道
そんなこんなで、SMAPさま、
デビュー20周年おめでとうございます。
今日のこの日が、5人誰一人欠けることなく、
6人全員元気で迎えられて、
本当に本当によかった。
5人が5人でいることは勿論なんですが、
あのー、あれだ、正直、森ちゃんが
もしまともな社会人としてまっとうに生きていなかったら
やっぱり今日の意味は変わってきたと思うんです。
だから、森ちゃん含めて、6人におめでとう。
「元SMAP」という看板を、たった一人で
寡黙に担いできた彼も、
私は、確かに「SMAP」なのだと思っています。
そんでー… うーん、何だろうな。
まあ、まさかの一万人握手を敢行しちゃったのとか
慎吾のずっと中居木村の背中を追いかけてきた発言(意訳)とか
何か…… まあまあ、うん、
ほんとSMAPって…!!! と思っているのですが。
(伝わりにくい)
(すみません)
20年。
よくもまあ、5人欠けずにきたよなあと
つくづく感じています。
あの、01年の名古屋ドームで、
時々どうしようもなくぽっかり空いていたスキマを
今でも思い出します。
あのとき、4人になってしまう未来だって
きっとあった。
そうやって考えたら、
それ以外にも5人別々の道を選んでもおかしくない瞬間が
私が見ているだけでも幾度もあったし、
本人様達にしたら
もっともっとあったことだろうと思います。
それ全部くぐり抜けて、
今ここにいる。
それは、誰でもない、彼ら自身が選んだ未来。
それが、本当にすごいと思います。
去年から今年にかけて、
ごろさんが「十三人の刺客」でずいぶん評価をあげたとき
私、こっそり泣いたんです。
ごろさんなら、べつにあれくらいどーってことない。
彼のポテンシャル考えたら、余裕で出来る範囲だし、
事実、彼は素晴らしい演技を見せてくれた。
でも、これやれるところに来るまで
10年かかっちゃったって。
あの日、あんなことがなかったら。
いや、ごろさんが、SMAPでなかったら
あれくらいのこと、事件にさえならなかったはずなのにって。
勿論、あの日でSMAPであることをやめていたら
ごろさんの実力を発揮する日は
来なかったかもしれないし、
口さがない人たちはきっと、
SMAPだからあんな事件起こしても
あれほどのやりがいある仕事が来るんだよって
言うだろうけど。
でも、20年のうちの半分を、
ごろさんは堪えて堪えてきたんだよなあって思います。
やりたかったこと、やってみたかったこと、
その年齢でしか出来ないこと。
27歳から37歳までなんて、
ほんとは男役(?)として一番人をうならせることが
出来る時期のはずだったのに。
きっと、ごろさんほどでなくても
中居ちゃんも木村センセイも剛も慎吾も、
堪えてきたことは、たくさんあったと思います。
それでも、SMAPでいてくれた。
私は、5人が好きだから、
単純に、解散もせずに今日まで来てくれて
そしてこれからも5人でいようとしてくれてありがとう、と思うけれど、
あの人たちは、どんな気持ちで
「SMAP」の看板を担ぎ続けてきたんだろう。
それを思うと、陳腐ですが、
「奇跡」という言葉を思います。
だって、この夏、めでたくファンライフ19年目に入った私ですら
彼らが、まさかこんなに長く続く、
日本中が知ってるようなグループになるなんて
ゆめにも思わなかったですから。
でも、だからこそ人生は面白いのかもしれないと
思います。
ブロードウェイ版のWSSの終盤に
「夢見る(「信じる」だったかな?)力が足りなかった… 僕たちの場所」
というトニーのセリフがあります。
私は、初めてそれを聞いたとき、
泣きながら
「お前に足りなかったのは、夢見る力じゃなくて計画性だよ!」と
思ったのですが、
SMAPさまを見ていると、
夢見る力ってあるのかもしれないと思います。
信じただけじゃ夢はかなわないけど、
信じない夢なんて、はなっからかなわない。
この道がどこへ続くかわからなくても、
きっと未来へ続いていると、信じて夢見て歩いたとき
そこは切り拓かれ、踏み固められて
正しく「道」になるのではないかと思います。
SMAPさま、デビュー20周年、
本当におめでとうございます。
これからも、ずっとずっとついていきますので、
首を洗って待っててください。
(まあ、追いつける気なんてさらさらしないのですけどもね!笑)
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