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一方、米海軍太平洋艦隊司令官ウォルシュ大将は、東日本大震災に際し、ハワイから来日して横田基地に約1カ月滞在し日本への支援活動に尽力されました。
大日本大震災での活躍が評価されペンタゴンへ栄転
固い握手を交わす新旧の指揮官
新しい第7艦隊司令官スイフト中将は、ウォルシュ大将の下で働いておられました。
また、新しい自衛艦隊司令官河野海将とは、統幕副長当時のカウンターパートであり、旧知の仲と聞いていますので、横須賀において新しい海上共同体制を構築してくれることを楽しみにしています。
バンバスカーク中将は、第7艦隊司令官の勤務期間は通常2年だそうですが、今回の米海軍の人事において1年足らずでペンタゴンに栄転されるそうです。
勤務期間が規定の2年に足りない異例なものだそうですが、今回のオペレーション「TOMODACHI」の成果を考慮されて、政府内で叙勲の検討が行われていると聞いています。勤務期間の長短ではなく、勤務中の成果を評価していただき是非栄誉が与えられることを祈っています。
交代式後の艦上レセプションには多くの人が集まり、一変して和やかな雰囲気でバンバスカーク中将へのお礼や思い出話、スイフト新司令官への期待等々の話に花が咲きました。
いずれにしても、バンバスカーク中将の人柄をよく知っている日本の関係者の多くからは、「また太平洋に指揮官旗を掲揚して下さい」と、第7艦隊司令官としての勤務期間が短かった分をペンタゴンの任務を終えられた後には、是非太平洋艦隊司令官として勤務され、また来日されることを期待して声をかけて別れを惜しんでいました。
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