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丸岡いずみ 原稿を噛むと日テレアナウンス室で歓声あがった

2011.10.05 16:00

『news every.』のキャスターだった丸岡いずみ(40)が、8月29日を最後に番組から姿を消してすでに1か月がたつ。『ミヤネ屋』での宮根誠司(48)との掛け合いで人気を博し、その童顔から当時は「奇跡の38歳」ともいわれた彼女に、一体何があったのか。

 日本テレビの局員はこう語る。

「女性社員の中でも屈指の酒豪で、周囲の男性スタッフに“合コンのセッティングよろしく!”と軽口を叩いていた丸岡さんが、今年の春頃からみるみるテンションが落ちていった。表向きは体調不良となっていますが、精神的に相当参っていたらしい」

 局は「体調の回復をみながら、復帰時期を検討します」(総合広報部)と説明するが、問題はそう簡単ではないようだ。

「番組の視聴率がふるわないのは“自分の進行が拙いせいだ”と責任を感じてしまったようなんです。元々彼女はアナウンサーじゃないし、中途入社だから局内での実績も乏しい。常々プレッシャーを感じていたようです。記者であるにもかかわらず、女子アナ以上の人気を持つことで、やっかみも多かった。彼女がニュース原稿を噛むたびに、アナウンス室で“わ~!”“またやった!”と歓声があがったという話もある。大好きなお酒の誘いもいつの間にか断わるようになっていた」(前出・日テレ局員)

 精神的に参っていたところを助けようとしたのが、木村優子・アナウンス部長(50)だったという。木村部長は30代でアナウンス部から報道局に異動して、記者としてニュース番組のキャスターを務めたことがある。まさに今の丸岡と似た境遇を経験していた。

 丸岡に近い番組スタッフがいう。

「木村部長は、丸岡さんを励ましながら、キャスターの心得を丁寧にレクチャーしたそうです。ですが、完璧主義者の木村部長のアドバイスは、すでに深い悩みの最中にあった丸岡さんには“私にはこなせない!”と逆効果になってしまったみたい」

 現在、丸岡は徳島県にある実家で静養中という。奇跡の復活はあるのか。

※週刊ポスト2011年10月14日号

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