バスケ青春の詩

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自分の想いの言葉を綴っています。

家族の想い

2011-10-04 05:15:44 | 記事一覧
平成23年10月4日 火曜日
 
「家族の想い」


長女のこと、

他人の手にかけられ命を奪われたこと…

その因果がどこにあろうと、

その因果を作ったのは娘の正当性を欠いた行いにあったとしても…

娘を亡くした自責の悔やみや、

消すことの出来ない悼みは、

遺された家族…

娘の母、娘の妹、娘の弟
、娘の父…

それぞれが心に深く消せない傷として抱えています。

家族のそれぞれが、
その深い想いを互いに抱えながら、

その心を互いにひらくことが出来ずに暮らしています。

それぞれがそれぞれの
悼みを抱えていることを知りながら、

互いにその傷を癒すことが出来ないのです。

なぜなら、
それぞれの心の中に、
それぞれの長女がいるからです。

その長女を想うそれぞれの気持ちが、

互いの悼みを思いやることはできても、

お互いの心を癒すことはできないのです。


その哀しみや悔やみや悼みや怒りなどの気持ち…

それぞれが長女に持つ想いが違うのです。

その想いの表現の仕方が…

密やかなものにしたい長女の妹と、

長女の生きた証しを
ネットで伝え遺そうとした長女の父とが、

衝突するのは当然の結果です。

長女の妹はソーシャル・ネットワークを忌み嫌うようになったと思うのです。

長女の父が、
長女が亡くなったことをソーシャル・ネットワークで無造作に流し、

今でも、それを続け…

ましてや父が自分の
生活にネットで干渉していることに激怒しました。

我が子を思う親ごころだろうと…

長女の妹にとっては許しがたいことだったのは当然でしょう。

今も心の底から私がやってきたこと、

今も続けていることに
耐えられないのかもしれません。

しかし、それぞれの
家族が長女を思い続けながら…

長女のことを密やかにしておきたい想いと、

密やかにしておきたい
やり方が異なるのです。

長女の妹は、私と衝突したことで…

ソーシャル・ネットワークをいきなり断ち、

一方で私は、
ネットにバスケのことなどを綴り続けることで、

長女のことを内に秘めて辛さを忘れようとしてもがいているのです。

長女の母も長女の弟もその辛さに触れたくはないのです。

しかし、何かにつけて想い出すのです。

その辛さ悼みを家族のそれぞれが、

それぞれに心に刺され
もがいているのです。

長女を亡くしたことは
、家族が触れたくない大きな陰なのです。


一方で、その密やかな想いを共有できるのは家族しかいないのです。



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