(cache) 画家の元永定正さん死去 ユーモラスな抽象絵画 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 画家の元永定正さん死去 ユーモラスな抽象絵画


     個展で笑顔をみせる元永定正さん=2009年1月9日、東京・西新宿

     豊かな色彩と柔らかな形によるユーモラスな絵画で知られた画家の元永定正(もとなが・さだまさ)さんが3日午後9時42分、前立腺がんのため兵庫県宝塚市内の病院で死去した。88歳。三重県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は画家で妻の中辻悦子(なかつじ・えつこ、本名元永悦子)さん。

     1955年、吉原治良さんらの前衛美術グループ「具体美術協会」に参加。絵の具のたらし込みなどによる躍動的な絵画で脚光を浴び、国内外で活躍した。その後、単純な形態による詩的な抽象表現に転じ、おかしみのある題名とともに人気を集めた。

      【共同通信】