、鳩ヶ谷市、和光市、鶴ヶ島市)を除いた市町村で流通・利用が可能となりました。
また、家畜用飼料としての稲わらは県内全域での流通・利用が可能となりました。
記
1 調査地域 県北西地域
2 調査対象 3検体
3 採取日 平成23年9月15日~9月21日
4 結果判明日 平成23年10月6日
5 結果
分析機関:財団法人 食品環境検査協会
調査地域 | 放射性物質の濃度(Bq/kg) | ||||
放射性 セシウム 134 | 放射性 セシウム 137 | 放射性セシウム 134と137の合計 実測値 | 放射性セシウム 134と137の合計 換算値※1 | ||
県北西地域 | 秩父市 | 検出せず | 検出せず | - | - |
本庄市(本庄) | 検出せず | 検出せず | - | - | |
本庄市(児玉) | 検出せず | 検出せず | - | - | |
暫定許容値 (Bq/kg) | 土壌改良資材400 家畜用敷料400 | 家畜用飼料300 |
定量下限値:放射性セシウム20Bq/kg
※1 「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。
※2 家畜飼料の暫定許容値算定の根拠とする飼料の水分含有量が80%と規定さ
れているため、水分含有量80%に換算した。
各地域区分における市町村名
地 域 名 | 市 町 村 名 |
県南地域 | さいたま市、川口市、鴻巣市、上尾市、草加市、蕨市、戸田市、鳩ケ谷市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、北本市、伊奈町 |
川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ケ島市、日高市、ふじみ野市、三芳町、毛呂山町、越生町 | |
東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町 | |
県北西地域 | 秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村 |
本庄市、美里町、神川町、上里町 | |
県北東地域 | 熊谷市、深谷市、寄居町 |
行田市、加須市、羽生市 | |
春日部市、越谷市、久喜市、蓮田市、幸手市、宮代町、白岡町、杉戸町、松伏町 | |
県東地域 | 八潮市、三郷市、吉川市 |
■調査全般、土壌改良資材に関するお問い合わせ先
農林部農産物安全課農薬・植物防疫担当 Tel:048-830-4053
■飼料、敷料に関するお問い合わせ先 農林部畜産安全課畜産振興担当 Tel:048-830-4194
■米の生産に関するお問い合わせ先 農林部生産振興課主穀担当 Tel:048-830-4145